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「……仰る意味はわかります。ただ自分には、まだそんなふうに人間らしい幸福を甘受する資格がありません」

「資格の問題? 気持ちの問題だと思うけどね!」


__奇跡☆決勝戦のウインターライブ SS「友情/第九話」より


「たまに眩しすぎて直視したくなくなるぐらいです__ずっと日陰者だった身としては」


__軋轢◆内なるコンクエスト「愚者の実/第二話」より


「そういう意味では、本当に……。きみはこれから、アイドルになるのかもね」


__奇跡☆決勝戦のウインターライブ SS「友情/第十話」より



スマホアプリ「あんさんぶるスターズ!」及び「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」のキャラクター、七種茨巴日和BLカップリング

それぞれCOSMIC PRODUCTION所属のアイドルユニット、AdamEveのメンバーであり、AdamEveが合体したEdenでは一緒に活動している。


プロフィール編集


(ES2年目4月1日時点)


プロフィール七種茨巴日和
CV.逢坂良太花江夏樹
一人称自分、俺(過去)ぼく
年齢18歳19歳
身長172cm→173cm177cm→177cm
体重60kg→61kg61kg→61kg
血液型A型AB型
誕生日11/147/24
星座さそり座しし座
キャッチコピー侵略のタクティシャン輝くノーブルスマイル
過去のキャッチコピー七色タクティシャン陽光の貴公子

ES1年目では高校三年生×社会人の歳の差カップリングだった。誕生日も日和の方が早いため、同い年になることがなく、7/24から11/13までの114日間は2歳差である。

2024年4月28日より時間軸がES2年目に移行したため、茨が秀越学園を卒業し両方とも社会人になった模様。

また、茨は身長体重共に成長しているが日和は2年目での変化はなかったため身長差が5cmから4cmに縮まり、体重は同じとなった。


呼称編集


茨から日和の呼び方は殿下である。(茨は旧fineのメンバーのことをそれぞれ閣下猊下陛下と呼んでいる)


日和から茨の呼び方は時期によって異なり、Eden結成当初は「茨くん」、結成して数ヶ月経過した秋頃には「毒蛇」と呼ぶ場面もある。

なお、後述のウインターライブでのやり取りを経てからは「茨」と呼んでいることが多い。

「毒蛇」という呼称に関して、茨は何度か仲間に対してその呼び方はいかがなものかという趣旨の発言をしている。


日和の他者への呼称は基本的に下の名前+くん(ちゃん)のため、呼び捨てにしているのは現時点で茨のみである。


あんさんぶるスターズ!での動向編集


あんさんぶるスターズ!のストーリー及び、その他ゲーム内コンテンツのネタバレを含みます。


一年前秋編集


一年前の秋、『五奇人日々樹渉討伐戦の直後、最後の舞台を終え、旧fineとしての英智との契約も切れた日和と凪砂の二人は今後について語り合っていた。そこに茨は車で通りがかり、車窓から話しかける。


「アイドルをやりつつ諸々の仕事をつまみ食いしている破落戸ですが、どうぞ以後お見知りおきを!」

「その破落戸くんが、ぼくたちに何の用?」


茨曰く二人への接触は待ちに待った念願の機会だったらしく、待ち伏せていたとも考えられる。

手短に自己紹介とコズプロへの勧誘を済ませるとそのまま去っていったものの、日和からは胡散臭すぎると言われていた。


ワンダーゲーム「bluebird,redqueen/第一話」より


一年目初夏Eden及びAdam、Eveの結成直後編集


「殿下、ちょっとお耳を拝借」


佐賀美陣が関わることになったサガ計画についてジュンに対する情報操作への協力を依頼しに玲明学園まで出向いた茨。

しかし日和からは「たったそれだけのことで、わざわざ多忙なきみが玲明学園まで足を運んだのが解せない」と、他にも目的があることを見抜かれる。

コズプロ内での非『特待生』の不穏な動きや、玲明学園が氷鷹北斗の父親で現役のスーパーアイドル氷鷹誠矢を臨時講師として迎えたこと等を正直に相談した茨に対し、日和は協力する様子を見せていた。


