『じいちゃんと平和に暮らす、そんな当たり前のことも出来ない世の中なら…』
『ぶっ壊すしかないでしょ、グーパンで!』
プロフィール
名前 | マッシュ・バーンデッド |
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誕生日 | 11月11日(ポッキー日) |
年齢 | 16歳 |
性別 | 男性 |
身長 | 171cm |
体重 | 66.5㎏ |
足のサイズ | 26.5cm |
一人称 | 僕 |
呼び名 | マッシュ、マッシュくん、マッシュ・バーンデッド、キノコ頭 |
所属 | アドラ寮 |
固有カラー | 赤 |
家族 | じいちゃん(養父) |
趣味・休日の過ごし方 | 筋トレ、シュークリーム作り |
好きな食べ物 | シュークリーム |
苦手なもの | 扉の開け閉め、難解な説明 |
得意科目 | 筋肉で解決出来るもの |
苦手科目 | 筋肉で解決出来ないもの |
好きな言葉 | 大腿四頭筋 |
好きな異性のタイプ | 森育ちだからよくわからない |
よく訪れる学校スポット | トレーニングルーム、寮のキッチン |
お小遣い使用例 | シュークリームの材料、プロテイン |
CV | 小林千晃(アニメ版) / 花江夏樹(原作PV) |
舞台演者 | 演:赤澤遼太郎 |
概要
『マッシュル-MASHLE-』の主人公。魔法が全ての魔法界において魔法を一切使えない少年。
自衛のための筋トレを毎日続け、常人離れなほどに鍛え抜かれた筋肉を持つまでに成長した。
赤ん坊の時に捨てられていた自分を拾ってくれた養父レグロ・バーンデッドと森の奥の家で二人暮らしをしていたが、魔法警察に存在を知られ、ブラッド・コールマンの手引きにより、魔法学校に行き神覚者に選ばれるためにイーストン魔法学校・アドラ寮へと入学する。
寮の部屋は302号室。
クラスメイトで友人のフィン・エイムズと同室でありルームメイトでもある。
人物
基本的にローテンションでほとんど表情が変わることはない。ただし、心を許した者には微笑みを見せる描写から、人並みの感情を持つ。
シュークリームが大好物であり、いかなる時でもためらわずに食べるほどで、シュークリームが関わるとかなり行動的になる。自分で作ることも出来る(尚、シュークリーム以外は何も作れないというか、何を作ろうとしても次のコマやカットではシュークリームになっているという謎現象が起こる)。
ちなみに甘党なワケではなく、シュークリーム以外なら豆や野菜をモリモリ食べてるとの事。
基本的には温和でおとなしく、非常に素直な性格。
ド天然な性格の持ち主でもあり「押し戸か引き戸か迷った結果ドアを破壊する」「魔法を使う課題を筋力で強引にこなす」など、周囲を唖然させる行動も目立つ。困っている人がいると基本的には助けるが、相手の行動を疑わないタイプのお人好しではなく、ツッコミどころがあればさすがにおかしいと思う。
また、余り表情が変わらないためにわかりにくいようだが、家族や友人への想いは大きく、バカにされたり自分の周りの人間に危害を加えられたりした際には激情に駆られ、相手に対して過激な行動(報復行為)を取る事を厭わない部分も目立つ。感情表現の1つとして、人差し指を下に下げる挑発行為を行うことも多い。
非常にマイペースで肝が据わっており、基本的に何があっても殆ど動じることが無いが、全く傷ついていないわけではないようで、編入試験やドゥエロなどでブーイングを受けた際は「帰りたい…」と溜め息混じりで落ち込むなど、案外ナイーブな一面も見せる。やはり素直だからだろう。
