概要
世界征服を企む悪の組織、RX団の女幹部であるブラックジェネラルは正義のヒーロー、ブレイブマンの大ファン。彼女は大好きなブレイブマンと近づきたいがために悪の組織の幹部となり、毎回ブレイブマンにズレてはいるが猛烈なアプローチを仕掛けるも、いつも空回りしてしまう。そんな残念な女幹部が主人公のヴィラン・ミーツ・ヒーローコメディである。
2017年にタテアニメでアニメ化された。
登場人物
主要人物
CV:田中あいみ
RX団の女幹部であり、この物語の主人公。ナイスバディでギザギザな歯が特徴的である。ちなみにブラックジェネラルを直訳すると「黒将軍」となる。正義のヒーロー、ブレイブマンの大ファンであり、毎回彼に猛烈なアプローチを仕掛ける。そして、処女である(重要)。
そのアプローチのやり方が毎回常軌を逸しており、日々ブレイブマンと部下達を悩ませている。また、行動の一つ一つや言動なども奇天烈であり、それらが残念な女幹部たる所以である。反面、嫁性能が高く部下らへの思いやりもあって性格自体は非常に良い。
ただ、20歳前後で幹部に出世していたり、ブレイブマンの攻撃をまともに食らっても平気な顔をしていられるほどの耐久力を持っているかなり優秀な人物。なお、戦闘力も本気で怒らせると野良の怪人を蹴りの一撃で倒すほどの実力を持っていたことが発覚し、ブレイブマンも彼女の事を甘く見なくなった。
その身体能力「だけ」を下記の組織に目をつけられ、クローンジェネラルやメカジェネラルを作られている。ヴィランリーグからも「ぶっちぎりでイカれた女」として見られている。
他の幹部と異なり特殊能力は持たないが、ブレイブマンへの執念であらゆる障害を乗り越えてゆく。
なお、科学者サンの発明で見られた別次元では、そのすべてがブレイブマンと恋仲兼相棒同士になっている世界観だった(本人は、たやすくブレイブマンと恋仲になった並行世界の自分たちにブチギレていた)。
学生時代に窮地のところを顔が怖い巨漢の学生に助けられ、それがかつてのブレイブマンと知らず、筋骨隆々のヒーローを好む性癖になった。両親もおり、母親は強引な手段で父親に既成事実を作り結婚に至ったというとんでもないエピソードの持ち主である。父親の方は良識的。
眼帯をしているが隻眼ではなく、両目はある。104話にて科学者サンから眼帯型ビーム装置を譲ってもらい、以後ジェネラルの切り札となっている(なお、小型化のために威力は最小限であり、バッテリー式な上に一発で空になるという燃費の悪さのため、科学者サンが失敗作として他のボツネタと共に捨てていたのをジェネラルが漁って見つけたもの)。
ブレイブマン
CV:酒巻光宏
ブラックジェネラルに付きまとわれている哀れなヒーロー。見た目が完全にアメコミのコウモリ男であるが、筋骨隆々のたくましい青年であり、正義感が強い。27歳。
なお、マスクを取ると素顔は怖すぎてよく通報される。そのため警察が苦手。
日々自分にストーカーまがいのことをしてくるブラックジェネラルに手を焼いている。
最初はブラックジェネラルの破天荒な行動に手間取っていたが、最近は軽くあしらうまでに成長した。
ブラックジェネラルのことは苦手ではあるが、嫌ってはいない様子。ジェネラルが風邪で休んでいる間、いつもの襲撃がなくて物足りなく感じてしまうことに戸惑いを覚えたが、「自分が見ていない間に何か悪いこと企んでいるのではないかという不安」として自己解決した。ところが、168話にてオーバーの入院の付き添いで、たまたまゲーム大会で徹夜して過労で倒れたジェネラルを目撃し、付き添いと勘違いされた挙げ句に寝ながら暴れる彼女を押さえつけていたが、寝ぼけたジェネラルに唇を奪われたせいで、戦えなくなるくらいに意識してしまう。
ブラックジェネラルに訊かれた「好みの女性」への回答は「強いて言うなら大和撫子」
(この回答に花粉症でグロッキーになっていたブラックジェネラルは更に精神的に致命傷を喰らい、思わず首吊り自殺を考えた)。
ヒーローの中では良識的であることから、マザー・ジャスティスだけでなくオーバーからも一目置かれており、彼女たちに一言物申しても制裁を受けていない(その代わり圧はかけられるが)。
フィギュア化するくらい一般人(特に子供)から人気があるが、ジェネラルのせいで風評被害を受けることも。事件を解決したことで名声が回復するが、その度にブラックジェネラルのせいで下がるという悪循環に陥っている。
ちなみに、ヒーローとして割と名が売れている人物であるのだが、あまり欲がない性格であり、ボロアパート住まい、苦学生のような食生活、ユニフォームの修繕は自分でやるという清貧の意識にしても程があるくらいの質素な生活を好んでいる(仮面ソルジャーもちろん、ブレイブマンに好意的なオーネストレートも苦言するレベル)。
