前後のストーリー
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地獄行バス | 今回 | 愛の必殺砲 |
予告
(本編)
加筆募集中。
(番宣)
次元獣カメラジゲンのレンズビームが、人々を写真の中に閉じ込めていく。
そして戦いの中、複雑に絡み合っていく戦士達の気持ち。
鳥人戦隊ジェットマン『愛の迷路』
鳥人戦隊ジェットマンの「戦うトレンディドラマ」路線が明確に打ち出された回。
登場人物
天堂竜
メイン画像右側の人物。レッドホークの変身者。
スカイフォースの超敏腕将校で、ジェットマンに唯一なるべくしてなった男。
恋人の藍リエもジェットマンになる予定だったが、バイラムの攻撃の際に死別、以降はリエを忘れられずにいる。
鹿鳴館香
ホワイトスワンの変身者。
元大財閥のお嬢様で世間知らずだが、剣道経験者のため一概に弱いとは言えない。
竜に片想い中。
結城凱
メイン画像左側の人物。ブラックコンドルの変身者。
一匹狼のプレイボーイで、これまでのヒーロー像をいろいろとぶち壊す男。香に片思い中。
大石雷太
イエローオウルの変身者。
温厚な農業青年。メガネを掛けている(スーパー戦隊では極めて稀。彼の次のメガネ戦士が現れるのは何と23年も後(ただし、番外戦士も含めると22年後)である)。
香に好意を寄せるも、自分に自信がないので見守るだけにしようと誓っている。
早坂アコ
ブルースワローの変身者。
最年少メンバーで高校生。メンバーで唯一戦隊内恋愛に関与しなかった(ただし、ディメンシアに住むエトフ族ナイトの子孫などとの恋愛譚はあった)。
マリア・グレイ
今回はマリアが作戦を指揮する。グレイはオチ要員。
カメラジゲン
あらすじ(前半)
時間軸は竜の26歳の誕生日。香は愛する竜のために料理の腕を振るう。香は料理上手らしく、竜は味を絶賛。香は思わず赤面する。
が...。その様子を凱は怪訝な顔で見ている。
その後、凱はバーに竜を呼び出し、香が好きなのかと尋ねる。
竜は「俺も香も戦士だ、ただそれだけだ」と退けるも、凱は「俺達は戦士である前に人間だ、男と女だ!お前、一度も女に惚れたことないってのか?」とヒーローがそれを言っていいのかというレベルの禁句を言い放ち反発。
その瞬間、竜はリエの事を思い出して閉口してしまう。竜は未だに未練を断ち切れないでいたのだ。
そうとは知らない香は、手編みのマフラーを、よりによって凱の眼前でプレゼントするも、竜はリエを忘れられないのでこれを拒絶してしまう。香は絶望感と悲しみから泣き叫び、基地から走り去る。凱もそれを追って基地を出る。
その頃、基地に残された竜は、「香さんを傷つけるのは許さない」と雷太に詰め寄られていたのだった...。
あらすじ(後半)
香を追っていた凱は公園で追いついた。凱は香を抱き寄せると、
「こっちを見てくれ!お前に惚れている男がここにいる!!」と叫び香の唇を奪った。
しかし竜に一途な香に思いは通じず、平手打ちを食らってしまう。それでも諦めない凱は、
「何故だ!何故俺の気持ちが解らねぇ!?」と叫ぶ。
するとそこに次元戦団バイラムの四幹部の一人、マリアが登場。凱と香にカメラジゲンをけしかける。
連絡を受けた竜らも応戦するが、香が変身時の隙を突かれてカメラジゲンの必殺ビームを浴びてしまう。香は倒れ、凱の腕の中でフェードアウト、消滅してしまう。
4人になってしまったジェットマン。さあ、どうするのか!?
...と思った次の瞬間、映像がいきなりバイラム基地に変更され、ピアノを弾くグレイが映し出される。そしてそのまま「つづく」と表示されて終了。カメラジゲンとの決着は次週に持ち越された。
余談
- この回で竜の生年月日が1965年5月10日であることが判明した。
- 実はこの回でジェットマンが初めて変身するのは何と終了4分前。これは、「五星戦隊ダイレンジャー」の「伝説の変身0分回」放送までは史上最遅だった。
- この回は『マツコ・有吉 怒り新党』(テレビ朝日)の新3大・鳥人戦隊ジェットマンのトレンディーすぎる愛憎劇の第1号にノミネートされた(残り2つは、第22話「爆発する恋」と第31話「戦隊解散!」だった)。