概要
CV:未実装
江戸時代に創作された怪異物語「稲生物怪録」に登場する魔王・山本五郎左衛門のフレンズ。
元ネタの妖怪が侍の姿で現れたのを再現してか、ボロボロになって右半身部分しかない袴を身に纏っている他、サラシにふんどしとかなり際どいデザインなのが特徴。また、緑色の異形となっている右手には小槌を握っている。
顔はシャチのように黄緑色の髪が顔の半分を覆って目隠れとなっているが、額部分に縦長の巨大な一つ目がある(通常のヒト目があるのかは現時点では不明)。他にも背後の袴が破れている部分が黒い液体のような状態で、なおかつそこから無数の目が睨みつけているなど、妖怪らしく不気味なデザインに仕上がっている。
人面魚、麒麟、真・青龍ら五龍神のように名前に全て漢字が使われている数少ないキャラでもある。
初出
三次もののけミュージアムとのコラボイベントにおけるアクリルキーホルダーとして登場したのが初。ヌエ、ライリュウの二人よりも一足遅れてのお披露目となった(シークレット枠としてシルエット自体は先行して登場していた)。
けものフレンズ3
アプリ版
上記コラボ企画と連動してのイベントにて登場。
現時点ではNPCとしての登場で、なおかつフレンズ化もしていない。
イベントストーリーにおけるアイコンでは一つ目かつ全身毛むくじゃらな、元ネタに準じた妖怪そのものの姿をしている。
ジャパリパークを「動物ヶ島」と名付け、妖怪騒動を巻き起こした張本人。
妖怪の間ではその名を知らない者はいないと言われ、名前を聞くだけでも恐ろしいとされている。ヤタガラスなど一部の守護けものとも古い知り合いである模様。
山本が現れた事でパーク内は雷雨が止まらなくなる、寒暖差がめちゃくちゃな気候になる、ラッキービーストに化けた人面がジャパまんを根こそぎ奪い去る、配下の妖怪がセルリアンに化けて襲いかかるなどの被害が相次ぐように。
困り果てた探検隊は妖怪のフレンズや守護けものと協力して山本を撃退する手段を探る事になり、その成り行きで山本と因縁のあるヌエやライリュウも山本退治に加わっていく。
魔王と呼ばれるだけあってその力は強大で、探検隊や守護けもの達が束になってかかっても終始劣勢を強いられ続けていた。
妖怪らしく化ける能力も有しており、イベントクエストでは大型セルリアンやフレンズに化けて隊長達に戦いを挑んでくる。
終ぞ直接倒すには至らなかったものの、一行が勇気を振り絞って力の限り抗戦した姿に感銘を受け、かつて平太郎にも与えた小槌を一行に授けてパークから姿を消した。