学生時代に落ちる鉄骨から女学生(ジェネラル)を救い、その時に顔が怖いことを指摘されて傷つき、その後でマスクを被って人助けをしてお礼を言われたことから、マスクを被ってのヒーロー活動を志すようになった。
RX団
世界の秩序に×(ペケ)を示すために結成された秘密結社。
基地はゴミ山の中にある。常に財政難。
- 戦闘員トリオ
ブラックジェネラルの部下三人組。顔の部分に×のデザインがあしらわれた全身黒タイツの姿をしている。ブレイブマン同様、最初はブラックジェネラルの奇想天外な行動に困惑していたものの、今ではすっかり慣れてしまっている。
徐々に頭身が小さくなっている。全員何故かプライベートでもマスクをしている。
-1号
ツリ目の人。リア充を憎んでいるが最近科学者サンと良い感じ。3人の中でゲームに強い。
-2号
丸目の人。気遣いのできる優しい性格。GGちゃんと付き合っている?模様(後に正式に交際するようになった)。
-3号
タレ目の人。1号や2号と違って親しい女性がいないため、荒みきっている(特に1号には裏切り者を見る目で見ている)。メタメタVRのユーザーであり、美少女アバターに関するユーザーの目線(ネカマだと知った上で)について詳しい。
- ボス
CV:白石兼斗
フードと仮面をつけている。27歳。強力なサイコキネシスを操る。
部下思いの上司で、特に秘書サンには感謝している様子。部下達にも強く慕われている。
ブレイブマンと互角にやりあえるほどの実力者であり、その振る舞いは余裕すらも感じさせる。あまりに強すぎて組織にメタられる事もあった(サイコキネシスは目に見えるものでなければ対象にできないという弱点がある)。
反面、組織の財政難に私物を購入したり会議の予定変更を連絡し忘れたりとブラックジェネラルに負けず劣らずの残念な人でもある。とはいえ、上には上がいるので扱いは恵まれている方。
財政難なので自らもバイトで働いている。主に弁当の盛り付け内職や、コンビニ店員など(顔を隠しても許されるところで働いている)。
ちなみに仮面の口の部分は外せるようになっており、これで食事などを取っている。
モデルはファンタスティックフォーのドクター・ドゥームらしい。
CV:望田ひまり
ボスの秘書を務めている女性。23歳。作者曰く、主人公のブラックジェネラルを食らうぐらいの人気キャラらしい。見た目はクールで冷徹そうだが、実際はおしとやかで優しい性格。意外にもメンタルは貧弱。
他の女性キャラに比べたら胸の大きさは目劣りしてしまうが、決して貧乳ではない(というか貧乳扱いしているのはペケくんだけ)。美乳である。
触れたものを爆発させることができる能力を持っており、実力者であることが窺える。
基本は大人しいが、怒らせるとすぐに能力を使うという困った癖がある。プリンが大好きで、プリン絡みになると感情を露わにする。
ボスに仄かな想いを寄せており、時に大胆なアピールをしてその後赤面して恥ずかしがるという行動を取る(初期は爆発オチになる事もあった)。女子会では、惚気まくって薔薇霧から顰蹙を買っている。
ボスと一緒にご飯を食べることがささやかな楽しみになっている。
- 科学者サン
CV:佳穂成美
萌え袖の白衣にぐるぐるメガネをかけたボサボサ髪のナイスバディな女科学者。24歳。
自身が発明した生物に殺されそうになっていたところをスカウトに来たブラックジェネラル一味に助けられ仲間になった。実に様々な発明品をブラックジェネラル一味に提供するが、その発明品を使った者は大抵ひどい目にあうことに。常に予算が底をつきそうなRX団において研究や発明の活動資金はどう捻出しているのかは不明。ファッションについては無頓着である。
メガネを外すと意外とピュアな瞳をしている。寝る時は全裸派。泳ぐ時も全裸派。
シリアスな長編に置いては有能ぶりを発揮する他、ソフト面でのメンテナンスに難があるメカ山組のためにメンテナンスソフトを作り、彼らから感謝されている。
発明を志したのは、自分の作ったメカでライバルに何度も挑むアニメキャラに憧れたから。
- ペケくん
科学者サンが試作した人間の知識と身体能力を付与したスーパーキャット。オス?生意気な性格。
最近ふてぶてしくなった。RX団の広報を担当するが、女性キャラの痴態を盗撮しようとする畜生に成り果てた。その度に酷い目にあっているが、学習しない。
- GGちゃん
科学者サン製怪人第1号。19歳。ネガティヴな性格をしている。スタイル抜群の褐色の女性怪人。ゴキブリの能力を持っているため、走るのは早い。本人はゴキブリの能力をあまり快く思ってはいない様子である。繁殖力も強化されているらしいが、本人はそうした話題は苦手としている。安産型。
怪人であること以外は、普通の女子専門学生。
