概要
1987年にタイトー が販売した大型筐体の体感ゲームで、アーケードゲーム初のフライトシミュレーションゲーム。
旅客機による夜間の着陸をシミュレートしたゲームで、まだポリゴン技術が黎明期にあったことから用いることができず、全て描画された光点で表現されているが、フライトシミュレーターそのものに一般人が触れる機会がまだ稀だったことから、航空機ファンには好評を博した。
筐体の扉を閉めると半ば暗い密室状態になることから外から中を観ることが叶わなくなる。そのため外部にモニターが付けられており、それでギャラリーがプレイヤーのプレイ状況を見ることが可能だった。
また稼働当時は、その半密閉の暗室状態を利用して営業中のサラリーマンが中で昼寝する姿もしばしば見られた。
翌1988年、ポリゴンを利用した続編『トップランディング』が販売された(のみならずミッドナイトランディング筐体は、ほぼこちらに改造されている)。
ランディングシリーズ
タイトーの業務用フライトシミュレーターは公式に「ランディングシリーズ」と称され、その後も幾つか販売されている。
トップランディング
1988年に販売。詳細は当該記事へ
ランディングギア
1996年に販売。ただし、体感筐体ではなくなった。今作は航空機のみならず、水上機や戦闘機、スペースシャトルの操縦まで行える。
ランディングハイジャパン
1999年に販売。今作は「全日空」の協力を得ており、その運用航空機の離発着がシミュレートされている。
その他、関連
ジェットでGO!
PlayStation用として2000年に発売された(業務用とは開発部署が異なる)。こちらは「日本航空」の協力を得ており、その運用機を離発着させる。また、パッケージ違いが日本航空で機内販売されていた。2002年に続編である「~2」が発売になっている。
エアインフェルノ
1990年に発売されたヘリコプターによる業務用フライトシミュレーションゲーム。
詳細は当該記事へ