「それこそ下手に睨まれれば一撃で踏み潰されてしまうので、ご機嫌を損ねない程度にしますけど」

「それが賢明だね。毒蛇のようなきみが、藪を突いて出した蛇に食い殺されたら笑い話にもならないからね」


また、この場面では日和は茨に対し旧fine脱退後、目的を失って彷徨っていた自分達にコズプロ、ひいてはEdenという新時代の主人公とも言うべき配役を与えたことへの感謝も述べている。


「きみが本当は何を企んでるのかは知らないけど、とりあえず口にした林檎は甘くて美味しい。今は、それだけで良いね」


Saga「Release/第四話~第六話」より


輝石☆前哨戦のサマーライブ編集


『輝石☆前哨戦のサマーライブ』のイベント開催当時(2017年夏)の時点でEdenのキャラクターはEveのみが実装されており、『追憶*集いし三人の魔法使い』のストーリー内で名前の出ていた凪砂と違い茨はAdamとして存在が明示されるだけで名前は出てこなかった。

しかし日和は茨のことを蛇みたいに陰湿で粘着質で嫌いと言っており、【サマーライブ】においてTrickstarを出し抜くような形になったEveの計略も、茨の入れ知恵だと発言している。


サマーライブ「エピローグ②」より


一年目秋(オータムライブ前)編集


「さぁ日和殿下、お手をどうぞ♪」

「ぼくに触らないでほしいね、毒蛇」


サマーライブのエピローグ②で言っていた通り、日和が茨のことを嫌っており、全く信用していない。

茨が凪砂の趣味・興味を恣意的に動かすことへも苦言を呈している。


七種茨キャラクターストーリー「毒蛇の舌」より


軌跡★電撃戦のオータムライブ編集


真緒つむぎ、転校生に対し、『Eden』の不利益にならない程度に【オータムライブ】でTrickstarの前に立ちふさがることになったAdamの二人についての情報提供をする日和。

日和は、かつて巴家で生活していたこともある凪砂のことを、生涯の親友であり誤解されやすい分知って理解を示してほしいと三人に伝えたものの、茨については上っ面しか知らないと流していた。

また、その際茨を「毒蛇」と呼んでいることをつむぎに驚かれている。


リベンジマッチ「隔絶/第二話、第三話」より


奇跡☆決勝戦のウインターライブ編集


【ウインターライブ】に向け、Edenは夢ノ先学院付近のショッピングモールでもライブを開催していた。


「ただ『良い子』なんて評されるとケツがかゆくなりますので、他の表現を一考していただきたい!」

「アイドルが、ケ……そういう表現をするほうが問題だね、毒蛇」

「失敬!なにぶん育ちが悪いもので!いつまでも仲間を『毒蛇』呼ばわりするのもアレだと思いますが、堂々巡りになりますので何も言いませんよ!」


凪砂からの褒め言葉に反応した茨の言葉遣いを指摘する日和。その指摘に開き直るだけでは飽き足らずやり返す始末の茨。

しかし、次の話で瀬名泉朔間凛月と舞台上で言い争う茨へ、日和は観客に対し無為な応酬を見せて待たせていることについて諭しながら告げた。


「それが最も、アイドルとしては罪深いね。……ぼくの言いたいことがわかるよね、茨」

「はいはい。まったくもう、珍しく名前を呼んだと思ったらお説教ですか」


SS「努力/第十話、十一話」より


様々な人物の思惑が飛び交うなか、ウインターライブの本番の舞台は幕を開けた。開会式を終え、楽屋で休憩をとるEdenの面々。四人で会話をするうちに、話題の中心は「愛」に移っていく。

記事冒頭のやり取りにある通り、日和の語る愛の交歓による幸福を甘受する資格が自分にはないと言いきった茨は、日和からこれ以上絡まれるのを疎ましく思い、「同情や共感を求めているわけじゃありませんから」と前置きながら、自分の出自や過去を仲間の三人に明かした。