戦闘員2号とは中学生の恋愛みたいなやり取りをし、後に正式に付き合うようになった。それからはネガティブな部分が薄れ、明るくなりつつある。
ちなみに現在では非処女である。
- 黒獅子君
科学者サン製怪人第2号。巨体だか小心者のライオン怪人。もふもふな黒い獣の姿をしている。だが怪力を生かした戦法を得意とし、新人ヒーローを打ち倒し、ついでにブレイブマンをも苦しめた。
元々は虚弱体質で小食でスレンダーな体をしていたが、RX団の募集チラシを見て科学者サンに改造してもらった様子。彼にとっては、体が超人的にでかくなれば、RX団に対して善悪は問わないらしい(むしろコンプレックスを克服できて感謝している)。意外と常識人でもある。
ペケくんにも先輩として敬っているが、買い溜めしていた菓子を勝手に食われた時は流石に激怒した。
怒ったりマジになったりするとリアルなライオンの作画になる。
- くまむーちゃん
RX団のニューフェイスのクマムシ怪人。生物最強レベルの耐久度を誇るクマムシの因子を組み込まれた怪人だが、見た目は眠たげな幼女。眠ることでどんな攻撃も一切受け付けない無敵の状態になるが、よく考えれば何の益にも害にも成らない存在である。そのため、ここぞの時には最強の盾として活躍する。
なお本来クマムシは様々な環境には耐えられるが肉体は弱く簡単につぶれてしまう。明らかに素材以上の能力を持つ怪人である。
- Xちゃん
科学者サンによって作られた人造人間。大人状態で生まれたため知識はまだほとんどない。
クリーチャー花の触手を持つ。
価値観が植物基準であるせいか、リヒトが自分に気があると知ると、それを繁殖的なものと曲解し、どえらい目に会わせてしまった。
- 八尺さん
巨体能力に目覚め、野良怪人になった女性。性格は純粋で、人を疑うことを知らない。巨体のせいで誰もが怖がってしまい、友達が作れないことに悩んでいる。
そのことを口裂け女に利用されそうになったがRX団の勧誘を受け、仮入団することになった。
力が強く、黒獅子君と互角。
現在でも口裂け女と交友関係は続けているが、RX団との交流によって客観視できるまで成長し、ショタに対して欲望を露わにする彼女に制裁を下せるようになった。
荒薔薇(ローグ・ローズ)
エレガントな世界のため世界征服を狙う組織。
アジトは西洋風の屋敷。
- 薔薇姫
荒薔薇の首領。メカクレのグラマーな女性。
秘書さんに惚れている。アジトでの薔薇霧とのやり取りはペケくんが配信を自粛するレベル。
表向きはファッションデザイン系の仕事をやっているという設定らしく、実は登場する度に衣装が変わっている。
- 薔薇霧
幹部の女性。剣の達人。人の話も切ってくる。
薔薇姫への忠誠心は高く秘書さんに嫉妬している。というか、高すぎてヤバいレベルのマゾと化している。
- 魔・タドール
その名の通りマタドール風の怪人。戦闘能力は非常に高い。
- 戦闘員
荒薔薇の戦闘員。RX団の戦闘員達とほぼ同じ頭身と見た目をしており、マスクの柄が仮面舞踏会を意識したものになっている。
ほぼ空気。
メカ山組
ロボットで構成された極道。ロボットのための世界征服を狙う。
町中に事務所を構える。機械でありながら血気盛んな人物が多い。
- メカ山 重三
組長。脳筋で頭が固い。スーパーロボが理想。当初はリアルロボットを毛嫌いしていたが、ジェネラルの一言で「ロボットのために戦ってる自分が選り好みするのは間違っている」と反省した。
ヴィランリーグではまともな部類(というよりツッコミ役)。なのでファントムを差し置いて指揮する場面が多い。
必殺技は「極道スマッシャー」。
- ロボヶ峰 竜己
若頭。組の中では冷静で話しやすい人物。
トップ2の中では最も常識人なせいで割を食う場面が多い。
何故か男にも拘わらず、女子会に参加されられた。
- ドロシー
RX団が開発した機械メイドver.2.41。制作者の科学者サンからの依頼で、メンテナンスソフトを無償で作ってもらった恩義で二つ返事で運用試験に協力することとなり、現在メカ山組に秘書として身を置いている。
AIが試験段階であり、かなり偏った知識(特にエロ方面)を持っているためにとんでもない言動を取ることがある。
空を飛ぶことができ、メカジェネラル戦で活躍する。
怪人互助会
自然発生した野良怪人達が集まり自分たちが生きやすい世界を作るため結成された組織。1匹狼の集まりなので新人教育ができない他、怪人らしい見た目の者が多いため隠密行動に向いていない。工事が中断されたビルを勝手にアジトにしている。
組織によってアジトにしていた廃ビルを破壊されたため、RX団のアジトがあるゴミ山に新たなアジトを建設したが、女性怪人から不評を受けている(内装の決定権を譲渡することでなんとか和解したが、それでも陰口を叩かれている)。
