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現実改変の編集履歴

2024-12-26 13:27:51 バージョン

現実改変

げんじつかいへん

既に存在する現実を改変すること。主にSCPに収容されている物を指す。
  • 創作等で現実とは異なった世界線を描写すること。概念的には歴史改変に近い。
  • 個人(もしくは個体)として「現実」に干渉出来る能力のこと。本項で解説。

概要

もしも○○がこうだったら」等、現実の世界を希望通りの世界に改変する能力を指す。

歴史改変とは違い、元からそうだった今そうなったという既成事実を作り出すのが特徴。また、他人の認識だけではなく物質やそれを形成する宇宙の法則そのものを改変出来るので常識改変とも大きく異なる。


欲しいものがあればなんの努力もせず手に入り、恋愛や人間関係も自由自在。たとえ敵が現れても瞬殺どころか最初から居なかったことに出来る。それどころか自分にとって都合のいい世界や宇宙を一から作り出す事すら可能。文字通りチートの如き能力であり、いわゆる超能力の中でも万能かつ最強の能力と言える。


一方、あまりにも万能過ぎて物語や世界観を破綻させかねない面があり、作中に登場する際には何らかの制約が設けられることが多い(使用者が能力を自覚していない、能力者が意識している部分しか改変できない、能力の発動範囲などに限界があるなど)。あるいは主人公の敵対者や中立的存在しか所持していない事も多い。

もっとも、MARVELコミックでは「現実改変能力者の中でも更にチート級の能力を持ってるがメンタルの強さがその無茶苦茶な能力に追い付いてない」キャラのせいで、ロクデモない騒ぎが度々起きてるが。(アベンジャーズメンバーが次々と死亡、地球上のスーパーパワーの持ち主達が激減した状態で異星人による「見えざる侵略」を迎え撃つ羽目に、など)


例えば『SCP Foundation』では「ヒューム値(現実性)」という値が設定されており、コレが高いと現実強度が高く、容易に改変できないが、逆に低いと現実性が不安定になり、異常な事態が起きやすくなる、幽霊騒ぎなどのオカルト現象はこの現実性が低くなってしまった結果起きるモノで、廃墟が心霊スポットになりやすいのは「安定した現実性を持つ人間の出入りが少なくなったから」「そしてそこに人間が現れた事で土地よりも高いヒューム値を持つ人間の恐れが現実改変によって幽霊などの現象として現れるから」と説明できる(外に連れ出せない、追いかけてこれないのは周りの安定したヒューム値を持つ土地では存在を保持できないため)

また人間の現実性が低くなると「何をやってもうまくいかない」様になる(端的にいうと「現実に負ける」)し、あまり行きすぎると存在すら保てなくなる。

が、逆に高いと低い側に自分の現実を押し付け、自在に捻じ曲げる事が可能になる(微差だとそこまで大規模な改変はできない。また基本的に「周りのヒューム値を下げる」か「自分がバカでかいヒューム値を持っている」結果「ヒューム値の低い側の現実改変を起こしている」ので「常に自分と同じヒューム値を持つ自分自身」の改変は不可能)

コレらに対抗するために「スクラントン現実錨」などの現実改変を阻害する装備が存在し、これは高めのヒューム値を持っているため、現実性の低い場所は安定し、現実性の高い現実改変者はその力場に阻まれうまく現実の改変が行えなくなるなど、現実改変者に対する対抗策も確立しているので、並の現実改変能力者は作中に登場する前に抹殺されている(これは先述の「現実改変能力によって物語や世界観が破綻する」事を阻止する為の設定と言える)。一方、それらの対策が通用しない強力な現実改変能力者、あるいは現実改変能力が通用しないSCPオブジェクトも脅威として存在している。


アダルト系の作品に本タグが使用されている事もあるが、流石に上記のような万能の力が登場する事は少なく、「常識改変」の意味で使用されている事が多い。


一例




関連タグ

常識改変 存在の概念がない世界

ヒューム値

メタフィクション:一部の現実改変はこの要素を持つ。

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