蜀漢
三国時代を形成した国の1つで、前漢の中山靖王劉勝の末裔を称する劉備が221年に建てた国。益州(現在の四川省、雲南省、貴州省一帯)を領土とした。首都は成都。
後漢の後継王朝を自認しており、正式な国号は「漢」であるが、前漢、後漢と区別するため、現在では蜀または蜀漢の呼称が一般的。当時は季漢と称していた事例もある。
(「季」は、末っ子の意味があり、漢の後継であるという意図を含んでいる)
劉備が主人公となる関係上、三国志演義の大半は蜀に関連する記述が多くなっている。
真・三國無双シリーズにおいては、中盤までは劉備ら桃園の義兄弟を中心とした猛将揃いの勢力だが、勢力的に大幅に後退する夷陵の戦い以降は諸葛亮を中心に彼らの子供達が活躍するストーリーとなる。また『6』より新勢力として晋が登場したため、国の滅亡がステージとして描かれる唯一の勢力となっている。
主な人物
皇后
皇族
五虎大将軍
武官
蜀の四相
文官