- スライム田中
リーダー。フレンドリーな性格。自身がスライムであることにコンプレックスを持つ。ショック吸収能力をもつがそれ以上の奥の手が無い。
組織による悪臭騒ぎで身を挺して悪臭ガスを閉じ込めたが、しばらく悪臭が取れず、そのせいで悪臭ネタで弄られる。
メカ山と並んでヴィランリーグの中では常識人であり、そのことでメカ山から一目置かれている。
部下想いであり、組織の襲撃で鉄子が負傷した(と思い込んだ)時には怒りでヤンキー化したほど。
- 鉄子
サブリーダー。互助会では珍しく人間らしい見た目の女性で体を鉄に変える能力をもつ。鬼のような仮面をかぶるが素顔を見られるのが恥ずかしいのが理由。
上司の田中から大事にされているが、当の本人はかなり辛辣な態度を取っている。
- バロール
新人。外見は恐ろしいが臆病で礼儀正しい性格。
B・D・S(ブラック・ダーク・シャドゥ)
上記4組織を含めた会合「ヴィランリーグ」を統括するもっとも大規模な組織。行動目的はざっくりいうと「好きに中二病炸裂できる世界を作る」だがトップらしく情報集能力は高い。
- シュバルツ・ファントム
ヴィランリーグトップ。重度の中二病であることや相談無しで勝手な行動をとるため周り(特に薔薇姫とメカ山)からの扱いは悪いが、頭脳・戦闘能力共に高い。
中二病が深まるほど攻撃力が高まる能力をもつ。
- ヴァイス・サラマンダー
側近の女性。サングラスをかけ上半身はビキニ。
唯一中二病ではなく仲間たちに辛辣なツッコミを入れる。
ファントムへの忠誠心は無いに等しく、彼に辛辣な言葉を浴びせるのはまだいい方で、メカ山達に責められる彼を見捨てたり、ファントムの写真を貼ったサンドバッグを蹴り飛ばしたり、女子会でファントムへの殺意を語ったりしている。それでも側近として彼の側にいる。
- グラウ・ゴーレム
岩のような体を持つ男性。土を操る。
ファントム同様中二病。
- ヴァイオレット・アクエリアス
ローブ姿の女性。水を操る。
同じく中二病。
- グリューン・ハリケーン
紳士風の男性。風を操る。
やっぱり中二病。
ヒーロー
- 仮面ソルジャー
黒獅子君に敗れるまでは無敗記録を日々更新していた新人ヒーロー。
ナルシストであり、とにかく目立とうとする。本名は鈴田中山太郎といい、本人は芋臭い自分の名前を嫌っている。
基本的にヒーローネームや怪人名、通称や愛称などで呼び合う本作において、作中数少ないフルネームの本名が判明している人物でもあるが、敵味方とわず彼の本名を正確に呼んでくれる者はおらず、もともと珍妙な名前を、さらに珍妙に呼び間違えられて絶叫するのがお約束。
オーネストレートをサイドキックにしているが、第一印象の悪さと素行の悪さとその他様々な間の悪さから、彼女からは蛇蝎の如く嫌われている。ただし、生真面目すぎる彼女に「この世界(ギャグ漫画)では損するだけ」とメタ気味にツッコんでいる。
オーネストレートだけでなく、フロスティからも地面に書いた似顔絵にこれでもかと氷柱を突き刺すくらいに嫌われている。
ちなみに改造人間ではなくそういう脳内設定であり、戦闘用外殻を形成して身に纏う変身ヒーローである。
モデルはおそらく仮面ライダー。
- オーネストレート
スタイルのいい女性新人ヒーロー。真面目な性格であり、ブレイブマンと同じく、ブラックジェネラルには苦手意識を持っている。研修生だったがのちに卒業した。
仮面ソルジャーのサイドキックとして現在活動中だが、彼のヒーローらしからぬ言行に愛想を尽かし、時には名前を聞いただけでキレるほど嫌っている。
反面、ブレイブマンには先輩ヒーローとして強く尊敬しており、ブラックジェネラルに絡まれる彼を不憫に思っている。
本作はギャグ漫画故に、その真面目さが空回りすることが多い。
- ライトニングマン
CV:白石兼斗
ブレイブマンの友人であり、同期のヒーローでもある。さっぱりした性格をしている。
一時会長に洗脳され手駒にされていた。
その後復帰したが、段々と出番が少なくなっている。
- フロスティ
冷気や氷を操る能力を持つアイスヒーローの女性。ビル火災を一瞬にして凍結させて消火するほど。
ブレイブマンが考案した「司令部と現場の橋渡しである指揮官」という案を受け、上層部が用意した指揮官として登場。ブレイブマン、オーネストレート、仮面ソルジャーを指揮する。
仮面ソルジャー曰く、言動まで冷え冷えな陰キャとして有名らしい。実は戦闘が得意な反面、燃え尽き症候群になる時間も早いという超短期決戦用ヒーロー。研修時代の教官からの評価は「熱し易く冷め易過ぎて草」。
通常なら怪人を瞬殺して終わらせるため問題はないが、指揮官のような長期任務にはおそろしく向いていない。インパクトも能力の性質上、本来なら突入班などに配属されるべき人材だと語っている。