女性に対して関心を見せる事がなく、レモン・アーヴィンの好意に気づかなかったり、ローレン・キャバスが魔法を使って魅了しようとしても通用しなかった。ただし、常に献身的な行動をするレモンには思うところがある節を見せている。(最終回やファンブックによると、「メンヘラ」「情緒が大変心配」であるが、二人が結ばれるかどうかについて作者は、「ご想像におまかせしまっちょ」と回答している。)
容姿
一見すればどこにでもいる平凡な少年に見えるが、腹筋がバキバキに浮かび上がった肉体を持っており、脱げばすごいタイプ。
身長171cm。足のサイズ26.5cm。
髪型
黒髪のマッシュルームカット。そのため、周囲からは「キノコ頭」「キノコ」などという仇名をつけられている。
服装
森で暮らしていた頃はワイシャツと黒ズボン、魔法学校にいる時は制服であるローブ、筋トレをする時や本気を出す時には黒のトレーニングウェアに身を包むなど、状況に応じて使い分ける。
ちなみに着替えはメチャクチャ速い上に綺麗に畳まれている。
顔
基本的に魔力を持っている人間は、顔に線型のアザが浮かび上がるが、魔力の存在しないマッシュには当然ながら本来は顔にアザなど存在しない。
そのため、ブラッドの手によって偽のアザを一本左頬に入れられている。
同年代の生徒のほとんどからは「ダンゴムシを飼っていそうな根暗」と酷評されているが、端正な顔立ちをしている(本人に自覚はないが)。
戦闘能力
魔力が無いために魔法の類は一切使えないが、自衛のためにとレグロからは筋トレを課されたことで、常人離れした筋力と身体能力を持つ。鍛え上げられた肉体は極めて強靭で常人ならば倒れてしまうほどの重傷を負っても平然としていられるほど。
戦闘の際にはそれら筋肉の名前を冠した「魔法を使う」という名目で、「箒を異常な速さで放り投げ、さらにそれに異常な速さで飛び乗る」といった、ある意味、魔法よりも魔法的な現象すら生み出せるようになっている。そのため当初は身体強化魔法と勘違いされていた。そりゃあそうだ。
咄嗟の機転で相手を自分に有利な局面に持ち込む策や罠を積極的に多用しており、戦術面に関しては意外にも頭脳派な面も見せる。
並の魔道士はおろか優等生クラスの魔道士を上回るポテンシャルを秘めている。また、彼の動きには格闘技を思わせるものもあり、関節も柔らかく、魔法攻撃を膝で勢いを殺しつつ受け止めるといった芸当も可能。
ただ、基本的に筋肉によるゴリ押しばかりなので、ギャグ・シリアス問わず彼が暴れた後は例外なく死屍累々の惨状になる。(ドット曰く「滅茶苦茶だこいつ…」)
詳細→マッシュの魔法(物理)
弱点
脳筋故に勉強や情報量が多い(難しい)話が大の苦手。
情報量が多い(難しい)話には気絶して話が止まる事がしばしばあり、簡潔にまとめてもらって漸く理解する。
勉強に関しても、学業は実技の方で(アレでも)なんとかなっていたのだが、神覚者の選抜試験に学力で一定の成績が必要と知った際は、それまで見たことがないほど動揺し、期末前の模擬テストを行った際には壊滅的な点数しか取れていなかった。終いには逃げ出して「土に還りたい」と弱気になる程。しかしその後フィンの激励でやる気を取り戻し、友人達と一緒に猛勉強して赤点を免れた。
あと耳が弱いらしい。
語録
彼はその容赦なく制裁を下す様から、一部では天然ドS などと称されることもある。
以下はそんな彼の一面を表す言葉である。
- 「お前ら全員地獄行き」
唯一の家族を拷問した警察たちに対し言い放った。
彼の人差し指の挑発行為もこの言葉と一緒に行われたのが最初である。
- 「次僕の家族に手出ししたら、殺すぞ」
心を折った警察たちに対し言い放った追い討ちの言葉。
- 「その時はボコボコにしてあげますよ。グーパンで。」
「もし校長が立ちはだかったら」という質問に対する言葉。
- 「謝るのは お前の方」
