概要
当時タイトーのイメージキャラクターに就任していた元おニャン子クラブのタレント・ゆうゆ(岩井由紀子)を起用したクイズゲーム。ゆうゆ司会の架空のクイズ番組にプレイヤーが挑戦する、というシチュエーションになっている。
ゲーム内容
大まかな流れはこんな感じ。そして肝心のゲームルールは次の通り。
- 各ステージの制限時間は1分。
- 1つの問題の解答時間は10秒。
- 正解すれば正答率がアップ。不正解または解答時間内に解答できなかった場合、正答率が下がる。(例・1問目正解→正答率100% 2問目不正解→正答率50%)
- 各ステージにはクリア条件の正答率が設けられており、制限時間終了後にボーダーラインを超えていればOK。
ゲーム画面はクイズタイムショックとアップダウンクイズを混ぜたような作りになっている。
なお、ゲーム攻略にあたって1度不正解したらクリア条件の正答率に回復するまでは(お試し的なステージ1を除き)ほぼほぼ困難な仕様になっている。そこでやたら問題を解答するのではなく、1問の解答時間ギリギリで正解し正答率をキープする、というのがクリアの近道のようだ。スコア稼ぎは望めないが。
ジャンルの得意不得意…?そこは努力と根性、そして100円玉という戦友とともに。
備考
ステージ1「1から出直し」ステージ2「2階から目薬」ステージ3「3べん回ってプウ」
ステージ4「4人の王様」ステージ5「5時には帰りたい」最終ステージ「最終ボスがかたいぞ」
移植
アーケード版が出た翌年の1992年7月10日にスーパーファミコンに移植されている。アーケード版との主な違いは、容量の関係でゆうゆの音声データが大幅に削減されている点と、「絵の問題」が割愛されている点。
それから30年以上が経過した2023年12月21日、まさかのイーグレットツーミニへの移植が為されることとなった。移植希望アンケートのパズル&クイズ部門では、ゲームセンターCX(※補足後述)により認知度が高まっていたこともあってか1位になってはいたものの、当のゆうゆは1997年に芸能界を引退しており、誰もが移植は不可能であろうと思っていた中での発表に皆が驚愕。「ゆうゆのクイズ」がX(旧twitter)でトレンド入りする事態となった。
なお、出題される問題は発売当時のまま移植されているため、現在は正解が異なっている問題もある。
※2008年11月19日第72回放送分有野の挑戦にてプレイ。
関連項目
クイズ!年の差なんて:ゲーム内で毎週木曜日夜7時放送中という嘘テロップ。当人出演番組より。
いずれもアーケードゲームのメインキャラクターに起用された。この中で本作のAC版稼働から4年後に同じくタイトーから『森口博子のクイズでヒュー!ヒュー!』がACで稼働している。