※この記事は『でんぢゃらすじーさん邪』の最終回のネタバレが書かれています。
概要
その外見は画像の様な(今まで本編に登場したキャラにも言える事だが)凄まじくコメントに困るなんとも奇妙な姿をしている。
その外見に似合わず、(後述するように)かなりの戦闘能力を有している。
最終回に至るまでの経緯
上述した話の一つ前の話『ふくびきでハワイ旅行じゃっっ!!』にて、孫はじーさんがバイトを務める福引で、5等の商品であるハワイ旅行を当てた。
しかし、それは後にハワイ50年旅行だったという事が判明する。
孫はそんなにもハワイにいたら、日本の読者がついていけなくなると言うが、じーさんは大丈夫だと言った。
どうしてなのかと問うと、じーさんは
「 このマンガ、次回で最終回だから。 」
と衝撃発言をしたのだった…。
そして訪れた最終回
上述したように、ハワイ50年旅行へ行くじーさんと孫のためにお別れパーティが行われる事となり、今まで本編に登場してきたキャラ達が集まった。
じーさんはその事を『最終回だからって、バカみたいにキャラが勢揃いする有り勝ちなパターン♨️』と言いつつ感涙していた(その割には集まったキャラ達をほぼ覚えていなかった♨️)。
その後、校長とゲベから、プレゼントを受け取ったが、前者は鼻をかんだティッシュ、後者はだいたい死亡シーンの今までの名場面を集めたアルバムという、貰っても嬉しくない代物だった(じーさんは感動して受け取っていたが)。
スペシャルゲストの登場
と、ここで『スペシャルゲストの登場』を告げるアナウンスが会場に響く。
孫は『懐かしのキャラ』、じーさんは『昔からの親友』を予想するが…、
以下、ネタバレ注意!
孫「 最終回で、新キャラでてきたーーッッ☆ 」
そのスペシャルゲストこそが、その新キャラだった。
孫はもちろん、じーさんも初対面のキャラだったため、じーさんは「思い出がぜんぜんねぇ…。」と感涙していた。
じーさんは泣きながら皆に、そして全く知らないスペシャルゲストの新キャラに感謝の気持ちを伝えたが、やはり皆と別れるのは嫌で、ハワイなんて行きたくないと号泣する。
それを聞いて悲しくなった校長は自分が代わりにハワイに行きたいくらいだと泣き出す。
するとじーさんは「オマエ…、いくか?」と校長に問い、校長は「 いく! 」と即決する。
突然の急展開に突っ込む孫をよそに、めでたしめでたしと安堵するじーさんだったが、自分達もハワイに行きたい他のキャラ達が待ったをかけた。
それを聞いたじーさんは『皆で戦って生き残った奴がハワイ旅行』というバトルロイヤルを提案する。
それを承諾した(校長を含む)全キャラのバトルロイヤルが行われた…。
バトルロイヤルの結末は…
8時間に及ぶバトルロイヤルの結果、生き残ったのは新キャラだった。
ーーこうして、新キャラは旅立っていきました。(ナレーション)
じーさんは感動の最終回だったと、小便だだ漏れで感涙していたが、孫は当然の如く、この最終回にあるまじき展開に全く納得していなかった。
しかしじーさんはそんな孫のツッコミを一蹴し、残り1ページしかないので、文句ばっかり言ってる暇はないと告げる。
どうやって終わるのかと告げる孫に対し、じーさんは挨拶して終わるかと言い、
じーさん「「でんぢゃらすじーさん邪」は、これでおわりー、」
全員『 じゃ 』
皆と共に読者に別れの挨拶をして『でんぢゃらすじーさん邪』の最終回を締め括ったのだった…。
余談
- ミニコーナー『この本の中で作者が好きな話ベスト3!』では堂々の第1位にランクインしており、作者は
「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」の最終回とは
ちがうタイプのラストにしました。
最後のページはみんな楽しそうで大満足!!
とコメントしている。
ちなみに上述した『ふくびきでハワイ旅行じゃっっ!!』は第3位にランクインしている。
- 最後のページにおけるじーさん達の別れの挨拶は「じゃあ、またね」の『じゃあ』と、じーさんの語尾の『じゃ』と、『でんぢゃらすじーさん邪』の『邪』をかけた物だと思われる。
- また、そのシーンでは校長、ゲベ、最強さん、お友だち軍団、それ以外の今まで本編に登場してきたキャラに含め、『邪』の大長編に登場した一部のキャラが登場している。以下はその一覧。
- 無敵のヒーローオナライダー
- またナ☆お友達軍団
- 風邪のおまた三郎
- 真・お友だち軍団
- 怒りのイライランド(怒)
- はなの下のミゾの名前はハナミゾって名前でどうスか?
- けつ!あ、まちがえた。勝つ!最強拳法シリカラテ
- かいけつ!でんぢゃらす王国!!っていうマンガ
関連タグ
???:『絶体絶命』の最終回の一つ前と二つ前の話に登場したキャラ。
???:『絶体絶命』の最終回に登場したキャラ。なお『絶体絶命』の最終回と、その一つ前と二つ前の話は(上述したように)『邪』の最終回と違い、シリアスかつ感動的な内容となっている。
以下、笑撃のネタバレ
こうして、『でんぢゃらすじーさん邪』は幕を閉じた。
そこでじーさんは次回から始まる新しい漫画が始まると発表する。
孫は今終わったばかりなのに、すぐ始まったら作者が死んでしまうと心配するが、じーさんは「 うるさいっ、勝手に死なせとけ! 」と一蹴し、その漫画のタイトルを発表する。
そのタイトルは…
孫「ほとんどかわってねェーーーッッ!!!」
どこかで見たような眼帯を付けた謎のキャラ「次も、ぜってぇみてくれよなッッ☆」
孫(だれだ、オマエーーーッ!!)
※ここから先のやり取りは、この話が単行本第20巻に収録された時に追加された。
じーさんと謎のキャラ「とゆーワケで『なんと!でんぢゃらすじーさん』ヨロシクねー♡」
孫「結局つづくんかい!!!」
余談だが、上述したタイトル発表ページはコロコロ掲載時は袋とじだった。
以下、更なるネタバレ注意!!
その後、2021年6月15日発売に発売されたコロコロ7月号の付録である『でんぢゃらすじーさん20周年メモリアルコミックBOOK』に収録された特別漫画にて、20周年を祝うために、ケツ山くんと共にまさかの再登場を果たした(ケツ山くんとは単行本20巻で初登場回が収録されたという共通点がある(ケツ山くん初登場回は『絶体絶命』の単行本20巻に収録))。
しかし祝うためにした事とは、首を20メートル伸ばした事だけだった。
その後、実はある人物の変装だった事が明かされる。