「九条先生、再生医療の未来は変えられるのよ」
演:柳ゆり菜
概要
『仮面ライダーエグゼイド』のVシネマ作品、『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』の登場人物。聖都大学附属病院・再生医療センターのゲノム医療研究室ユニットリーダー。
バグスターに組み込まれた遺伝子情報から、身体復元を研究する遺伝子医療の権威。病院一の美人女医とも言われる、色気たっぷりでスキンシップが激しい大人の女性だが、女の子らしい一面も覗かせている。
消滅した人たちを蘇らせるため、CRに協力しているがーーー。
劇中での動向(ネタバレ注意!!)
『PARTⅠ 仮面ライダーブレイブ&仮面ライダースナイプ』ではCRに協力し、研究を進めている様子。鏡飛彩を食事に誘うが断られたり、逆に誘って欲しそうな九条貴利矢を軽くあしらう様子が描かれた。しかしそれは表向きの姿であり、正体は脱獄した檀黎斗の協力者であった。
『PARTⅡ 仮面ライダーパラドクスwith仮面ライダーポッピー』では前作で黎斗と協力関係にあることが明かされたこともあり本性全開に。さらに、小星作と協力して『バグスターをつくるぜ!!』というゲームを開発。そのゲームと関連し、パラドを3発叩きピンヒールで踏みつける、ポッピーピポパポを1発叩きさくらんぼを口にねじ込むなどやりたい放題。
しかし黎斗を人間として蘇生させることに協力していたはずが、当の本人に「そんなものに興味はない」と言われ、彼に騙され利用されていたことが判明。
突然の裏切りに狼狽える中、散々痛めつけ、見下し憎むバグスターであるパラドとポッピーから手を差し伸べられ、バグスターに心があることに戸惑いながら彼女はその場を後にする。
そして同作品にて、彼女が財前美智彦の娘であることが明かされた(貴利矢の調査によると、彼女の両親は離婚しており、紗衣子は母親に引き取られていた模様)。
『PARTⅢ 仮面ライダーゲンムVS仮面ライダーレーザー』では黎斗に裏切られたことで、宛もなく彷徨う姿が映し出される。
そんな中、ゾンビクロニクルで発生したゾンビゲーマーに襲われたところを貴利矢に助けられ、貴利矢は落ちた職員証を紗衣子の首に掛け、紗衣子が再生医療のため必要な存在であると伝える。
貴利矢の言葉で立ち直った彼女は、黎斗の真意に気付き、死に赴く貴利矢を止めようと宝生永夢、仮野明日那、パラドと共に彼を探すことに。途中ゾンビゲーマーに襲われてゾンビ化するも、レーザーとゲンムの戦いの末にゾンビクロニクルが終了したことで回復。その時、「再生医療の未来は変えられるのよ」と貴利矢に向けて言葉を贈っている。
最終対決後、貴利矢の病室に訪れ『再生医療の未来』を提示。彼にウインクを贈り、そこで彼女は出番を終えた。
主な人間関係(ネタバレ注意)
ブラックパラドを使って半殺しにする。
彼の命を踏みにじる発言もするが、彼からは父親を失った彼女の笑顔を救いたいと思われている。
再生医療の未来のため、最終的には協力関係に。
父親が医師ということでシンパシーを感じている。
一度は食事に誘うも断られている。
物語中盤まで共謀。
彼に利用されるも、最終的には真意を知ることに。
それは『再生医療の未来』に繋がり、彼女は研究していくのだった。
着せ替えゲームを共に行う。
ポッピーのコスチュームチェンジで紗衣子が素(?)を出したりと途中までは仲良くやっていたが、本性を露わにすると彼女の頬を一発叩いてさくらんぼを無理やり口にねじ込むなど披露。
しかし彼女から協力を願われ、バグスターの心に触れる結果に。
その後はきちんと協力関係を結ぶ。
作中、彼女に最も影響を与えた人物。
最初は相手にすらしていなかったが、裏切った自分を受け入れた彼は彼女にとって、最終的にウインクを贈るほど心を許す存在となる。
トリロジーから3年後を描いた小説では、彼をデートに誘っている。
余談だが、二人は「八」乙女と「九」条で連なる数字を姓に持っていたりする。
自身の父親を消滅させた張本人。それ故に深い憎しみを抱いていた。
ボコボコにしたり、罵詈雑言を浴びせるも「俺はお前の笑顔も取り戻したい」と言われる。
バグスターに心があることに戸惑いながらも、後々協力関係に。
彼に分離手術を施して、ブラックパラドを分離する。