東方願イ寺
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とうほうねがいてら
ネガ侍を主人公とした東方有頂天RPGツクール作品
正式名称は「東方願イ寺 ~ネガ侍も幻想郷入り」
ネ実の英雄ブロントさんと敵対する「ネガ侍」を主人公とした東方有頂天RPGツクール作品。
世界観は東方陰陽鉄をベースとした裏話的な内容となっている。
制作者は墨新兵氏。
侍が主人公のため時代劇を題材とした要素が多くあるが、作者の趣味で特撮、FPS、レトロゲーム、BMSA、民明書房などのネタも随所に盛り込まれ、非常に濃い世界観になっている。
最初の投稿が2013年2月で、10年後の2023年2月に完結。
そして同年9月に続編の「續・東方願イ寺」が投稿開始。
また2024年の8月と2025年2月にそれぞれ外伝作品が投稿されている。
章ごとに1年ほどの準備期間が空くが、有頂天史上でも最長の投稿期間の作品である。
各章が一本の物語となっており、それぞれが長編動画1作分に匹敵もしくは上回るボリュームとなっている。
第四章まではRPGツクール2000で制作されているが、第4.5章よりRPGツクールVXAceが導入されている。
尚、「イ寺(いてら)」とはFF11における侍の蔑称のひとつある。
詳細はこちらに詳しい。
ネガ侍が七つの「ネガの気質を持つ武器」を探し求め、幻想郷を冒険する。
各章のタイトルは黒澤映画のオマージュとなっている。
第六章「影(ネガ)武者」
主要舞台:命蓮寺、月光党本部
陰陽鉄での時期:9章(EXルーミア戦の前後)
ヤマメを利用していた謎の組織「月光党」がついに動き出す。
最後のネガの気質を持つ武器をめぐる戦いの末、ネガ侍の真実が明かされる。