その反面、ヒーローとしてのあり方と連盟上層部の思想の矛盾や、敵の狙いに勘付くなど頭の回転が速く、燃え尽き症候群に陥っても逃げようとする組織の幹部達の拘束に成功するなど、実力とヒーローとしての自覚は本物。
今までプールに誘われたことがなく、オーネストレートたちと休暇でプールを訪れた際は楽しみにしていたことが、彼女の荷物の量から察せられる。
- シリアスグラス
眼鏡にオールバックといった知的な外見の男性上級ヒーロー。
ブレイブマンからは「頼れる上司」として信頼され、マザー・ジャスティスやオーバーからも目を掛けられているようで、基本的にはできるだけ自分の手で解決しようとする彼らが、手に負えない(主に事務系の)仕事を遠慮なく丸投げする珍しい相手。組織改革の話の際にも、オーバーから「お前はいい」と改革の必要がない良い人材として見られている。
ヒーロー連盟の騒動の後、不在となった会長の代理を無理やり押し付けられ、強いストレスで今は胃薬が友達。
「シリアスくんが息してない」とネタにされたことも。
だが、その無茶振りのせいで仕事を振る際の物差しも狂ってしまい、連盟PVを作成する時は部下に無茶振りを押し付ける糞クライアントと化してしまった。
- インパクト
ヒーロートップ3。着物姿の女性ヒーロー。
非常にマイペースで大食漢。衝撃を操る。
その反面、何も食べてないと力を発揮できない。
収容されたクローンジェネラル軍団が脱走した時は空腹を推して奮闘するなど責任感は強く、オーバーの攻撃を一度は受け流す程の実力を持つ。マザー・ジャスティスからの鉄拳制裁も、一度はトップヒーローと手合わせできる機会とポジティブに受け取っていたが、不意のボディブローでやられてからは他二人と共に逃げ出すようになった。
祖母と違ってなかなかのプロポーションの持ち主。
- マシュマロヘッド
ヒーロートップ3。名前の通りマシュマロの頭部を持つ。
外見に反し残虐な性格。
衝撃に対する耐性に加えて再生能力を持ち、顔のマシュマロは雑巾のごとく捻れたり跡形もなく蒸発しても少しずつ再生する。それでもマザー・ジャスティスやオーバーに制裁されるのを恐れている。
反面、攻撃手段がステゴロのみなので、同じく打撃無効のスライム田中と対決すると一向に決着がつかない。
水に溶ける体質なので、プールが苦手。
- メタルプリズナー
ヒーロートップ3。脱ぐことができない特性スーツを身にまとう。
スーツを着る原因となったマツド博士を非常に怨んでいる。マツドのせいでメカ山組から命を狙われている。
オーバーによってマツド博士が粛清された時はガッツポーズを取るほど喜んでいた(そのせいで、メカジェネラル事件で整備不可能のため出動できなかったが)。
- マツド博士
ヒーロー協会に協力関係にある科学者で、メタルプリズナーのスーツの開発者。発明品をヒーロー達に提供しているが、どれも欠陥品。今の所、顔は描写されていない。
科学者サンやプロフェッサーなどがまともに見えるレベルの問題児で、本部の危機や自身が招いたトラブルが起こった際にまっ先に逃げるなど、ヒーロー側として問題がありすぎる人物。
そのため、収容されたクローンジェネラルを改造して暴走事件を起こした際、自分だけ逃げていた所をオーバーからの粛清を受けて病院送りになった。
- マザー・ジャスティス
ヒーローチーフ。圧倒的なパワーや飛行能力をもつ。
かなりの脳筋で洗脳事件の際活躍できなかったトップ3に制裁を加えた(下記の会長を警戒し、自身が不在の間にトップ3に会長を警戒するように託けていたが、3人とも何もしなかったどころか事件時に不祥事を起こしたせい)。オーバーに頭が上がらない。
夫とは関係良好でラブラブ(というより、ジャスティスの突進を受けても「背中が痛い」程度で済むという頑丈な体の持ち主であり、ジャスティスとリヒトの親子喧嘩で部屋が壊れても慣れたように修理業者を呼んでいる)。
- リヒト
ジャスティスの息子で反抗期まっただ中。
Xちゃんに一目ぼれしたが、そのせいで2度もどえらい目に会う羽目になった。。それでもXちゃんを想い続けている。
その後、メカジェネラル事件でテレビにXちゃんが写ったのを目撃して勝手に自宅の天井を破壊して出撃し、事件解決に貢献したもののジャスティスに締められた。
「ヒーローでもヴィランでもない、一番おいしいポジション」が理想。また、もっともらしい理由を並べて制裁から逃れようとする悪賢さもあり、ジャスティスに見抜かれて結局制裁を受ける羽目になる。
- マーシャルタートル
またの名を、カメ師匠。
引退した元ヒーロー。亀っぽい見た目のせいで怪人に間違われるので山奥に暮らしている。かなりのスケベだが人を見る目は確か。