「皆さんのように真面目に、夢や希望や愛を抱えて命懸けでやってなくて申し訳ないですけどね」

「あはは。最初はみんなそうだね、茨」


この場面で日和は、アイドルとして生きること、それに加え、他者を愛し愛されることについて、茨に伝えている。


SS「友情/第八話~第十話」より


駆け引き◆ワンダーゲーム編集


夢ノ先学院を主な舞台として開催されることとなった企画、【ワンダーゲーム】に参加するべく、Adamの二人より先に現場入りしたEve。しかし、旧fineである日和と元『五奇人』の夏目は相性が悪かったようで、険悪な雰囲気を憂いた日和は茨に連絡を入れる。

このイベントで手に入れることができる『[ワンダーゲーム]七種茨』のカードの開花前は、日和からの電話をとる茨のイラストである。


ワンダーゲーム「infinite/第二話」より


コズプロやEdenの内実を夏目に向かってジュンが明かしている場面。

茨について、一応上役のような立場ではあるものの、自分たちの意見を尊重してくれていると語る。しかし日和とは他の二人とまた違った様子であることをこぼしていた。


「まぁ基本、あいつは好き放題にやってますけど。だから未だに、我が侭なおひいさんとだけは微妙に折り合いが悪いっつうか衝突しがちです」


ワンダーゲーム「infinite/第三話」より


あんさんぶるスターズ!!での動向編集


ここからの内容はあんさんぶるスターズ!!のストーリー及び、その他ゲーム内コンテンツのネタバレを含みます。

あんさんぶるスターズ!!は今後も続々と更新があると考えられるため、ストーリーについては時系列ではなく公開順で記述していきます。作中の時系列は最後に付記します。


公式サイト編集


あんさんぶるスターズ!!の公式サイトの七種茨のページには、日和による茨の紹介ボイスがある。

「ひととして好きか嫌いかと言われれば好きじゃない」と、あんさんぶるスターズ!時代からの決して良くはなかった印象を引きずっている発言も見られるものの、コズプロの副所長という立場にある茨に対し、「今もいろいろと忙しいみたいだけど、茨は器用でずる賢いから、大丈夫だと思うね」という、その手腕を認めた上で期待するような様子や、「同じ『ユニット』に所属する以上、家族みたいなものだとは思っているね」など、身内として受け入れている様子が伝わる内容になっている。

そして、「喰えない男」という評や、「何を考えているのか、正直よくわからないけど……」という言葉からは、七種茨というキャラクターの持つミステリアスさや策士として巡らせている謀略の数々に、同じユニットとして近しい存在であるはずの日和すらも惑わされる部分があるともとれる。

また、同じく公式サイトの巴日和のページの、凪砂による日和の紹介ボイスの中では、日和の好物であるパイやキッシュを茨が定期的に用意しているという言及がある。


季節のボイス編集

※相手への言及があるものを抜粋


七種茨春 - 昼の話題 - 1桜の花びらを三枚連続でつかむと良いと殿下が言っていました。……自分なら百枚程度余裕かと
七種茨夏 - 夜の話題 - 1殿下の命令で、ライブで花火を打ち上げることになりまして。特大のものを用意しなければ……
七種茨秋 - 昼の話題 - 1殿下にねだられて『焼き芋』を買いにいくはめになり……。こういう『雑用』はジュンの役目では?
巴日和秋 - 昼の話題 - 1パイはいくらでも食べられるね。スタイルがどうって茨がうるさく言ってたけどぼくには関係ないね♪
巴日和秋 - 夕方の話題 -1凪砂くんの『サンマ』の骨をとってあげるなんて、茨は過保護だねっ
巴日和冬 - 昼の話題 - 2こんなに寒い日は温かいキッシュが食べたいね♪凪砂くんとジュンくんと……、茨はいてもいなくてもいいね

あんさんぶるスターズ!!ストーリーでの動向編集


巴日和/第一話編集


買い物をしている最中にプロデューサーと遭遇し、自身の所属するコズプロやEdenに顔が利くか、と尋ねる日和。

彼は、上層部の提案したAdamEveを対立構図に置く構想に憤るも、茨が乗り気になって試算を始めていることや、凪砂がそれに対して唯々諾々と従う様子に不安を覚えていた。


