概要
主なシステムは前作と殆ど同じだが、続編という事もあって色々な追加要素が加わっており、戦闘では前衛・後衛の概念が加わり、その設定によっては物理攻撃に限って味方が攻撃を受けにくくするようにもできる。
本作で戦闘に参加できるメンバーも最大5人までと前作から増えているのだが、
前作と同じく作中で入手できるキーアイテムをゲットしていく毎に増えていき、
本作では控えメンバーも好きなタイミングで戦闘メンバーと入れ替えることで戦闘に参加でき、それを含めれば最大10人まで戦闘に参加できる。
そして新要素で『モンスターコア』というシステムがあり、こちらは前作では戦力で考えると闘技場での賞金稼ぎ要因でしか役目があった普通のモンスター(男モンスター)を装備品である『モンスターコア』に変換することができ、装備すると元になったモンスターによってさまざまな特殊効果を得ることができ、その内容も『攻撃力や防御力等のステータス強化』、『獲得経験値の増加』と様々である。ちなみに効果の強さは元になったモンスターのレベルで決定し、レベルが高ければ高いほど強力な効果になる。そしてモンスターコアは自由に元の普通のモンスターに戻すことにもできるので、気軽に変換と解除を行うことができる。
ストーリー
前作で世界を救ったアレクは非常に退屈していた。
王女のセルシアから『自分の戴冠式が終わるまで冒険に行くな』とのお達しを受けたためである。
強くなりたいアレクは前作の終盤で手助けしてくれたロイの誘いを受けて、
法王庁の聖地デュマンリアに修行に行くことにしたのだった。
その件を連絡しなかったのが修行が終わって戻った際に起こった『面倒な事』の原因になったとも知らずに……
前作からの登場人物
アレク・ルドルフィ
本作の主人公で、エッチした女の子モンスターのスキルを習得できるという羨ましい特異体質を持つモンスター使いの青年。
前作の終盤で手助けしてくれた聖騎士のロイの誘いに乗って、聖地デュマンリアに修行に行くのだが、その際に伝言を残さず、修行に行っている件を手紙でティーナ達に連絡できなかったため、修行後は自分を探すためや修行のために散り散りになった仲間達を集めるのが本作での二番目の目標になる。
ティーナ・エシュマルク
CV:彩瀬ゆり
前作と同じく本作のメインヒロイン的存在で、アレクが修行で不在の件を連絡できなかった為、アレクが使役している女の子モンスター「カラカル」と共にアレクを探しで前作での活動拠点となっていたセルシアの屋敷からいなくなっている。衣装は前作から変わったが実力は変わらずで、心強い回復効果を持った料理も本作でも作成・使用することができる。
カレン・エシュマルク
CV:螢
ティーナの姉で、アレクのモンスター使いとしての師匠でもある。
前作でアレクが一人前のモンスター使いとなったためか、出番は前作程はない。
セルシア・ウム・レインティス
CV:沢野ぽぷら
前作で父である国王が死去したため、現在は国王代理を務めている。
前作でアレクには色々と助けられたため、ティーナと同じくアレクに好意を持っており、
作中で戴冠式を経て女王となってからはアレクを自分の夫及び国王にするという野心を持つようになる。
因みに苦手な食べ物は『タケノコ』で、セルシアの好き嫌いを改善するため、カレンから依頼を受けることになる。
プリエ
CV:綾奈まりあ
前作の終盤でアレクの仲間となった『聖獣』と呼ばれる特殊なモンスター。
アレクの事を自分にとっての『運命の人』として盲目的に慕っている。
クラウ・ソラス
CV:きちゅね
前作と同じく本作でもアレク達がお世話になる武器屋の一人娘。
前作でアレクから『錬金の槌』という特殊なアイテムを貰ったため、
天狗になっており、武器屋の経営に対して怠け気味になっている。
ソーシャ・ヴェル・マーク
CV:誠樹ふぁん
前作と同様、本作でも登場するモンスター使いの少年『ゲイル』の妹で、兄と一緒に行動している。
前作の終盤では絶体絶命の所をアレクに救出されたため、アレクに対して好意を抱いている。
本作での新ヒロイン
エクシア・ノワール
CV:涼貴涼
本作から登場したヒロインの一人で、法王庁の精鋭部隊『神の指先』の構成員。
上司のロイの依頼でアレクの修行に協力してくれる。
性格はどこか抜けている所もあるが、心優しく、時折対立するアレクとリリィの仲介的な役割も果たす。
彼女もティーナと同じく『ある秘密』を抱えているが、それは実際にプレイして確かめよう。
そして、前作でティーナがそうだったように、エクシアも『ある事情』でラストダンジョンとラスボス戦には参加できないので注意しよう。
戦闘ではプリエと同じく攻撃と回復の魔法を使いこなすが、
モンスターではないので強力なスキルを与えることができず、終盤までは使い勝手が悪いのが欠点。