警察の怪人対策課刑事ウサとは古い盟友だが、犬猿の仲。
なお、引退した理由は自分のスケベさと、周りからの陰口のせい。当時のあだ名は「萎びたキ●タマ」。
本気になると若い頃の見た目になるオーバーやウサと違い、本気形態がない。また、シリアスな空気でも構わずふざけるため、敵味方から顰蹙を買っている。
腐っても元トップヒーローであるため身体能力が高く、それらをフルに活用してセクハラを行うため質が悪い。しかも何度制裁されても一向に反省しないし改めない。
- オーバー
引退した元ヒーロー。マーシャルタートル、ウサらとは古い盟友で、ヒーロー草創期を支えたヴィジランテの1人であり、トップスリーの一人インパクトの祖母。
孫と同じく衝撃波を操る能力で、普段は小柄な老婆だが能力を使用する時だけスタイリッシュな若い女性の姿になる(原理は不明だがウサも同じ事ができる)。なお、孫と違ってスレンダーな体つきをしており、本人も気にしているらしく、ジェネラルに追求された時は戦闘中にも拘わらず衝撃波を撃ってツッコんだ。
かつての盟友二人や、現役最強ヒーローであるマザー・ジャスティスからも畏怖をもたれている作中最強の存在だが、腰痛に苦しんで入院するなど年齢相応に衰えてもいる。事件の早期解決のためとはいえ、ジャイアニズムを実践する横暴な態度も取る。
- カベドンマン
誰かが思わず壁を殴りたくなるほどのやり場のない怒りを抱いたとき、さっそうと現れ体を張って受け止めるヒーロー。コンクリブロック(?)で出来た頭部を「ボクの顔をお殴り!」と差し出し、粉々に粉砕されるのがお約束。作者がPIXIVに投稿していたオリジナル漫画三白サンと山田くんから続投しているが、同作での役回りもだいたい同じ。
- ヒーロー連盟上層部
腕力はあれど政治に向いていないオーバー達が、社会に適応するために集めた政治が得意な者達。連盟として機能した反面、権益に胡座をかいたヒーローらしからぬ腐敗した者達が多く、オーバー達の目の届きにくい支部を中心に巣食ってしまった。
下記の組織が起こした事件で本部が組織が流したデマに翻弄し、支部に至っては目の前でヴィランと組織が戦闘しているのに見て見ぬ振りをしてガス騒動になった途端に出張るという醜態を晒した事を期に、オーバーは組織改革を決意するようになった。
理事長などは連盟が存続できるのは自分達のおかげだとヒーロー達を白い目で見ており、オーバーの組織改革に不満を漏らしていた。もっとも、そう言ってる彼らも利権と売名のために非効率な方法を強引に押し付けるなど、「現場を知らない腐った上官」を地で行く行動を取っている。
メカジェネラル事件でも非効率な作戦を強行して失敗しまくった挙げ句、オーバー達やヴィラン達の活躍で事件が解決したこともあり、バツの悪い思いをする羽目になった。
ただし、ヒーロー研修センターの教官のように「力を鍛えるだけではなく頭も鍛えねばならない」と現実が見えている者もいる。
- きさばて
ヒーロー連盟で屈指の飛行能力を持つ者で構成された自称エリート部隊。メカジェネラル討伐に向かうが敗北フラグ発言を連発した上に呆気なく撃墜された。
そもそもチームを組んですぐに上層部の命令で実戦投入したらしく、練度不足だった。
名前の由来は恐らく手羽先。
- エスガ
淡い黄緑色のツインテールに、萌え袖のチアリーダー衣装の少女ヒーロー(髪色はコミック11巻の表紙にて確認できる)。
両腕の萌え袖型ガジェットによる拳打を得意とし、研修の総合成績もすこぶる優秀なのだが、性格がメスガキそのもの。評価に厳しい研修センターの教官をもってして「最近の子こわ……」と言わしめるほど。
最初はブラックジェネラルを舐めきっており、彼女を倒せないブレイブマンに対しても見下したが、それがブラックジェネラルの逆鱗に触れてしまった。ブレイブマンとブラックジェネラルの激闘と、それに対していつものことと慣れた周囲を見て見事にわからせられ、大人しくなった。
- SOZO
虹色に輝く雲のようなアフロ姿の青年ヒーロー。本名は正三。
精神力を対価に物をクリエイトする能力を持ち、本来は後方支援で活躍する。
なお、創造する物のサイズや構造によって消費する精神力が変異し、より複雑な物ほど精神力が大きく消耗する。
本人の性格は至極真面目で他人への助力を惜しまない善人であり、制作する物の理解を深めるために学習を欠かさないなどと有能さを持つ。とどのつまり、ギャグ漫画の世界においては不憫にしかならない人物。
ヒーロー連盟のPVとしてアニメ制作を任されたが、糞クライアントと化したシリアスグラスの無茶振りのせいで髪の毛がすべて抜け落ちるくらい疲弊してぶっ倒れてしまった。
クローンジェネラルトリオ
クローンジェネラルのうち欠陥があり破棄される予定だった3人。
