「所詮お前らは二次創作に過ぎん!!」
「似たようなモチーフを繰り返し使ってネタ切れしているではないか!!」
「既にお前らはオワコンなのだ!!」
経緯と詳細(ネタバレ注意)
映画「スーパーヒーロー戦記」の悪役、アスモデウスが物語終盤にて発した近年の特撮作品、ひいては古今東西全ての創作物に対してのアンチ意見を代弁したかのような爆弾発言。
アスモデウスはヒーローという存在そのものを否定しており、世界から全てのヒーローを消そうと目論んでいた。
しかし幼少期の石ノ森章太郎の「ヒーローに一次も二次もない」「ヒーローを通して人間を描いているんだ」「善も悪も関係ない」と真っ向から反論され自身の放った攻撃を跳ね返される。
更にゼンカイザー/五色田介人からは「意味が無かったらこんなに長く続いているはずがない!」と怯ぬ論破を食らい、自身の否定がまさかのブーメラン発言となってしまった。
それに続くようにゼンカイザーとクロスセイバーの合体必殺技を受けるも難無く跳ね返し、「善も悪も関係ないなら自分が主人公になってもいいはずだ!」と呟く(この発言から彼の目的はヒーロー達を消す事だけでなく自分が物語の主人公になることであったとも考えられるが、結局裏切った理由と合わせ、詳細や真意は不明のままであった)。
が、そこへ突如として見たことがない二人の謎の仮面ライダーが登場。アスモデウスは彼らのコンビネーション攻撃によって吹っ飛ばされ、大爆発に飲まれてしまった。
それでもしぶとく倒れず、今度は歴代の戦隊怪人・ライダー怪人達の要塞や戦闘機などを取り込みドラゴンを思わせる巨大な姿に変化する。
しかし歴代戦隊(や一部ライダー達)の巨大メカやライダー達攻撃を受けて巨大な状態で元の姿に戻ってしまう。
そこへスーパーヒーロー戦記にパワーアップしたセイバーと戦隊ロボの一斉攻撃に加えてオールライダーキックを受け、遂に自らが「オワコン」と見下し罵ったヒーロー達の前に敗れ去ったのだった。
注意
何も知らない人からしてみれば完全に喧嘩を売りに来ていると思われても仕方ない台詞なので(オワコン呼ばわりされた作品のファンだったら尚更)人前で使うのは控えた方がいいと思われる。
また、無関係なイラストや小説にこのタグを追加しないこと。
関連タグ
公式がやっちゃいました:まさかのアンチのセリフを回収したという点で。
お前たちの平成って醜くないか?:ある種の類義語。
フリー・ガイ:同時期に公開された映画。ゲームの世界のモブキャラである主人公が主人公になろうとする話。
ドラゴンクエストユアストーリー:この映画の黒幕と似たような事をした。また本作では彼が言い放った「大人になれ」という台詞を登場人物の一人が口にするなど、似たような点がある。
ストリウス:仮面ライダーセイバー本編のラスボス。彼もとある本を読み、その内容を知ったことで絶望し世界を滅ぼそうとした。
胡蝶の夢:こちらはライダーと戦隊のライバルにあたる特撮ヒーローシリーズにおける似たような話。こちらにもデウスと名の付く敵が登場する。
ディアブロ(ビヨンド・ジェネレーションズ):支援に現れた二人の仮面ライダーとセイバーが共闘する冬映画の敵である悪魔。
ライダーなどお供にもならん!、ヒーローなんてね、仮面ライダーに任せておけばいいのよ!:翌年のこの頃の戦隊の劇場版の予告で出た爆弾発言。 実質的にアスモデウスの後輩とも言えることを公式がやらかしてしまった。