曖昧さ回避
実在の人名
- シド・ミード(Syd Mead) ― アメリカのデザイナー。『ブレードランナー』、『トロン』など多数のSF映画に参加。『∀ガンダム』も彼の手によるもの。
- シド・ヴィシャス(Sid Vicious) ― イギリスのロックバンド「セックス・ピストルズ」のベーシスト。
- シド・マイヤー(Sid Meier) ― アメリカのゲームデザイナー。
- シド(SID) ― 日本のビジュアル系ロックバンド。→シド(バンド)
架空の人名
- シド(『ファイナルファンタジー』シリーズ) ― シリーズを通してたびたび登場する人物名。後述。
- シド・ムンザ ― 『∀ガンダム』の登場人物。
- シド・デイビス ― 『真・女神転生デビルサマナー』の登場人物。
- シド・フォルテンマイヤー 『BulletButlers』の登場人物。
- シド ― 『幻想水滸伝2』に登場するウィングホード。
- シド・アーカイル - 『爆丸バトルブローラーズガンダリアンインベーダーズ』の登場人物。
概要(『ファイナルファンタジー』シリーズ)
各ナンバリングタイトルおよび番外作品にたびたび登場する男性名。
特定の人物のファーストネームもしくはあだ名・愛称として使用されている。
それぞれ別人であり、直接的な血縁関係はない。ただし、その多くは「主人公たちの協力者」「おっさんキャラ」「科学者もしくは技術者」「飛空艇(ゲーム内の飛行ユニット)に関連深い人物」など、一部設定が共通しているのが通例。
しかし、昨今の作品では上記のような通例となった設定は薄れつつあり、時には「イケメンの青年」「主人公」「悪役」として登場することもある。
ナンバリングタイトルの「シド」
シド(FF1)
ファミコン原作には登場しない。リメイク版では、過去に飛空艇を作ったルフェイン人として名前のみが登場。
後の『ディシディア』シリーズに登場する「大いなる意思(ルフェインのシド)」と同一人物と示唆されている。(後述)
シド(FF2)
事実上シリーズ初登場のシド。ややぶっきら棒な性格の飛空艇操舵手。
物語終盤に瀕死の重傷を負い、病床を訪れた主人公たちに飛空艇を「貸して」息を引き取る。
シド・ヘイズ(FF3)
ゲストキャラのひとり。カナーンで妻と2人で暮らす貿易商であり、飛空艇技師でもある老人。64歳。
パーティには加わるが戦闘には参加しない。
シド・ポレンディーナ(FF4)
バロン王国の飛空艇技師。54歳。シリーズ初のプレイヤーキャラ。
シド・プリヴィア(FF5)
カルナックの老学者。火力船や飛空艇の整備・改造を行いバッツ達の旅を助けた。
ちなみに、飛空艇改造を行う際にブリンクを使っているらしい。
家族として、孫のミドが登場した。
シド・デル・ノルテ・マルケズ(FF6)
ガストラ帝国の科学者。シリーズ初(?)の飛空艇に関わっていないシド。
敵国の研究者だが、自責の念から主人公たちに協力する。
世界崩壊後にセリスががんばらないと死亡する。
シド・ハイウインド(FF7)
CV:山路和弘(アドベントチルドレン、ダージュオブケルベロス等)、クリス・エジャリー(英語版)
32歳。『4』以来のプレイヤーキャラ。ロケットパイロットのおっさん。
クラウド・ティファが一時的にパーティから離れた際、ちょっとだけ主人公代行を引き受けた。
『キングダムハーツ』シリーズにもゲスト出演。ラクダシャツに腹巻という、おおよそディズニー世界にそぐわぬであろう「日本の古き良きおっさんスタイル」で登場した。
シド・クレイマー(FF8)
スコールらの通うバラムガーデンの学園長。まま先生の旦那さん。ヘタレキャラ。
シド・ファブール9世(FF9)
リンドブルム公国大公 兼 飛空艇技師。
浮気が原因で嫁さんの怒りを買って作中のストーリー大半をブリ虫→カエルとして過ごす。
シド(FF10)
CV:坂口候一、マイケル・マクシェーン(英語版)
シド(FF11)
バストゥーク共和国大工房工房長。ちなみに上半身裸+エプロン姿である。
シドルファス・デム・ブナンザ(FF12)
CV:大塚周夫、ジョン・ラフター・リー(英語版)
通称「ドクターシド」。シリーズ初の敵キャラで、バルフレアの父。
シド・レインズ(FF13)
CV:中村悠一、エリック・デイヴィス(英語版)
聖府軍准将。イケメンシド。最終的にパーティとは敵対することとなる。
シド・ガーロンド(FF14)
技術者集団「ガーロンド・アイアンワークス」のリーダー。今回もイケメン。
外伝作品でのシド
シドルファス・オルランドゥ(『FFT』)
かつては「雷神シド」と称された剣聖。物語終盤に仲間にすることができる歴代最強のシド。
あまりにも強すぎるため「バランスブレイカー」とも呼ばれている。
シド・ランデル(『FFTA』)
物語の主要人物・ミュートの父親。現実世界では毎日酒場に入り浸っている酔っぱらいだが、イヴァリースでは法の番人であるジャッジマスター(審判騎士)として登場。
戦闘開始時にたびたび登場してはルールを設け、そのルールを破った違反者を罰し、時にはプリズンに連行するなどしてプレイヤーを苦しめた。
女王レメディと王子ミュートに忠実に仕えていたが、異世界のひずみにより現実世界での本来の姿を思い出し、ふがいない自分のせいでミュートを思い詰めさせてしまった事を知り後悔する。以後はジャッジを女王から独立させ、あくまで中立の立場を貫くようになる。
シド(『チョコボの不思議なダンジョン』シリーズ)
『ダンジョン2』から登場した仲間キャラ。
シドタワーに住む技師。シドタンクを初めとした様々なマシンを使う。
以後のチョコボシリーズでもスターシステム的にたびたび出演した。
シド(『時忘れの洞窟』)
CV:三木眞一郎
発明好きのトレジャーハンターのメガネ青年。
シド(『チョコボの魔法の絵本』シリーズ)
作品によって技師だったり絵本作家だったりするメガネ青年。
シド(アニメ『FF:U』)
CV:関俊彦
コモディーンのメンバーの青年。天才発明家で一種妄信的な機械愛の持ち主。
普段は温厚だが、自分の発明品を傷つけられると攻撃的な性格に貌変する。
ちなみに中の人は『ディシディア』に登場しているウォーリアオブライトと同じ。
大いなる意思(『ディシディア』シリーズ)
CV:菅原文太、ロジャー・パーソンズ(英語版)
ナレーション(語り手)として登場。姿は登場しない。
ルフェインのシド(Cid of the Lufaine)が、次元の狭間に漂う神竜と契約し、意思だけの存在となった。作中のレポートの記述などにより、リメイク版『FFI』で名前が語られていたルフェイン人のシドと同一人物であることが示唆されている。
シド・オールスタイン(『FF零式』)
CV:森山周一郎
47歳。ミリテス皇国の元師。各国に存在するクリスタルを全て手中に収めようと目論み、クリスタルを封印する技術を開発した。
シド博士(『ファイナルファンタジー・劇場版』)
CV:小林清志(DVD吹替版)、ドナルド・サザーランド(英語版)
主人公アキと共に生体反応エネルギーを研究する老科学者。