ストーリー
およそ100年後の社会では、ホログラフによる立体迷宮を舞台にした非合法なレースが開かれていた。レースに負けて地下組織につかまった弟の誠を救出するため、緑川理香はレースに参加することを決意する、勝てば弟を返してもらえるがリタイアすれば地下組織に身をゆだねるという条件のもと…。
概要
この頃、タイトーは『ブロック崩し』をリメイク・アレンジした『アルカノイド』(1986年)がヒットしたことに影響されたものか、自社の『クイックス』(1981年)をアレンジした『ヴォルフィード』、エキシディ社の『サーカス』(1977年:俗称は風船割り。タイトーもライセンス取得し『アクロバットTV』として販売)をアレンジした『プランプポップ』など、ビデオゲーム黎明期の作品をリメイクするようになっていた。
レイメイズもセガの『ヘッドオン』(1979年)、ナムコの『パックマン』(1980年)などのドットイートタイプのゲームのアレンジ作である。
4方向レバーとアイテム使用ボタン、アクセルボタンを使用。一度で取れるドットと複数回通ることで取れるドットがあり、全て取ればエリアフレーム上にある8つのゲートが開いて通ればクリアだが、通るゲートによりラウンドが異なり、その進め方によってエンディングが異なる(特定ラウンドクリア時に現れるデモ画面にヒントがある)。ゲーム難易度は高めである。
時にボス戦があり、落ちているレーザー発射アイテムを取得して攻撃する。
ラウンドを最後までクリアすると、最終デモ画面中にレーザーディスクゲームのようなレバー入力ゲームがある。
移植
1988年にファミリーコンピュータディスクシステムへ『遊メイズ』のタイトルで移植。但し、ファミコンの性能上、大きなキャラが出せないためボス戦は割愛されている。
純粋なアーケード版は2005年発売のプレイステーション2用『タイトーメモリーズ下巻』、2006年の発売のプレイステーションポータブル用『タイトーメモリーズポケット』に収録されている。
2021年にアーケードアーカイブスにて配信、2022年にイーグレットツーミニに収録。
関連動画
BGM & 音声データ集