脱走に成功するもホームレス生活を余儀なくされる。
- ジェネワン
ブレイブマンと接触した影響でオリジナルそっくりの性格になってしまった個体。
- ジェネツー
ショートヘア。気弱な性格で動作があざとい。
制御不能な怪力を持つ。
- ジェネスリー
目つきが鋭く左目に火傷がある。他の2人より胸が小さい。
喧嘩っ早いが戦闘能力は異様に低い。
かわりに手先が器用で適当な材料で爆弾が作れる。
怪人対策課
ヒーロー協会の信頼が落ちたのをきっかけに組織された警察の特殊部隊。
ゴリゴリの武闘派が揃っており、特殊能力をもたない普通人の警官でもかなりの強面。
- ウサ
兎の能力を持つベテラン刑事。見た目は完全に兎。
ヒーロー連盟設立以前のヒーロー草創期を支えたヴィジランテの一人だが、連盟には参加せず独自の道を歩んでいる。
「ベッタベタな昭和のベテラン刑事」のパロディ的言行をするキャラで、しばしば状況にそぐわない頓珍漢なことを言いだすが、本人は常に大真面目。
マーシャルタートル、オーバーとは古い盟友。オーバーを恐れており、再会した後はしばらく悪夢で飛び起きることが続いた。彼らの力関係はのび太とジャイアンと同じくらい。
連盟と別の道に歩んだのは、いつしか連盟が正義をはき違えて腐敗しないか監視するためであり、彼の言う通りになってしまったことにオーバーも嘆いていた。オーバーと同じように、本気になると若い頃の頭身になり、強靭な脚力から繰り出す蹴り技を得意としている。
- 赤熱 カエン
熱血漢の婦警。火炎を操る能力をもつが戦闘形態がほぼ裸であるため周囲から痴女扱いされている。
細かいことを考えるのが苦手であり、すぐに実力行使に出ようとするのが玉に瑕。ただし正義感は本物。
組織
組織名や大きな目的を持たず欲求のまま悪事を働く集団。
「計画は仲間で共有すること」「後片付けはちゃんとすること」が決まり。
メカジェネラル事件で幹部全員が逮捕され、現在勾留中。
- ジェスター
リーダー。犯罪を楽しむ愉快犯。
ジェネラルさんからはその外見や性格から別の危険を感じている。
愉快犯だがヒーローやヴィランを手玉に取るほどの頭の回転の速さに加え、ジャスティスの夫を誘拐未遂することで牽制したり、ヴィランリーグにメカジェネラルを一方的にリンチされても彼らの居場所を特定して悪臭トラップやEMPでしっかり反撃したりと侮れない部分が多い。
常に余裕たっぷりの大物悪役風だが、部下であるルヤンデの事を持て余しており、彼女に迫られたときは本気で嫌がる一面も。
また、引き際を見極める観察眼が優れており、ジャスティスを牽制することに成功した後は、彼女の性格を考えて追撃せずにしばらく静観したりしている。
拘留後は脱走を企んでいるが、後の二人がその気はないことを知らない。
- プロフェッサー
マッドサイエンティストで組織のブレイン。
語尾が「〜ッッ」など非常にテンションが高い。戦闘能力は無い。なお、想定外のことに呆気にとられると普通の喋り方になる。
組織に入る前はブラック企業に就職していたのか、メカジェネラルによる無差別テロを起こした際は、ブラック企業に向かって私怨全開に攻撃していた。
拘留後はマツド博士と意気投合している。
- ルヤンデ
機械部隊長の女性サイボーグ。ジェスターの事を常軌を逸したレベルで病的に愛している。
この性格は改造人間によくある精神不安定の類かと思いきや、実はもともとのモノ。それを聞いたジェスターは「なんで(アタマを)いじっといてくれなかったんだい」と嘆いた。
彼女と対面したヴィランリーグ面々は、そのヤバい言動からすぐに「ブラックジェネラルの同類」と察した。
拘留後はジェスターに会えないことで拘束具を6度破壊しかけるほど暴れたが、ジェスターの収容室の映像を見せることで漸く大人しくなった(無防備なジェスターの姿が見れるためか、すごく満足している)。
おそらく、「ハーレイ・クイン」がモチーフだと思われる。
- 機械部隊戦闘員
ルヤンデに指揮させれて動くサイボーグの戦闘員。
両足からのジェットで浮遊し、光学迷彩やEMP対策もしている高性能でヴィランリーグを苦しめた。
一応感情はあるようで、ルヤンデの奇病に呆れている。
- ブレイク
高い耐久力を持つ怪人。1度受けた攻撃には耐性ができる。
ファントムに一撃で倒された。
- メカジェネラル
プロフェッサーが作り出した、ジェネラルそっくりなロボット。型式番号はMG01。
両足のジェットで空を飛行し、全身からミサイル、口からはビームを発射し、更には分離・合体自由。ブラック企業のビルなどを破壊し、その罪をRX団のブラックジェネラルに着せる。
なお、ジェネラルそっくりに作ったのはクローンジェネラル製造に培った身体データを流用しただけ。
