ダイヒコボシワルド
だいひこぼしわるど
ヒコボシワルドの暴走したヒコボシパワーがクダイテストに満ち満ちて誕生した、巨大級ヒコボシ戦闘兵たるダイワルド。
クダイテストの頭部と人格がヒコボシワルドの物に置き換わっており、和風なイメージも相まって鎧に身を包んだ重戦士の様な姿へと様変わりしている。
笹杖「タナバスター」を引き続き武器として使用し、薙刀の様に振り回して戦う他、オリヒメワルドの様にタナバスターから短冊を生成、願いを書いて巨大化させた短冊を貼りつけて物理的ダメージを与える攻撃も備わっている。
ただ、戦闘が不得手なヒコボシワルドの力をそのまま受け継いでおり、ダイワルドとしては珍しく戦闘力は低めである。
ヒコボシワルドを倒したゼンカイジャー達に、後詰めとして現れたクダイテストがヒコボシトジルギアを踏んだ事で誕生。街の雰囲気を七夕の夜の風景にする。
迎撃に現れたツーカイオーカッタナーと交戦するも形勢不利と感じたダイヒコボシワルドは「ツーカイオーが負けますように」と言う短冊を書いて貼り付け、爆発でダメージを与えるも、救援に現れたゼンカイオーブルマジーンに魔法パワーで「ダイヒコボシワルドが負けますように」と書き換え貼り返された結果自分がダメージを受けてしまい、更に二大ロボの攻撃を受けて吹き飛ばされてしまう。
最期はそのままの勢いで「ブルーンピッカーアクセルストライク」と「カッタナー刀烈火大斬」を同時に食らい、「旧暦の七夕は、今年は8月14日だあぁ~っ!!」と言い残して敗北・爆散。
体内に融合していたヒコボシトジルギアも砕け散り、閉じ込められていたヒコボシトピアが並行世界へと解放された。
また、『ゼンカイジャー』の世界へ訪れた凌牙・玲花兄妹もゾックスが搭乗するクロコダイオーに乗せられて元の『セイバー』の世界へと帰還するも、その間に宇宙にそびえるアガスティアベースの内部で全てを揺るがす悪しき存在が復活を果たす…。