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概要

かみつきポケモン・カジリガメキョダイマックスした姿。

正式名称は『カジリガメ(キョダイマックスのすがた)』。同システムの発表と共に公開された内の一体。

キョダイマックスのパワーによって、胴体を守る甲羅が頭部を覆うまでに大型化し、手足もより太くがっしりとしたものになった。また、や各部の突起も大きさ・数が拡張している。

重量バランスが変化した為か、後ろ足で立ち上がった二足歩行となり、その姿勢から巨体を生かして相手のポケモンにのしかかり押し潰してしまう。

筋力も通常のダイマックスより強化されており、甲羅の中に縮めている長いを急激に伸ばして攻撃する力と、巨大な鉄塔も易々と噛み切ることができるほどのの力が相まって、岩山に一撃で大穴を穿つことが可能。

大昔には岩山を噛み崩して、洪水をせき止めたという伝承も語り継がれている。

公式イラストだと、頭を甲羅に引っ込めている構図なので頭部の形状がイマイチ分かりにくい(これに限らず公式の立ち絵のせいで不格好に見えてしまうポケモンは実は結構多い)が、ゲーム中でしっかりと確認できる頭部は巨大化した体に比べるとかなり小さく、大きく見える青い襟巻きのような部分は縮めた首の皮膚が変形したものである。

このカジリガメが放つみずタイプの攻撃技は『キョダイガンジン』に変化。水技でありながら、相手の場にステルスロックを展開する。

キョダイマックス化したカジリガメを入手するには、レイドバトルに打ち勝って捕獲する必要があった。そして剣盾発売当初はカジリガメを含む剣盾新登場ポケモンのキョダイマックスがピックアップされており、入手のために皆がこぞって戦いに挑んだ……のだが、☆5のコイツはソロプレイだとほぼ運に身を任せないと攻略不可能なほど凶悪な強さを誇っていた

特筆すべき凶悪さはその技によるコンボ。

コイツはよく最初に「ダイロック」を放ち、そこへから更に追い打ちの如く全体攻撃のいわなだれをぶちかまして来るため、必ずと言っていいほど1ターン目でサポートポケモンの誰かがひんしになり、酷い時には1ターン目でプレイヤー以外全員ひんしになることもあった

これはAIの賢さもさることながら、当初ピックアップの☆5レイドボスのレベルを70に設定しており、ダメージが通常のレイドに比べかなり大きくなっていたことも影響していたようである。

ただ四倍弱点であるくさタイプの技で攻めたり、リフレクターを展開したりすれば大分楽になり、単タイプで弱点が1つしかないレイドボス最強のタイプ程の脅威にはならないと考える向きもあった。

ただ、流石にまずいと捉えたのか、以降レベル70のピックアップレイドは廃止され、特別なイベントを除けば60が上限となった。

が、その後のピックアップでもコイツに匹敵する強さのレイドボスが次々登場し、トレーナー達を苦しませた。

なお、キョダイマックス自体は『鎧の孤島』で後付けできるようになったため、がむしゃらにレイドをこなす必要性は薄まり、ゴリランダーの隠れ特性「グラスメイカー」が解禁され、新技「グラススライダー」の追加でソロにおいてもレイドボスとしても対策がかなり楽になった。さらに『冠の雪原』で特性「よびみず」のユレイドルも復活したため、より対策しやすくなった。

オマージュ元

公式からの明言はないが、カイリキーバタフリーが往年の特撮キャラクターを連想させる姿をしており、カジリガメもその一つではないかという説があり、(とくに海外で)他の亀ポケモン同様にガメラの影響が指摘される事が目立つ(ガメラ自身も「カプセル怪獣」だった)。

キョダイマックスカジリガメの場合は、「直立する」「下顎の牙が特に伸びている」「人々を災害から救ったという伝承がある」という点がガメラとの類似性がある。