概要
声優:森下由樹子
6期鬼太郎と呼ばれるテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』に時おり登場するアイドルグループ「電池組」の一員。イメージカラーは黄色。
ステージでは「単二(たんに)アイドルことニッケルカナです」と名乗り、レモン色の衣装と黄色のスパッツを着用している。他のメンバー二人には無い、黄色いフレームの眼鏡と、短い髪、そしてツンとした塩対応が特徴。プロフィールで公開されてる好物はイチゴ。
専属マネージャーとなった豆腐小僧のことは「豆腐ちゃん」と呼ぶ。
人物
本来は暗くて潔癖症な性格で、人に触れることを好まないが、握手会は我慢して行っている。
視力は2.0もあるが、キャラを付けるために眼鏡をかけている。本来の好物は酒だが、先述の通りプロフィールにはイチゴと書き込んでいる。趣味は詩を読むことだが、自分で書くこともある。
年齢は明言されていないが、酒が好物ということから、成人済みと思われる。
本人曰く「スクールカーストの最下層」な学生時代だったが、ある日スマホで見つけた短髪の美女に憧れ、自ら髪を切ってアイドルになった。
自分よりもグッズの売り上げで勝るマンガンアヤナやアルカリユリコを妬む描写は無く、むしろ自分の不甲斐なさを嘆いていた。
劇中
初登場は第2話。とあるドームでのコンサートにて、観客やチームメイトともども見上げ入道の「秘技・霊界送り」を喰らい、霊界に閉じ込められる。鬼太郎たちによって見上げ入道が倒されると、人間界に戻ってこられた。
第60話の次回予告パートで登場が告知される。ただし、鬼太郎からは「父さん、電池組のニッケルカナって、誰でしたっけ?」と言われる。
第61話ではゲストヒロインを務める。CD応募者プレゼントサイン入り生写真のリクエストを競う際、3人中3位になったあげく、2位のユリコには圧倒的大差をつけられていた。
グッズの売り上げではいつも最下位で、所属している電池組自体もアイドルカーストでは真ん中の位置であることから行き詰っていたところ、豆腐小僧と出会う。彼から元気付けるためにもらった豆腐を食べ、その美味しさで活気を取り戻す。
その過程で豆腐小僧がマネージャーとなり、彼のサポートもあって活気に弾みがつくが「メンバー自身がプロデュースしたグッズの売り上げを競う」という企画を前に「もう最下位になるのは嫌」と打ち沈む。その時、ねずみ男が「ニッケルカナの手作り豆腐・黒蜜きな粉かけを本人が食べさせる」ことを提案し、それを採用することでトップとなる。それも2位のアヤナの3倍近い売り上げを出して。
しかし、ねずみ男が妖怪カビが生えてしまった豆腐にまで手を出したことで、ライブ会場ばかりか街中がカビだらけとなってしまい恐怖と罪悪感にかられる。そんな中、カビ塗れになってしまったファンから「いつもカナちいに元気をもらっているから」と励ましの言葉を聞かされ、豆腐小僧から豆腐をもらって元気になった自分と、自分がもらった元気を運んでみんなに笑顔になってもらいたくてアイドルになった事を思い出し、潔癖症でありながら素手でカビを取り除こうとする。
自身もカビ塗れになるが、天井なめが駆け付けたことで復活した鬼太郎に助けられる。それから、皆を助け出す為鬼太郎たちと協力してカビを除去する。
その後、「自分にしか運べない幸せを運ぶ唯一無二のアイドル」になることを豆腐小僧に語り、新聞記事にて作詞に挑戦しだしたことが報じられた。
第97話(最終話)では、バックベアード爆弾と戦う鬼太郎を、アヤナやユリコと共に応援する。なお、この時は彼女が三人のセンターを務めていた。
その他
犬山まなの年下の友人である大翔は、中の人がニッケルカナと同じく森下由樹子氏であり、なおかつ電池組のファンである。ただし、カナ推しかは明言されていない。
電池組のページでも述べたが、まなと電池組は間接的な関りがそれなりに存在している。特にカナとは「豆腐小僧がらみのエピソード」という共通点がある。
また、学生時代の制服が、まなの中学校制服と似ているが、同じ中学出身かは不明。
第61話では、豆腐小僧以外にも、鬼太郎、目玉おやじ、猫娘、ねずみ男、砂かけ婆といった鬼太郎ファミリーの大半と面識を得ている。
関連イラスト
私服姿
学生時代の髪型&現在のアイドル衣装
関連タグ
夏美(ゲゲゲの鬼太郎)…同作の眼鏡娘であり、豆腐小僧が住んでる爽快アパートのオーナー。
石橋綾…同作の眼鏡娘であり、犬山まなの友達。彼女も男の子の妖怪と接点がある。
春日野うらら…黄色および芸能人繋がり。また、妖怪ではなく妖精だが、人外な男の子とのフラグが立っている。
天ノ川きらら…アイドルではなくモデルだが、黄色および芸能人繋がり。ピンクの仲間と青い仲間がいるほか、サポートする少年妖精はマンガンアヤナと、中盤から加わる赤い仲間は6期鬼太郎と、そしてきらら本人は魔女アニエスと、それぞれ中の人が同じである。
増子美代…他作品の女性ニュースキャスター。外見的な特徴もそうだが、「ゲストヒロイン回の時点では自分を見失っていたが、主人公たちと関わることで自分を見つめ直す」という境遇がニッケルカナと似ている。また、彼女を怪物の媒体にした敵幹部は、カビの扱いに定評がある。