リリィ・メサイヤ
CV:大山チロル
エクシアと同じく本作から登場したヒロインの一人で、
法王庁の精鋭部隊『神の指先』の構成員でエクシアの先輩でもある。
気が強く攻撃的な性格で、自分の信仰している『ナザレ教』以外を信仰する者や、
ウィザール人、モンスターに対して毛嫌いするような態度を取っている。
エクシアの紹介でアレクと知り合い、アレクが『ナザレ教』を信仰していないと知るやいなや
アレクに対して暴言を吐き、第一印象はお互いに最悪であった。
アレクの修行が完了した後は、エクシアと共に修行を兼ねた『神の指先』としての調査で仲間探しであちこちを奔走するアレクと再会するのだが口の悪さは相変わらずであった。
だが彼女が『ナザレ教』以外を信仰する者や、ウィザール人、モンスターに対して毛嫌いする
のにはある理由があるのだがそれは実際にプレイして確かめよう。
戦闘では属性を持つ物理攻撃を得意とする魔法剣士的な立ち位置だが、
エクシアと同じくモンスターではないので強力なスキルを与えることができず、
こちらも終盤までは使い勝手が悪いのが問題点である。
前作でアレクが仲間にした女の子モンスター
アレクが使役した女の子モンスター達で、前作では心強い戦力となってくれたのだが、
本作では『アレクが行方不明同然にいなくなった』事をきっかけに、それぞれの理由で拠点であるセルシアの屋敷からいなくなっており、彼女たちと再会して再び仲間にするのが本作での二番目の目的である。
カラカル
CV:狭霧京
ワーキャットがモチーフと思われる女の子モンスター。
ティーナと共に行方不明になったアレクを探していたが、
アレクと再会した際には、ティーナとタッグを組んでアレクと戦うことになる。
ヒーラー
CV:桃華れん
作中では『ヒラー』と名乗って人間として振る舞い、生き甲斐である『傷の治癒』を行っていた。
本作でも仲間を癒す事にとても依存しており、その目的のために罠を仕掛けて仲間を傷つけるというヒーラーにあるまじき行為をすることもあった。
リザードアーマー
CV:犬飼あお
スク水の上から鎧を纏ったような恰好をしたトカゲの女の子モンスター。
他の女の子モンスター達が主人であるアレクを探してあちこちに散っているのに対し、
リザードアーマーは修行が目的で屋敷からいなくなっている。
アキンドー
CV:誠樹ふぁん
お金が大好きな守銭奴な性格で関西弁でしゃべる女の子モンスター。
本作ではアレクがいなくなってからはリーンが店主を務めていた道具屋の店主になっており、
とあるアイテムを入手しないと前作のように仲間にすることができなくなっている。
ちなみに道具屋の店主になっていることから、本作でのサブイベントは彼女からの依頼によるものも多数存在する。
サムライマスター
CV:綾奈まりあ
侍を名乗るだけあって前衛で物理攻撃で戦うのが得意な女の子モンスター。
リザードアーマーと同じく修行が目的で屋敷からいなくなっている。
再び仲間にするためには、彼女と戦って勝利しなくてはならない。
ちなみに『和風繋がり』である為か、後述の新しい女の子モンスターである『シュリケン』とは顔見知りである。
アンテナメイジ
CV:狭霧京
頭のアンテナで他のアンテナメイジとの情報のやりとりや意思疎通ができる魔法使いな女の子モンスター。
本作では自分以外の女の子モンスター達がアレクの捜索等の理由で屋敷を離れる中、
彼女だけが屋敷で待機していた為、前作で仲間になった女の子モンスターで最初に仲間に加わる。
余談だが、彼女のアンテナとは別のところにあるとされるアホ毛はニラと同等の食感と味と栄養を持っているらしく、ティーナの作る料理の一つ『ニラレバ炒め』の食材になるらしい。
ツインテール
CV:犬飼あお
後述の新しい女の子モンスターである『レッドドリラー』とは因縁があるらしく、
作中でアレクと再会するも、それが原因で主人であるアレクと戦うことになってしまう。
デビルン
CV:長月あいり
イタズラや悪いことが大好きで電撃を操り相手をいたぶる事に喜びを感じる女の子モンスター。
リーンがモンスター屋に捕まって売り物にされてしまった原因を作った張本人でもある。
アレクがいなくなってからは山賊団のリーダーとして活動しており、本作で彼女を再び仲間にするには彼女を含めた山賊団を倒さなくてはならない。
リーン・スポイドン
CV:長月あいり
前作ではアレク達がお世話になった道具屋の店主を務めており、その正体はなんと
旧知の仲であるデビルンと同じく女の子モンスターだったのである。
本作では、とうとう自分がモンスターである事がばれて売り飛ばされてしまうが、
物々交換という形でアレクによって救出され再び仲間となる。
