概要
切断の一種。
強制的または同意の下で、性的満足のために、暴力的またはその他の方法で人間(主に女性)の胸の位置からおっぱいを取り除くことをいう。
乳房切断された女性は即死には至らないため、莫大な激しい苦痛が与えられるであろう。
英語では、debreastingなどと呼ばれる。
この用語は、極端なBDSMまたは拷問関連の性的フィクションで頻繁に使用される。
また、「乳房切断」は切り落とすことを強調し、類義の「乳房破壊」と少しニュアンスが違う。
pixivでは、無論その大部分がR-18G指定である。
処刑の乳房切断
なお乳房切断を含む刑は現在、司法機関によって行われることはほとんどない。ただし、私刑(リンチ)、拷問や殺人で乳房切断を処することは偶発する。
凌遅刑
「寸斬」「磔」(日本語の「磔」とは違う)「殺千刀」とも言う。清朝までの中国や李氏朝鮮の時代までの朝鮮半島では、人間の肉を刃物で千切りしたりこそぎ落したりする凌遅刑が行われていた。
具体的に、まず両胸からはじめ、次にほかの身体部位、最後に頭部を切断して受刑者を絶命させる。
そのため、凌遅刑では、乳房を完全たる形に保つことは不可能である。
凌遅刑は反逆罪、親殺しなどに適当された。
凌遅刑を受けた受刑者は男性が多かったが、女性の受刑者もある。
例えば、明朝嘉靖二十一年(1542年)に中国で起こった壬寅宮変(嘉靖帝暗殺未遂事件)の首謀者たち。
手術の乳房切断
外科手術では、乳がんの予防や治療の目的で、乳房の一部や全部を取り除く治療法を「乳房切除術」という。
英語では専らmastectomyと呼ばれる。
種類について、乳房を全部取り除く乳房全摘術のパターンもあるし、胸筋、脂肪、リンパ節ないし皮膚、乳首・乳輪を保存できるパターンもある。