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「この世で一番美しい女は誰だ!?」

「美貌一番、ソノゴ!」


演:髙井真菜 スーツアクター:田畑渚


データ編集

身長/187cm

体重/75kg

スキン/ナショナルフィット

むかしむかし/ソノゴは理不尽な美女問答で人々を困らせていたそうな…。


概要編集

ドン45話から登場する脳人の1人。

紫色の服を着た女性。脳人三人を処刑するべく、ソノロクと共に元老院から派遣された。


人間態は非常に美しく、本人も美意識に自信を持っている。

しかし道行く人間に自身の美貌について尋ねては、褒めれば「当たり前のことを言うな」と(満悦気味に)、答えなければ「返事が遅い」と暴力行為または拉致に走るという理不尽が美しい人間のガワを着ているような外道(人間を拉致する理由や、拉致した人間達の行方、安否は最後まで明らかにならず)。


その傍若無人ぶりはやっていることはほとんど変わらない仲間のソノシソノロクにさえ「仕事でなければ関わりたくない」と溢されている。


怪人態編集

アナザーナショナルキッド

ソノゴが脳人ブレスを操作し、眉目秀麗さに磨きがかかった女騎士のスキンナショナルフィットを身に纏った戦闘形態。

額から後頭部にかけて曲がった角が特徴的な容姿。

レイピア型武器「五速剣キッドレイピア」と淡紫の「脳人シールド」で武装しており、五つ星級の素早い剣さばきが得意。


ドン最終話にてソノナに変身能力を奪われ、以降は彼女の怪人態となった。


活躍編集

ドン45話「カカむらガガむら」編集

初登場。

とあるカフェにてソノニを映画出演にスカウトしていた俳優(演・村岡弘之)が、ソノゴの顔を見るなり直ぐに彼女の元へ行き、「ハァイ。君みたいな美人さん、初めて見たよ!」と口説きに入る。

しかし彼女はスパゲティへ彼の顔を叩きつけながら「当たり前の事を言うな!!」と一蹴した後、トマトソースまみれになった彼を一息で気絶させた。

ソノニが「あれは…!」と呟いていたため、何らかの面識がある模様。


その後、サルブラザーオニシスターと対峙していた百獣鬼の元へソノシ・ソノロクと共に出現。ソノロクとの攻撃によって百獣鬼を撃破し、元となった雉野つよしを消滅させてしまった。


ドン46話「なつみのよのゆめ」編集

ソノシ、ソノロクと共にソノイ達を本拠地から追い出し、ホログラムを通じて嘲笑った。


ドン47話「ドンノーかいぎ」編集

ドンブラザーズとソノイ達を誘き出す為、ソノシと共に街で迷惑行為を掛け散らかす。そしてソノシの行為に対し、ソノロクと共に「仕事でなければ関わりたくない」と自分の事を完全に棚上げしてドン引きしていた。

だが、一向にターゲットが現れない為に業を煮やし、三人で喫茶どんぶらに現れてソノイ達をドンブラザーズに引き入れるか否かで票が割れている中で賛成に投票し、晴れてソノイ達と干戈を交えるが、そこに電撃鬼世界鬼が乱入して来てしまう。


ドン48話「9にんのドンブラ」編集

現れた世界鬼にドンモモタロウを吸収されたのを受け、興醒めしたソノシがソノロクに無差別攻撃を指示するも、その場にいる者達に逃げられてしまう。


後日、親切を装ったソノロクの迷惑行為を、例によってソノシと共に「仕事でなければ関わりたくない」と、同じ様に自分達の所業を棚上げしてドン引き。

その夜、ソノイの行き付けのおでん屋でソノシ達と共に赴き、そこで店番をしていたソノイと遭遇した。


やがて再び現れた電撃鬼と世界鬼が元に戻ろうとする所へ、タロウと雉野(一応)の救出にドンブラザーズと脳人三人衆が現れ、はるかと翼が吸収された際、ヒトツ鬼両名を捕えての人質作戦を行い、九分九厘追い詰めて油断して目隠しのおまけ付きと言う舐めプをかました所を、まんまとソノイと猿原の策で仲間を取り返される結果となり、そのままドンブラザーズと脳人三人衆に撃退された。


ドン49話「さいごのおもいで」編集

ソノイ達が加わるも、点呼の時点でグダグダで纏まりの無い新生ドンブラザーズのタロウ、ジロウ、ソノイをソノシ、ソノロクと共に襲撃。だが、前回自分達がドンブラザーズにやってのけた目隠しによる舐めプをかまされた挙句、敢え無く返り討ちに遭ってしまう。

それからタロウ打倒の為に最強のヒトツ鬼を生み出すべく、三人でヒトツ鬼の欲望を暴走させる効果のある吹き矢を大量に大野稔に撃ち込み、最強のヒトツ鬼・王様鬼を誕生させた。

だが、王様鬼は大野の欲望が強過ぎる余り、自分達の手に負える相手ではなく逆にコテンパンに叩きのめされ、そのまま脳人レイヤーへと撤退。タロウ打倒の為に生み出した王様鬼を何とかタロウに倒して貰うべく、ソノシと共にあっさり掌を返してタロウ達をおでんの屋台に接待する。そこへ現れた王様鬼と再び交戦となり、分身まで使って来る相手に圧倒されてピンチに陥るが、ドンモモタロウの一撃で見事に王様鬼は撃破されて事無きを得た。


最終話「えんができたな」編集

いつものように、街で目につけた女性に対し、「この世で一番美しい女は誰だ!?」と尋ねようとしたが、その問いかけに対して「私だ」と答えたその女性がソノナであった事に気づくと、今までとは一転して恐怖の表情を顕にし、彼女から処刑を宣言されると、「いや…! こないで!!」と半ば取り乱しながら逃げようとする。

しかし、あっという間に捕捉されると、自棄気味に怪人態に変身しようとするが、ソノナの能力によって怪人態への変身能力を奪われてしまい、最期は絶望しながら彼女の凶刃の前に倒れ、呆気なく消滅…。自らが一番であると自惚れ、散々理不尽を振りまいてきたその最期は、自分以上の存在といえる同胞の理不尽な能力を、身を思って思い知らされるものだった…


余談編集

名前の由来は「その5」からと考えられる。

クレジットの位置的にスーツアクターはキジブラザーのアバターチェンジ後を担当している田畑氏がソノゴ役も兼ねていると思われる。


怪人態のモデルはナショナルキッド。顔がナショナルキッドの額の飾りと似ている。また、武器の名称は「キッドレイピア」で胸部の装甲をよく見ると「N」の模様が入っている。

ナショナルキッドのカラーリングは金色だが、実は合成用に赤いスーツがありそちらが元ネタとなっている。

また、デザイナーの篠原保氏によると、ソノシが「『超神ビビューン』に似ている」と言われたことからこちらにはバシャーンのイメージも組み込まれているとのこと。


ソノゴに一蹴された俳優を演じた村岡弘之は『機界戦隊ゼンカイジャー』のダイコンワルドに続いて、6年連続のスーパー戦隊シリーズ出演となった(顔出しでもコピーワルドの被害を受けるサラリーマンとして出演している)。


演者の高井真菜女史はスーパー戦隊にかける情熱が凄まじく、何と本作の制作陣に「戦隊に出たいです!」と直談判して役を勝ち取った経歴の持ち主。


関連タグ編集

暴太郎戦隊ドンブラザーズ

脳人 女幹部

ソノシ ソノロク

ナルシスト 理不尽 残念な美人


ナショナルキッド

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