「『Adam』の凪砂くんと、ついでに茨とも喧嘩するのは嫌だしね。家族はいつでも、仲良しがいいね」


また、茨がコズプロの副所長になって肩書きや立場に縛られることが増えている、と心配するような様子も見せている。


巴日和/第二話編集


ESビルの中にあるカフェ『シナモン』で一人お茶を楽しむ日和のもとへ、茨が仕事の相談を持ちかけにやってくる。


「相変わらずよく喋る男だね······。前置きが長すぎるね?」

「ふふ。これも自分の悪癖であります♪」


結果的に茨からの相談は日和にすげなく却下されてしまったものの、茨が考えそうなことだねという言葉や、日和による茨の紹介ボイスにもあるように食えないやつという言葉など、茨に対する日和の評価がよくわかるストーリーである。


青葉つむぎ/第三話編集


夢ノ先学院に通っていた頃からの旧友であるつむぎと共に買い物へ行った帰りにシナモンへ立ち寄った日和。頼んだ紅茶やパイを待つ間の会話で、寮についての話になり、日和は唐突につむぎの同室について言及する。


「そういえば寮で思い出したけど、つむぎくんは茨と同室なんだよね?茨と一緒なんて気が休まらないよね。あはっ、ご愁傷さま!」


その他にも、「忙しくて帰ってる暇がないんだろうね」という言葉など、茨の生活についてそれなりに把握しているらしい発言が見受けられる。


巴日和「握手会日和」編集


タイトル通り、日和の握手会が開催される。この握手会は茨が企画したものであり、「本来は殿下のような実績あるアイドルが実施するようなイベントではないのですが」と言いつつも、日和のアイドルとしての実力や安定感が高い水準にあることを把握した上で、リサーチのために協力を依頼した模様。

日和のために飲み物を用意したり、楽屋に案内したりと甲斐甲斐しく補佐をする茨が見られる。

また、「茨でもじゅうぶんファンを集められるはずだね」と日和が茨に直接伝えている点で、相手に対する言及がこれまでかなり間接的になりがちだった茨と日和の関係性においてかなり重要なストーリーだと考えられる。


(茨もアイドルなのにね。司会に徹するなんて、なんだか不思議な光景だね)


終盤では、藍良に対しなかなか『剥がし』が入らないことを不思議に思った日和が茨の様子を窺っている。


巴日和「コズプロお誕生日パーティー/七種茨」編集


山積みになったファンから自分宛のプレゼントを喜ぶ日和。あまりの量に開けるのは時間がかかりそうと心配する日和に、茨は代わって開封すると告げ、自身も日和の誕生日を祝う言葉を述べた。


七種茨「コズプロお誕生日パーティー/巴日和」編集


日和からの誕生日プレゼントをその場で開封する茨。


「……これは、ヘリコプターのラジコンでしょうか?」

「うんうん、そうだね!茨は自分が欲しいものは自分で手に入れるだろうから、自分で選ばないような玩具にしたね!」

「このビルには屋上もあるし、飛ばして遊んだら童心に返って心が洗われるかもしれないね!」


口調こそ素直とは言い難いものの、日和なりに考えて渡されたプレゼントを、茨は多少困惑しつつも喜んで受け取っていた。


乱凪砂「たまには、こんな日も」編集

フィーチャースカウト凪砂編2のキャラクターストーリー。

ジュンと共にゲームセンターへ足を運ぶ凪砂。そこで偶然にもプロデューサーと真に遭遇し、四人で一緒に遊ぶことに。

会話の流れから、プロデューサーと二人でゲームセンターの中を回っていた凪砂は、クレーンゲームで日和へのプレゼントを取ることにするが、そこで彼が見つけたのは『茨のぬいぐるみ』がたくさん詰まったガラスケース。

