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リフレクター(TF)

りふれくたー

リフレクターとは、デストロン/ディセプティコン所属のトランスフォーマーである。
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概要編集

CV:クリス・ラッタ/吹:塩屋翼難波圭一(第62話)

デストロン/ディセプティコンの光学情報兵で、メンバーであるスペクトロ(シャッター)、スパイグラス(ストロボ)、ビューファインダー(レンズ)の3体が合体することで一眼レフカメラになる。


玩具では3体は異なるデザインだが、アニメでは作画の手間を省くためかデザインやカラーリングが3体ともにほぼ共通化されており(一人だけ腹部にレンズ部分のモールドがある)、元の玩具とは似ても似つかないデザインとなっている。ただし、一部のアメコミでは玩具に準拠したデザインで登場している場合もある。


アニメでは常に3体で行動し、喋る際も3体同時に喋る。主な任務は偵察や雑用で、フラッシュビームを発射することで相手の眼を眩ませることが可能で、暗闇の中での撮影や相手のカモフラージュを見破る機能がある高性能赤外線ビジョンも装備している。登場話数は多くないが、劇中で一度だけレーザーウェーブのガンモードを使用したことがある。

作画ミスで本来いるはずのない四人目がいたこともあった(七人のリフレクターが同じカットにいたことも)。

ただ、脚本段階にあった3体に分裂する能力を持つ1体のトランスフォーマーという没設定があり、その名残という可能性もある。

また、第6話のサイバトロン/オートボットの攻撃によってホログラムのように消滅する描写もその名残と思われる。


アニメではシーズン1こそ所々で出ていたが、原語版ではシーズン2以降は個性的な新キャラクター達の登場で出番自体が殆ど無くなりその素性や性格を窺い知るのは難しいが、彼らは地球のあらゆる物、果ては仲間の失敗を観察するのが趣味であり、自身の能力を利用して他のデストロンの弱みを握り恐喝を行うことに無上の喜びを感じている。

日本版ではスカイファイアーの件があり(詳細はそちらを参照)、原語版で初期に放送されたスカイファイアー絡みの話が日本では終盤に放送されたので序盤を中心に活躍していた彼らが日本では終盤でも台詞付きで登場するという現象が起こっている。

また、一人だけの登場かつ殆ど目立たない形での出演ではあったがトランスフォーマーザ・ムービーにもこっそり登場している(サイバトロンシティでの攻防戦とスタースクリームの戴冠式)。



玩具編集

1983年に発売された『ミクロマン』の後期商品『ミクロチェンジシリーズ』のストロボ合体・カメラロボの流用品であり、当時の海外では通販限定商品という扱いで、日本での流通量も極めて少なく後年の国内外での復刻版も発売されていない。

カメラロボでの名称は以下の通り。

TFミクロマン
ビューファインダー(中)ミクロファインダー
スペクトロ(左)ミクロシャッター
スパイグラス(右)ミクロワインダー

商品の仕様やカラーリングはカメラロボとほぼ同一であり、カメラモードの上部にあるMICROXのステッカーがREFLECTORに変更されている。スペクトロの頭部にあるシャッターボタンは実際に押すことが可能で、ビューファインダーの後頭部にあるファインダーはカメラのように覗くことができる。また、スパイグラスの武器となるストロボにはミサイルを装填して発射するギミックもある。


トランスフォーマージェネレーションズ編集

ハズブロより発売されたメトロマスター版スクラップネルに付属するミニコンとして製品化。かつてのG1シリーズのような3人組ではなく単独でリフレクター名義となっており、ロボットモードの造型はビューファインダー(玩具版)に近い。カメラモードへの変形はロボット本体を寝かせただけの単純なものだが、カメラのレンズの部分を展開することで他のTFに持たせられる銃型の武器にも変形する。


BOTCON編集

『コンバイナーウォーズ』版ショックウェーブの頭部とカラーリングを変更したもので、2016年に開催されたBOTCON2016の限定品として来場者に無料配布された。付属のカードの記述によればジアクサスの手によって改造を施されたリフレクターがこの姿であり、単独でカメラへ変形する能力を得たとされている。


トランスフォーマーシージ編集

2019年にリリースされた玩具シリーズ『トランスフォーマーシージ』にてG1シリーズのアニメ版のデザインを基にしたリフレクターが発売。ただし、商標の問題からか英語の表記は旧来のリフレクター(Reflector)からリフクター(Refraktor)に変更され、日本での発売分も「ディセプティコンリフレクター」となった。


アニメでは3体共にほぼ共通のデザインであったためか、3体セットではなく単品での発売となった。単独で宇宙船に変形するほか、リフレクターを3体集めて合体させることでカメラモードに変形させることもできる。商品のパッケージにもその旨について記載されているのだが、どういうわけか説明書には肝心の変形・合体の手順が一切記されておらず、後日タカラトミーの公式サイトにてその手順を解説したPDFファイルが公開されている。


更に2019年9月にはG1シリーズの玩具版のデザインをベースにカラーリングを変更してカメラモード用の新造パーツを追加し、スペクトロ、ビューファインダー、スパイグラスの3体とクレムジークのミニフィギュアを同梱したリフラクター・リコノイセンスチームがハズブロより限定販売されている(日本未発売)。


シャッタード・グラス編集

善悪が反転したシャッタードバースにおけるディセプティコンに身を置く情報将校。ただし、G1リフレクターとは異なり、単体でデジタルカメラに変形する。デザインは実写映画シリーズ第1作目が公開されたのに合わせて海外で発売されていたディセプティコン兵士・スパイショット6で、配色はG1シリーズのバンブルがモチーフになっている。


関連タグ編集

トランスフォーマー ディセプティコン カメラ

戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー トランスフォーマージェネレーションズ シャッタード・グラス トランスフォーマーシージ

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