犯罪をゲーム感覚で楽しむ組織のあり方ゆえに自我はなく、カメラによる一人称視点からプロフェッサーが遠隔操作している。そのため多角方面からの攻撃に弱く、周囲への被害を考慮して行動が狭まるヒーロー達はともかく、そんなことは知ったこっちゃないヴィランリーグの一斉攻撃を受けて撤退。しかも、逃げ道を誘導され、発信機を付けられる。
その後、アジト内にてブラックジェネラルに大破寸前まで追い込まれ、ブレイブマンによって完全にトドメを刺された。
- ヒーロー協会会長
前任の会長から経緯不明で会長職を譲られ、新たに会長となった男だが実は組織の一員。洗脳能力を持つ。
マザー・ジャスティスやオーバーが不在の間(事件後に発覚)を利用し、洗脳能力で動画配信を利用して世界征服を企む。
秘書サンを洗脳し手駒にするも、そのことでヴィランリーグを敵に回し計画は失敗、逮捕される。仲間にも内緒で行動したため、連盟本部内に潜入したジェスターに粛清される。
彼の悪事を期に、ヒーロー協会は世間から信用を失われ始めるようになった。
彼の洗脳能力は、強い意思を持つ者には通じず、ブレイブマンへの愛が強いブラックジェネラルには効かず、ジェスターにも通用しなかった。
- カルガ
筋骨隆々なサメ男。組織のスポンサーで、「より多くのヒーローとヴィランを巻き込む」ことを条件にメカジェネラル事件に資金援助した。
その正体はヒーロー草創期を支えたヴィジランテの1人であり、オーバーやマーシャルタートル、ウサのかつての同期。かつては連盟に籍を置いていたが失望したと言って去り、消息を絶つ。ヴィジランテ時代に比べて脆弱になった現在のヒーローとヴィランを偽物と呼び、そしてそれに甘んじた社会をリセットするために組織に協力した。なお、組織もすべてが終わったあとに始末するつもりだった。マーシャルタートル曰く、「ウサより更に視野が狭いウルトラ頑固な筋肉ダルマ」、「出る漫画を間違ってる」。
老齢で現役より力が衰えたオーバー達と違い、現役を退いてもなお鍛錬し続けたことにより、本気のオーバー達3人を相手に互角以上に戦えるという現役ヒーローでもトップクラスの戦闘力を誇る。リヒトの力を受けたXちゃんの触手に捕まったところを、ブレイブマンの渾身の一撃を受けて敗北し、逮捕された。
必殺技は、高速回転して竜巻を起こす「鮫回転斬(サメネード)」や、3匹のサメ型の衝撃波を叩き込む「三頭鮫(トリプルヘッド)」。技名を見ればわかるが、サメ映画がモチーフである。
野良怪人
上記のどの組織にも所属していない、突然変異によって誕生した怪人の総称。
- ギリモ・ゼロ
生涯バレンタインで一度もチョコを貰えずに、蓄積された負の感情から生まれた怪人。バレンタインで出回るチョコを喰らい尽くすのが目的。
長い舌を器用に動かし、チョコを奪うだけでなく、移動にも使用するなど応用が効く。
ちなみに、彼が持つ負の感情には単にチョコを貰えなかったというだけでなく、全員に配られるはずだった義理チョコを「数が足りなかった」という理由で自分だけもらえなかったとか、モテ男から食いきれないチョコの消費を手伝わされて挙げたらしき女の子を泣かせたという理由で自分だけ悪者扱いされたなどというコメントに困る凄惨な経験も含まれている。
ブラックジェネラルのブレイブマン宛の本命チョコも狙ったが、彼女の逆鱗に触れてしまい金的されてノックアウトされた。
- 口裂け女
都市伝説そのものな見た目の野良怪人。コート姿で大きく裂けた口を持つ。
重度のショタコンであり、男の子に対して性的興奮を抱く変態。怪人ではあるが身体能力は低く、ブラックジェネラルにローキックで撃退されてしまうほど。防犯ブザーにも弱い。
- 怪人ユニコーン
メタメタVRの美少女アバターばかりを狙う変態怪人。ユニコーンというが、処女厨であることと一本角しか共通点がなく、アバターは単眼の全裸の大男。現実世界では名探偵コナンの犯人よろしくの黒塗り姿。
本来なら物理干渉不可能なメタメタVR内にて、アバターに物理的な干渉ができ、さらにはシステムをハッキングしてログアウトできないエリアに拉致して、ユーザーの体を操ってバイザーを脱ぐことによる強制ログアウトも封じてくる。
ガワが美少女であれば、中身が男でも「男なら処女に違いない」という極論で強姦しようとするマジ者の変態。反面、本物の処女の美女であるブラックジェネラルをところ天の助風のアバターにしているだけでブサイクと決めつけるなど、外見だけ見て中身を全く見ようとしない節穴。また、現実世界では処女であるかどうかを臭いで判別できる模様。
科学者サンのハッキングにより物理干渉できるようになったブラックジェネラルと、リアル住所を特定して急行したGGちゃんにより、電脳と現実の双方から攻撃されて倒された。