ク器用な凪砂は、何度目かの挑戦のうちに無事に『茨のぬいぐるみ』を獲得する。


「わっ。七種くんのぬいぐるみだ」

「茨のくせに、かわいい顔してやがりますねぇ~?ナギ先輩、そんなのも取ったんですか」

「……うん。日和くんへのプレゼント」

「はは。おひいさんたちがどんな反応をするか楽しみですよぉ」


凪砂に抱き締められながらカードに映り込んでいる『茨のぬいぐるみ』は、最終的に日和の元に渡った模様。


軋轢◆内なるコンクエスト編集


2020年5月31日から配信された巴日和を中心としたEdenの新曲イベント。

巴日和/第一話、及びメインストーリー/第六十六話『Nobility』で言及されていた、AdamとEveの分裂させる【コンクエスト】という上層部発案の企画に参加することになったEden。その企画による衝突を経て、4人が絆を深めるストーリー。

凪砂が日和に下したEdenからの『追放』宣言によって、練っていた計画をひっくり返された茨は「いつもワガママ放題のお姫さまに言うことを聞かせるチャンスだったのに!」と発言しており、普段から日和が気ままに振る舞うことに対して思うところはかなりある模様。

しかし、日和について


「たまに眩しすぎて直視したくなくなるぐらいです__ずっと日陰者だった身としては」


と表現をする茨を見ることが出来るストーリーでもある。

【コンクエスト】の舞台上で、茨に対する自身を「お小言を垂れる係のひと」と定義した日和を、茨本人は(同じく不本意な定義付けをされたらしいジュンと声を揃えて)きっちり否定している。


バラエティとタッグ/ボギータイム!編集


2020年11月15日から配信されたEdenとRa*bitsの事務所を跨いだツアーイベント。

バラエティを苦手としている茨が、凪砂や日和の企てによって、GFKの手から離れたばかりの【ボギータイム】という番組に参加することになったことをきっかけに、タッグを組んだ紫之創とツーマンセルで成長していくストーリー。


「すくなくとも、それが世間の結論であり、公式見解でしょう?」

「悪い子だね、茨」


UNDEADや流星隊に対するCrazy:Bの攻撃について、日和曰く他人事みたいに語る茨。日和はそれを窘めるような口ぶりだが、モーションではこの台詞と共に笑顔を浮かべている。

また、バラエティ慣れしてきた様子の相棒を見守ると共に、茨もそんな風に成長できたら、と考える日和のモノローグもストーリー中の見所のひとつ。


(あの子は賢すぎるからね、意外といつも挑戦する前に諦めちゃうんだよね)

(だからこそ今回の、茨にとっては無理やり巻きこまれた【ボギータイム】が稀有な経験になるはずだね)


ミニトークで茨は、バラエティ番組に出演している日和について、日和殿下と言えばこの華やかさが魅力と述べ、『笑いを取る』のではなく、『笑顔にする』という見せかたができる普通に振る舞っていても絵になるのは、生まれ持っての資質など、その明るいキャラクターを評価している。


2月5日に茨と日和が中心となっている、あんさんぶくぶスターズ!!第157話【ドキわく!?ボギーTIME☆②】が配信された。


『SS』編/3rd Stageシークレットサービス編集


2021年6月30日から配信されたEdenとDoubleFaceのメインストーリー第二部『SS』編のツアーイベント。

それぞれのユニットのリーダーである凪砂と斑がメインとなり、彼らへと割り当てられた九州を舞台に、アイドルのための祭典『SS』の予選会が繰り広げられるストーリー

……と、思いきや、前年度の実績によってシード権を得て、九州の旅館でのんびりと過ごしていたはずのEdenは『SS』の規則を破り九州の以外の土地へ移動した茨を追いかけ、四国に辿り着く。

