曖昧さ回避
- 『SAMURAI7』における、シチロージとユキノのカップリングタグ。
- 『ウマ娘プリティーダービー』における、ゴールドシチーとユキノビジンのカップリングタグ。
ウマ娘
美しい金髪に均整の取れたスタイルの美少女でモデルとしても活躍中のゴールドシチーと、田舎から上京してトレセン学園に入学し方言の抜けきらない純朴娘のユキノビジンというカップリング。
まさにシチーガールを絵に描いたようなシチーにユキノは強い憧れを抱いている。
一方シチーは純朴さの中に秘められたユキノの美人としての素質を見抜き、化粧品やコーデなど何かと世話を焼いている。
史実
※以下の記述では、当時の旧馬齢表記(現在の表記よりも+1歳)を用いる。
ゴールドシチー(1984~1990、尾花栗毛・牡)とユキノビジン(1990~2016、栗毛・牝)。
生没年の通り、史実での対戦などはないウマ娘オリジナルのカップリング。この2頭に共通するのは「クラシック競走勝利に一歩届かなかった」「しかし美しい外見で人気を博した(グッドルッキングホース)」という点。
- ゴールドシチー
デビュー6戦目で阪神3歳ステークスに勝利、1986年の最優秀3歳牡馬を受賞する。
しかし、翌1987年の牡馬クラシック三冠競走では、皐月賞と菊花賞はともにサクラスターオーの2着、日本ダービーはメリーナイスの4着と、クラシックの冠に届かなかった。引退後は乗馬の訓練を受けるが、ほどなく骨折により安楽死の措置がとられた。
明るい茶色の毛を持つ栗毛馬の中でも特に毛の色が薄い「尾花栗毛」(尾花はススキのこと)というタイプで、この毛色はたてがみや尾が輝く金毛のように見える。さらにゴールドシチーは四白流星(脚先が4本とも白く、顔には額から鼻先へと流星のように白班が通っている)の特徴に加えて馬体のバランスもよく、成績面での期待と同時に、早くから美しさで注目された馬だった。近い世代の同じく尾花栗毛の美形馬にトウショウファルコ(1986年生)が挙げられる。
- ユキノビジン
盛岡競馬でデビューし、4歳からJRAに転厩したという経歴を持つ。
1993年の牝馬三冠戦線に挑むが、桜花賞・オークスともにこの年の最優秀4歳牝馬ベガに屈し2着。10月のクイーンステークス(GⅢ)でホクトベガを制し初の重賞勝ち鞍を挙げるが、3冠目のエリザベス女王杯(※当時は秋華賞がまだなく、女王杯が3冠目)ではホクトベガにリベンジを喫し10着に敗れた。脚部不安からこの年限りで引退し繁殖牝馬となり、活躍産駒は出せなかったが功労馬として北海道で余生を過ごした。
レース時には、純白のメンコ(覆面)を装着し、たてがみに白いリボンを編み込んでいたため、雪の美人という馬名と盛岡競馬出身という経歴から、雪国からやってきた美少女として話題を呼んだ。一方素顔のユキノビジンは、栗毛の馬体に顔には大きな流星と鼻梁白・鼻白があり、父サクラユタカオーによく似た娘だと評判だった。
ちなみに、両馬とも脚先が靴下を履いたように白い(競馬用語で「白(はく)」といい、長さにより「小白」「長白」、何本の脚に白があるかで「一白」「二白」のように言う)が、ウマ娘では私服でこれが表現されている。
ゴールドシチーは四白だが右前脚の白はごく小さいため左手のみに白手袋を着け靴は白いスニーカー、ユキノビジンは左前脚以外の三白のため右袖にのみ白いボアのついた左右非対称のダッフルコートに、脚は白のニーソックスとスケート靴といういでたちである。
関連イラスト
1の例
2の例