同室のルームメイトであり友人のフィン・エイムズに対して乱暴し、「頭をつけて謝れ」と言った上級生で高官の息子ロイド・キャベルの頭を地面に叩きつけて言った言葉。
「自分にされたらどう思うか」ということを言外に伝える皮肉もこもっている。
- 「それに一人やったら二人目も一緒だし」
上級生の次に教頭を蹴り倒し、「話がつうじなさそうだったから…」「つい…」と語った後の半ば開き直って言った言葉。
周囲からは「殺人鬼の理論!!」と突っ込まれている。
- 「あなたが僕をいつでも退学させられるように、僕もいつでもアナタを埋められる。
牢屋に閉じ込められようと体が半分なくなろうとも這いずってでも埋める。」
自分を退学させようとした教頭を口封じに生き埋めにしようとした上で言い放った言葉。
- 「あれ? 君も本当は 這いつくばるの好きなの?」
重力で自分を地面に這いつくばらせたランス・クラウンを転ばせて、見下ろして言い放った言葉。
- 「いい加減しろよお前ら…………
上等だよ。今度は僕が10回勝負 受けてやる。
ドット・バレットを女を使って騙し、不利な状況追い込んで一方的にいたぶりその信念を嗤い飛ばした上級生
シルバ・アイアンに言い放った激怒の言葉。
また、この前にも不意打ちで腹を攻撃されたことも彼を怒らせた要因の1つと考えられる。
なお、この時大好物であるはずのシュークリームを相手の口枷に使っている。
- 「今ので2回。10回耐えるんでしょ?
格の違い 見てみたいな。
あと8回 残ってるし。」
シルバを完膚無きまでに叩き潰し、座った上で言った言葉。
もう一撃も耐えられないシルバにとってこの言葉は死刑宣告 同然であり、この言葉で完全に屈服してしまった。
- 「もうやめにしようか。 なんかカワイソウだし。」
倒れ込んだシルバを見下して言った言葉。
この言葉を聞いたシルバは緊張が切れ、意識を失った。
- 「大丈夫。 僕は
男女平等に扱うから。」
シルバとつるんでいた女子生徒を背後からジャーマンスープレックスで叩きつけて言った言葉。
なお、男女平等と言っているが彼にとって地面という武器を使うことは手加減しているとも考えられるため、この場合いは程度は違うが制裁は平等に下すという意味と考えられる。実際、その女子生徒はたんこぶ程度の軽傷だった。
関連イラスト
関連動画
キャラクターPV
関連タグ
脳筋 ポーカーフェイス 根暗 天然ドS 怖かっこいい シュークリーム 物理攻撃 最強 チート
関連人物
- 範馬刃牙(グラップラー刃牙):鍛え抜かれた筋肉と様々な格闘技を武器に闘う主人公の大先輩。
- 影山茂夫(モブサイコ100):容姿が酷似している主人公。ただし、彼の場合は超能力が武器であり、純粋な筋力は皆無である。ただ、己を変えるために日夜筋力トレーニングに励んでいると言う点も繋がりがある。→モブマッシュル100
- 坂本(坂本ですが?)…マッシュと同様に都合の悪いことをその場しのぎで強引にいい方向へと持ってく。
- アスタ(ブラッククローバー)…同様に魔法が使えて当たり前な世界で、魔力が無いので魔法が全く使えないが、マッシュ同様に鍛え抜かれた筋肉を武器に戦うジャンプ主人公。性格は真逆だが絶対仲良くなりそうで「最強ジャンプ」でまさかのコラボを果たした。
- ウィル・セルフォルト(杖と剣のウィストリア):魔法至上主義の世界観で魔法が使えず落ちこぼれ扱いされているが優れた洞察力と怪力の持ち主繋がり。
- ロック・リー(NARUTO):忍者ではあるが、忍術が全く使えず、鍛え抜いた体術のみで戦う忍者を目指しているマッシュと似たタイプ。
- 宮前魅斗(恋か魔法かわからない!):本作同様に魔法が使えて当たり前の世界観の中で、当初は魔法が使えずにいたが、それ以前に格闘術を身に着けていた為に、武術に長けているマッシュと似たタイプ。