その地ではこれまで謎に包まれていた凪砂の父とされる人物『ゴッドファーザー』について、新事実が明かされた。


「こぉら、何でぼくを無視するの?偉くなったもんだね、茨?」

「殿下……。申し訳ありませんが、今は殿下の相手をしている余裕がありません」


この通り、プロローグでは退屈を理由に凪砂や茨に自身を構うことを要求し、茨からかなり本気で鬱陶しがられている日和が確認できる。

けれど、協力者の裏切りや諸々のトラブルによって結果的に空回った自身を恥じる茨を励ます様子からは、茨にとって頼れる仲間でありたいという意志も感じられた。


「自分が失態を演じたせいで、閣下や『Eve』のお二人にも迷惑をかけてしまいました」

「迷惑なんかじゃないね。むしろ同じ『ユニット』の仲間なんだから、重荷はみんなで背負いたいものだけどね」


スカウト!前線の番犬編集


▽あらすじ

田舎へのロケに愛犬を連れていきたいと駄々をこねる日和。説得して諦めさせるが、不在中の世話を茨がすることになってしまう。

7月28日のスカウト予告ツイートより引用。


2021年7月30日から配信された茨と過去には彼の教官でもあった弓弦が中心となったテーマスカウト。

慣れない犬の世話に調子に乗ったり失敗したりしながら奔走する茨と、犬を苦手としながらも、自身の経験を語って茨を導く弓弦の、彼らの在りし日を思い起こさせるストーリー。

ブラッディ・メアリの同行を諦めさせたことで、日和の「メアリの世話は茨がすること!」という命令を引き出すことになってしまった茨。ペットシッターに預けようという目論見が外れ、自分が世話をしなくてもよい他の手段を画策している所に、日和からのメールを受け取った凪砂が現れる。


「……茨が世話をすると聞いたよ。日和くんとの約束を破るの?」


問答の末、凪砂も協力して二人でメアリの世話をすることに。


(……殿下と約束をしたのは、自分ですからね)


自由なメアリに振り回され「犬は飼い主に似ると言うように、あなたも奔放ですね」と語りかけた茨。自分の失敗によって起こしてしまったハプニングを、弓弦の助言や日和の同室自身同室の助けを得ながら解決し、最終的には弓弦からも「すっかり犬の尻に敷かれていますね」と、メアリと打ち解けた様子を微笑ましく見守られていた。


羽撃き◆雲散らすソリッドステージ編集


2021年9月30日から配信された漣ジュンを中心としたEdenの新曲イベント。

とある収録でかけられた言葉をきっかけに、アイドルとしての自分の立ち位置に悩むことになるジュン。悩み事のせいで空回り、調子を崩したジュンを、茨を筆頭にEdenのユニットメンバーがそれぞれの接し方でサポートし、彼を再び羽撃かせ新しいEdenを始めていくストーリー。

Edenの中での立ち位置については自分にも同じことが言える、とジュンの悩みを一蹴しつつ、茨もまた「アイドルよりも経営者としての名前が売れるというのも複雑なものですよ」という言葉を、本音かどうかははぐらかしながらも告げている。

握手会日和や後述の掛け合いなどで日和が度々口にする、茨はアイドルであるという言葉が、彼に影響を与えてきたと見ることも出来るだろう。


エピローグではジュンの不調や新たなEdenを模索する中で茨が行ったとあるがんばりを凪砂が明かしてしまったことで、嬉々としてそれをからかいながらも労う日和と、そんな日和にたじたじとなる茨の姿がある。


「何のことかわかりませんね!」

「あはは!茨、照れてるね!かわいいところもあるんだね」

「ぐっ……」


『SS』編/FINAL STAGE SS編集


2021年12月31日から配信されたEdenとfineを中心としたメインストーリー第二部『SS』編の最終章となるツアーイベント。

紅組と白組に分かれ『SS』本戦を戦うことになったESのアイドルたち。異国から何らかの思惑持って日本にやってきた『ゲートキーパー』や、シークレットサービスで明かされた『ゴッドファーザー』に関する情報、『予選会』によって浮かび上がったそれぞれのユニットの抱える問題などと対峙しながら、決戦当日である波乱の大晦日を迎えていくストーリー。