余談だが、前作からの登場キャラであるにもかかわらず、本作の公式PVな動画では存在抹消のような扱いを受けており、それに怒ったのか本作のラスボスとの最終決戦では「パーティにいる全てのキャラクターでアレクにパワーを送る」という重要な見せ場でまさかのボイコットをした。
本作でアレクが新に契約する女の子モンスターたち
レミング
CV:椎那天
アレクの修行先であるソーマ遺跡にて仲間になったいたずらが好きな女の子モンスター。
アレクに契約を持ちかけられ一度は拒否して群れで襲いかかるも返り討ちにあい
『自分より強いものに従う』という習性のもとにアレクと契約をして仲間になった。
戦闘面での特徴は、カラカルと全く同じだが使える武器が違うので臨機応変に使い分けていきたい。
ネズミの特性を持っている為かチーズを好み、猫のモンスターであるカラカルに恐怖心を抱いている。
本作からはスキル以外にも女の子モンスターが持つ特殊能力『特性』のやりとりができるようになった。
レミングの特性は『アイテム探索』で戦闘でアイテムを入手する確率をアップさせる効果を持ちレアアイテム集めには欠かせない特性である。
マーメイド
CV:古都にう
見た目と名前の通り、人魚がモチーフモンスターの女の子モンスターで、その美しい声で男を誘惑する習性を持つ。
それ故、Hシーンでの声のエロさも前作を含めた仲間にできる女の子モンスターの中でナンバーワン。
通常時は下半身が魚ではあるが、スキル習得の為のエッチの際は下半身を人間のようにしている。
カルミナ
CV:椎那天
耳の形から考えて、オークがモチーフモンスターの女の子モンスター。
女の子モンスターとして特別な存在であるプリエを『聖獣様』と呼んで崇めており、
修行にやってきたリリィを追い払う程の実力の持ち主でもある。
人間を嫌っていることもあり最初はアレクに敵対していたが、プリエの言葉によって『人間の世界を知る』という形でアレクの仲間となる。
自分の背丈以上の大きなハンマーを軽々と使いこなす剛力の持ち主で、戦闘では物理攻撃を得意としている。
レッドドリラー
CV:椎那天
ツインテールと同じく髪の毛を武器とする女の子モンスター
モチーフモンスターは不明。髪の毛をドリルにして相手を攻撃する。
そのドリルを用いて地面を掘って鉱石を売っている為お金持ちらしく、
ですわ口調のお嬢様言葉で話す。ツインテール族とは犬猿の仲や天敵といっていい程に仲が悪く、余計な発言をしてツインテールが仲間になるのが遅れる原因を作った。
戦闘では物理にも魔法にも打たれ弱く、素早さも高くないことから、
使い勝手が悪いので遠距離からの物理攻撃が主な戦い方となる。
ミミッコ
CV:霜月優
その外見と名前から分かる通り、ミミックがモチーフモンスターの女の子モンスターで、
極度の怖がりかつ気弱な性格。
彼女の住み着いている宝箱は特殊な素材で出来ているらしく、非常に頑丈でその物理防御力はリザードアーマーに匹敵する。
戦闘では死の魔法を使用するが、他作品の即死魔法と同じく成功率が良くないので、前衛で物理攻撃から仲間を守る防御役が主な役目。
シュリケン
CV:紅月ことね
本編中盤のダンジョンである『霧の中の山』でアレクが仲間にした女の子モンスター。
『シュリケン』という名前だが手裏剣を武器として用いるスキルは覚えない。
『クノイチガール』とかじゃいかんかったのだろうか…
公式サイトでは『怪しい術を使う』と紹介されているのだが、
それも痺れ粉くらいで、火遁の術や分身の術といった忍者らしい術は使わず、『戦闘面では忍者要素が殆どない』という事になっている。
(本当のお館さまはセルシアだが)主人であるアレクを『お館さま』と呼び慕って主君として絶対の忠誠を誓っている。
戦闘では持ち前の攻撃力とカラカルやレミングと同じく素早さとを駆使したサポートを得意とする。
ユニコーン
CV:紅月ことね
本編終盤に訪れることができるダンジョン『聖門の鍵遺跡』にてアレクが仲間にした女の子モンスター。
モチーフモンスターはユニコーンだが額に角の生えた人型で二足歩行で活動する。
戦闘では回復役を担うのだが同じ回復役のヒーラーと異なり前衛でもそこそこ戦える。
『ブレイクフォース(他作品における秘奥義のようなもの)』はなぜか『味方全体の攻撃関係のステータスをアップさせる』というユニコーンとは無関係の効果。
プラズマ
CV:びーる
ユニコーンと同じく『聖門の鍵遺跡』にてアレクが仲間にした女の子モンスターで、雷の精霊であり雷に関連した魔法を得意とする。
戦闘では魔法を用いて後衛で戦うが、精霊なだけあってか『武器と装飾品以外を装備できない』という致命的な弱点を持っている。
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