- サイタマ(ワンパンマン):限界を超えて鍛えた肉体が武器で、無気力な表情と基本的にローテンションな性格が特徴の主人公繋がり。
- デュース・スペード、リドル・ローズハート(ツイステッドワンダーランド):魔法学校の生徒かつ前者はアニメ版、後者は原作PV版との中の人繋がり。『魔法が使えない異例の新入生』という点では主人公監督生と立場が似ている。
- 柴田源蔵/ケモナーマスク(旗揚!けものみち):超が付く程にケモノをこよなく愛する覆面レスラーであり、ファンタジー作品の先輩でもある。そしてこちらも女性に対してジャーマンスープレックスをかましているが、その相手は一国の王女様である。
- シュタルク(葬送のフリーレン):中の人繋がりで、魔法の類いは使えないながらも鍛え上げた肉体と超人的な身体能力を武器に戦うキャラクター(その気になれば単騎でドラゴンを殺せる)。ただし体術主体で戦うマッシュとは違って、シュタルク身の丈はある程の戦斧を得物としている。また、相当な強者であるにもかかわらず物凄く弱気で人間臭い性格をしており、感情表現の乏しいマッシュとは正反対である。→マッシュタルク
- 伏黒甚爾(呪術廻戦):作中の世界では誰もが多少は持っている「呪力」を全く持たない代わりに超人的な身体機能を持っているという点が似通っている(なおマッシュの場合は先天的ではなく、鍛えて手に入れた強さではあるが)。→呪術マッシュル
その正体(※ネタバレ)
神覚者の選別試験を襲撃してきた犯罪組織『無邪気な深淵』の一人で、以前も一度戦った組織の幹部であるセル・ウォーから、マッシュが何者なのかについて語られた。
彼自身の正体は、組織の首領であるイノセント・ゼロが、ある目的のために儲けた6人の子供の内の一人であり、つまりマッシュはゼロの生き別れた実の息子である。
その目的とは、6人の血の繋がった人間の心臓を使って不老不死の心臓を造り出すという闇魔法である「造体禁忌魔法」を完成させるためであり、ゼロはマッシュに対して親の情など微塵も持ち合わせておらず、自分を更なる高次元の存在へと進化させるための「パーツ」としか思っていなかった。
セル・ウォーは、自分を差し置いて敬愛するゼロに選ばれたマッシュに強烈な嫉妬と敵愾心を抱いており、魔力の無いマッシュを「どうせ無価値な人生だから使ってもらえて良かっただろう」と嘲笑う。
しかし…
マッシュ「えーおもた……」
セル・ウォー「…」
マッシュ「…」
マッシュ「おもたいななかなか…僕の人生…」
マッシュ「とりあえず」
マッシュ「一回寝ます…ZZZZZ…」
セル・ウォー「寝るな」
マッシュ「はっ」
マッシュ「ダメだ… 起きても現実だったぽい…」
自分に関するメチャメチャ重たい話を聞かされショックを受けたにもかかわらず、本人はこのマイペースぶりである。
更にはセル・ウォーは話してる最中にマッシュの拳を食らう。
その直後にマッシュは後述の台詞を言い放つ。
「人生おもたかろうと」
「無価値な人生だろうと関係ないね」
「無敵なんで自分」
「かかってこいよ」
マッシュのメンタルは全くブレることが無かった。
セル・ウォー撃破後、ウォールバーグ・バイガンの救出の際に実父ゼロと再会し、実父に「貴様のような魔法が使えない人間はこの世界で生きていけない」と吐き捨られるも、「筋肉で倒しがいがある宿敵」として認識すると同時に宣戦布告している。
また、神覚者選定最終試験にて生き別れていた実兄の1人であるドミナ・ブローライブと再会しているが、本人はゼロの下で暮らしていた頃の記憶を無くているため、「家族はじいちゃんしかいないから兄弟はいない」と公言している。