「こら茨っ、遅れてきてヘラヘラ笑わない!『Eden』ではきみがいちばん地位が低いんだから、もっと申し訳なさそうに生きるといいね!」

「……なにあの子?前からそういう傾向はあったけど、あんなに“指示出したがり人間„だったっけ?」

「………(ガン無視)」

「あはっ☆せいぜい怒らせておけばいいね!あの子は近ごろ“管理したがり人間„になっちゃってて、鬱陶しいしね」


などなど、シークレットサービスでの暴走などもあってか他のメンバーに対する締めつけを強める茨に、それが気に食わないらしい日和が激しく反発している様子が様々な場面で見られる。

また、前述のEden内での地位を持ち出して自身を責める日和に対し、茨は「自分、一応は『Eden』の『プロデューサー』でもあるので、ある意味ではいちばん偉いとも言えるんですけど?」と反論を述べる。しかし、日和は「ノンノン!『Eden』の序列はこうだね!まず同格でいちばん偉いのがぼくと凪砂くん!そこからガクンと格が落ちて、ぼくからの寵愛を受けるメアリ!その次がジュンくんで、茨はいちばん下だね!」と語り、相棒であるジュンからも呆れられている。


そして、fineとの最終戦直前、今回もまた散々振り回されたということをやんわり揶揄う茨にも、日和は悪びれもせずいつも通りの発言をしてのけた。


「えぇ。今回は皆さん、疑わしい行動ばかりしていて気を揉ませられましたからね。最終戦が始まる前に、そうして絆を取り戻していただくのも良いかと」

「取り戻すも何もないね!ぼくたちの絆は一度も失われてはいないからね!つまり、それを疑うほうが悪いね!要するに茨がぜんぶ悪い!」


しかし、ジュンと「茨にとっての去年のSSでの敗北」について語る中では、また違った様子も見せている。


「あれで意外と去年、一生懸命がんばって策略を練っても勝てなかった、っていうのがトラウマになってるのかもね」

「そこまで繊細ですかねぇ~、あいつ?どんだけ踏んづけられても笑いながら立ち上がって、仕返しするようなタフなやつだと思いますけど?」

「それはそうだろうけど、痛くないわけでも、傷ついてないわけでもないだろうしね」

「………?」


2022年1月4日に追加された日和のミニトーク「年賀状を作るね!」では、星奏館の日和の部屋で、茨が日和個人の年賀状製作を手伝っている。

茨からの「何故自分が……」への返事は、同じユニット同士という関係性だけではなく、青年実業家の茨と巴財団の次男の日和というどちらも芸能界以外の社交的な立場が存在する二人らしいものだった。


「だって、こういう地道な作業、茨得意だものね。」

「ぼくの人脈は茨もほしいはずだね。いらないなら別に帰っていいけど♪」



時系列(2022年12月31日現在)編集

*春巴日和/第一話、コンクエスト
*夏(メインストーリー第一部以前)巴日和/第二話、青葉つむぎ/第三話
*夏(メインストーリー第一部以後)巴日和「握手会日和」、ボギータイム
*秋前線の番犬ソリッドステージ
*冬シークレットサービス、『SS』、乱凪砂「たまには、こんな日も」

※巴日和「握手会日和」は藍良が登場することからメインストーリー第一部以後と推定

※ボギータイムはCrazy:Bが使っていた旧館の一室が登場することからメインストーリー第一部以後と推定



掛け合い編集


あんさんぶるスターズ!の掛け合い編集


茨から日和 来訪時 「殿下、何なりとご用をお申し付けください!」「茨の調子がいいと、何だか不安になるね」
日和から茨 来訪時 「毒蛇に会うなんて、悪い日和だね」「そんなことありません。良い日和ですよ、殿下♪」
茨から日和① 殿下はいつでもお美しい!やはり『Eve』のリーダーは殿下以外考えることができません!」変に褒められると逆に馬鹿にされているように感じるね。ともあれ、褒め言葉はいちおう受け取っておいてあげるね」
茨から日和② 「殿下~!『Eve』での単発の仕事が決まりましたよ~。是非とも『Eden』の仕事に繋がりますようアピールをお願いいたします♪」「毒蛇に命令されるなんて癪に触るね。でも『Eden』はぼくも所属しているわけだし言われなくても良いアピールはするね!」
日和から茨① 茨はたまに口調が崩れるけど、やめてもらいたいね。アイドルはイメージが大事なんだからね」「あっはっは!失敬、なにぶん育ちが悪いもので。殿下のような品性のある言葉は期待しないでいただきたい!」
日和から茨② 「凪砂くん、今はトランペットに夢中になってるんだね?先週はロードバイクをしてたし、あの子は興味が次から次へと移るね」「何事も赤ん坊のように全てを吸収されてしまう方ですので。次は彫刻にでも興味を移らせてみようかと画策しております」

