「僕もなりたい。皆ミタイニナンデモデキル、特別ナ存在ニ……!」
スーツアクター:???
データ
身長/不明
体重/不明
概要
暴太郎戦隊ドンブラザーズのシアターGロッソのヒーローショー、『キジのおんがえし』に登場する、フェズントコンサルタントの会社員・雉野つよしの「なんでも出来る特別な存在になりたい」という欲望を叶えるために誕生した、つよしモデルのヒトツ鬼。命名者は猿原真一。「雉野の鬼だからキジノ鬼!」
キジブラザーにトゲを追加し、口は邪悪な牙、下半身はベニツ鬼といった容姿をしている。さながらアナザーキジブラザーといったところ。
ある日、アノーニを蹴散らしたドンブラザーズに、突拍子もなく桃井タロウが特訓としてメンバーにクイズを出題。
「イヌブラザーの特技は?」というクイズに対して「口の悪さ」と誤答し(ちなみに正解は足の速さ)、つよしだけが不正解という散々な結果に。
桃谷ジロウからは「何の取り柄もない雉野さんのこと、誰も気にしませんよ」と励ましたつもりの心無い言葉をかけられ、
さらに「観客席にピンクのライトが無い」と負の感情が積み重なり、ヒトツ鬼と化してしまう。
ドンブラザーズのメンバーの特技をより上のレベルで再現できる能力を持つ。
サルブラザーに対しては俳句、オニシスターに対しては漫画、イヌブラザーには足の速さで対抗する。
ドンドラゴクウの体術も再現したため、ドンドラゴクウはドントラボルトにチェンジするも、ドントラボルトのこともコピーしてしまう。
そして、ドンモモタロウに対しては同じポーズを決める……かと思いきや、ズッこけてしまう。
ドンモモタロウはなんでも出来る故に特技がないため、タロウの再現が出来なかった。
その後、ソノイも乱入し、キジノ鬼を始末しようとする。
ドンブラザーズVSキジノ鬼VSソノイという三つ巴となり、ドンブラザーズはキジノ鬼に攻撃されながら、キジノ鬼を攻撃するソノイからキジノ鬼を守らねばならないという窮地に陥る。
この状況になっても自身を心配してくれる仲間の姿を見て、つよしは正気に戻る。
なんとかヒトツ鬼を分離しようとするも、劣等感・焦燥感・罪悪感からヒトツ鬼化したこともあり、上手くいかない。
だが、観客の応援もあり、やっとキジブラザーとして復活し、分離したヒトツ鬼と戦う。
分離したヒトツ鬼は周囲のエネルギーを吸収し、巨大化(ヒトツ鬼ングとは異なる)。こちらも真一が「バルーン鬼」と命名。
仲間及び観客の応援もあり、ドンブラザーズは無事バルーン鬼を退治した。
「本当にすみませんでしたー!!!」
またもヒトツ鬼と化してしまったつよしは謝罪するのだが、タロウは以下の言葉を贈るのだった。
「お前は真面目で一生懸命だ。それでいい」
その言葉をかけられたつよしは、ドンブラザーズの皆に対しての、恩返しを決意するのだった。
余談
『キジのおんがえし』の脚本を担当したのは、雉野つよし演じる鈴木浩文氏である。
「1623」という名前で脚本家としても活動しているため、今回このような形になったと思われる。
関連動画
関連タグ
激走鬼、太陽鬼、百獣鬼:本編でつよしが変貌したヒトツ鬼。キジノ鬼とは違い、全部みほちゃん絡みの欲望で変貌してしまっている。
暴太郎鬼:ある意味これの先駆けとも言える。
アナザーリュウガ 似たような立ち位置(?)のアナザーライダー