あんさんぶるスターズ!!の掛け合い編集


*オフィス掛け合いはMusicのみ


茨から日和① 「殿下、ご希望どおり車を用意いたしました。どこへなりとも自分がお供いたします!」「うんうん、用意がいいね。買い物ついでに話題のカフェにも行きたいから、帰りに寄ってほしいね」
茨から日和② 「次の仕事の企画書はこちらです。殿下の魅力が十分に発揮されるように作戦を練っておりますよ~♪」「意地の悪い笑顔だね。でも、茨がこういう顔をするときは調子が良いときだから、ぼくも乗ってあげるね」
日和から茨① 「まさか、凪砂くんがぼくに口を利いてくれなくなる日がくるなんて······。あぁ、悪い日和······」「あぁ、閣下ですか。先程、ホットココアで舌を火傷してしまったせいで、喋ると痛いのだそうですよ」
日和から茨②「コズプロの役員もいいけど······。茨はアイドルなんだから、本分を忘れないでもらいたいね」「もちろんですとも!二兎どころか三兎、四兎得るつもりで日々邁進するつもりであります!」
日和から茨 オフィス掛け合い「息抜きも必要だね 休むときは休む!」「殿下に心配されるなんて珍しい······」
茨から日和 誕生日「殿下~。こちらは自分からです♪」「毒蛇にしてはいいセンスだね」
日和から茨 誕生日「プレゼントくらいあげてもいいね」「身に余る光栄ですな☆」

  • 日和の口癖である『良い日和』を真似する茨。

  • 一年目では茨が調子良さそうに振る舞うことを不安視していた日和が、二年目ではその調子の良さそうな様子に「乗ってあげる」と発言している。

  • 茨の特技である褒め殺しの手法を理解しながらもいちおう褒め言葉は受け取る日和。

  • SS「努力/第十話」のように茨の口調について指摘する日和。

  • おそらく仕事ではなく日和のプライベートの用事である買い物のために車を手配し、そしてその後のカフェにも同行している茨。

  • SS「友情/第十話」で茨に対し「きみはこれから、アイドルになるのかもね」と伝えた日和が、「茨はアイドルなんだから」と発言している。

  • 多忙な茨の心配をする日和。叱責するような口調だが心配しているということはきちんと茨に伝わっている模様。


余談編集



  • あんさんぶるスターズ!!シリーズの五周年記念カードにおいて、茨のカード名は「コズプロの代表」であり、日和のカード名は「コズプロの太陽」のため、「代表」「太陽」で韻が踏める。

  • Musicのオフィスに設置できるティーテーブルで発生するオフィスコミュで、茨は日和について言及している。

  • スタライ5thのパンフレットにて、日和はメンバーの面白エピソードとして偶然目撃した茨の少し恥ずかしい失態を暴露。茨は「自分を動物に例えると」という問いに日和発案の呼び名である『毒蛇』を絡めた回答をしながら、日和に対するとある不満を口にしている。

  • スタステ4thのEdenが特別出演した回において、逢坂良太が七種茨のキャラクターに合わせてJINSとのコラボ眼鏡を掛けていた際、花江夏樹も眼鏡を掛けて出演したため、本人達曰く『ダブルメガネ』状態になっていた。

関連タグ編集

あんさん腐るスターズ! あんスタBL 七種茨 巴日和


表記揺れ編集

茨ひよ

このタグで検索すると、茨城県公認VTuberである茨ひよりの関連作品もヒットするため注意が必要である。

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