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異世界転生者殺し-チートスレイヤー-

いせかいてんせいしゃごろしちーとすれいやー

『異世界転生者殺し -チートスレイヤー-』とは、原作・河本ほむら、作画・山口アキによる漫画作品である。
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概要編集

原作・河本ほむら/作画・山口アキのタッグによる漫画で月刊ドラゴンエイジ(KADOKAWA)にて2021年7月号に掲載された。


復讐を主眼としたダーク系の作品だが、それと同時にいわゆる異世界転生ものを題材とするライトノベルやネット小説、およびそのコミカライズを始めとするメディアミックスに対するアンチテーゼの側面も持ち合わせていた、と思われる。


しかし、その内容に対して読者から編集部への指摘、問い合わせがあり、それを受けてドラゴンエイジ編集部があらためて確認したところ、様々な致命的問題が発見されたとして、本作は第1話掲載から続刊を待たずに連載中止が公式発表された。


以降の内容は第1話時点での解説となる。


あらすじ編集

世界を支配せんとする魔王軍に対し、異世界より現れた転生者たちは人々の希望となっていた。村人のリュートは幼馴染であるリディアに対し、「自分も転生者たちの仲間になりたい」と熱弁を振るうが、意味ありげな言葉と共にはぐらかされていた。

その時に自分たちの村が何者かによって襲撃されたのを目撃し、村に向かおうとするリュートであったが、背後に現れた者の手により首を折られ、事切れてしまった。


絶命寸前、薄れゆく意識の中で見たのは、リディアを辱めている転生者“ルイ”の姿、そしてルイを迎えに来た仲間と思わしき者達。すっとぼける相手を背にリュートは現実を直視できないでいた。


折られたはずの首が治り、目を覚ますリュート。しかし、周りには村人の死体が散乱し、思わず狼狽えてしまう。そこに現れた“魔女”。

彼女はリュートに改めて転生者たちが村を焼き、村人を殺し、幼馴染を犯した現実を突きつける。

転生者たちのやったことは確かに許せない。だが、自分には彼らに立ち向かえるだけの力などない。

「転生者を殺す術を教えてやるよ」―――魔女の提案にリュートは……


キャラクター編集

主人公と関係者編集

  • リュート

本作の主人公で村一番の剣術自慢で転生者たちの活躍を、新聞で読んでは「彼らの仲間になりたい」と強く憧れている。

ルイにより首を折られたが魔女の力により一命を取り留める。

転生者たちにより村を焼かれ、村人は死に、幼馴染も奪われた事態を「これは夢に違いない」と逃避するも、魔女に現実を突きつけられる。

魔女の持ちかけた「転生者殺し」に渋々承諾するが……


  • リディア

リュートの幼馴染の少女。彼の憧れは理解しているが、本心としては「近くにいてほしい」と思っている素振りを見せている。

しかし無残に殺害されたうえ、その遺体は転生者の1人であるルイから辱めを受けてしまう。


  • 魔女

氏名不詳。正体不明。確かなのは転生者達を「陰キャ」と呼び、強く嫌悪している事。

リュートの怪我を治したが、失われた命は戻せないらしい。転生者たちの「転生前」の姿を知っており、その転生者を殺す術を知っているという。

彼女に入れ知恵されたリュートがルイを「陰キャ」と罵った際、ルイは「異世界人は知らないはずの言葉」と動揺しているため転生元世界を覗くことが出来るか、あるいは彼女自身も転生者だった可能性がある。


ベストナイン編集

王都に拠点を持ち、最高幹部たる9人の転生者により構成された「神の反逆者」たち。

全員が転生者であり、それぞれがチートスキルを有している。その活躍は異世界中に知れ渡っており、「転生者様」として畏怖や憧憬の対象となっている。

しかし魔女曰く転生者は元の世界では一般人、それも「引きこもりの陰キャ」「無能な社畜」「非モテ」といった「笑えるほどにゴミ揃い」であるという。

もっとも、ルイの暴虐を知りながら放置しているのであれば、その誹りも免れないだろう。


  • “双剣の黒騎士”キルト

黒いロングコートの青年。青と白の双剣を操り、魔人を屠る活躍を見せる。

ベストナインのミーティング場面では、暴走するルイを威圧して黙らせており、名実ともにベストナインのリーダー格と思われる。


  • “神の手違い”ルイ=クロフォード

ベストナインの一員。

唯一能力が判明しており、無詠唱・無属性・無補助という技術体系を無視する「三無魔法」、特殊な魔文字により様々な効果を持つ道具を生み出す「魔道具作製」のチートスキルを持つ。

また、「神をも殺す必殺剣」と評される魔道具の剣を帯剣している。


外見こそ優男風の美青年だが、その実態は自身の欲望のままに生きる下衆。

転生者として得た力を乱用し、弱者を虐げ女をなぶりものにするなど好き勝手に振る舞う事を公言・実行している。キルト曰く「新参者」。

上記の暴虐っぷりに加え、イメルダに「前世は余程モテなかったのだろう」となじられた際にはブチ切れており、前世がどのような人間であったかはお察しである。

かくして、リュートと魔女の復讐の最初のターゲットとなった。


  • “悪役令嬢”イメルダ・ピニャータ

令嬢風の女性。洋風扇子を持っている。ルイへの嫌悪を隠さず、「転生前はモテなかったから(そのような所業を行った)」と嘲笑った。


  • “堕女神”フレア

名前の通り赤髪と赤い服の少女。キルトから「ベストナインの目的」を聞かれた際に「魔王の脅威から人々を守り、世界に平和をもたらす」と元気よく答えており、一見するとまともな人物のようだが…。

ボケ担当なのか、ルイの蛮行に関しては認識していないか、理解が及んでいないような反応を見せている。


  • “異世界レストラン”四条雪子

ウェイトレスと思しき風体のツインテール少女。


  • “ネームドスライム”ロロ=センティガー

中性的な外見で、暖かそうなコートを着ている。


  • “幼い悪魔”アナスタシア・メロクヴァ

軍服姿の少女。


  • “アンデッドキング”ドーン・ウィル・デッド

動物か悪魔の頭蓋骨のようなものを模った(被った)頭部を持つ人物。

ルイ、ユウヤと共にリュートの故郷の襲撃に現れる。ルイの蛮行に対してもこれといった反応を見せなかった。


  • “ルーパー”ホンダ・ユウヤ

ジャージ姿の短髪の少年。ルイ、ドーンと共にリュートの故郷の襲撃に現れる。

ルイの蛮行に対しては呆れ気味に諫めており、肯定こそしていないが積極的に正す気もない様子。


反響編集

連載開始後編集

本作の”一般人による超人への復讐”や、”悪の異世界転生者”といった要素およびあらすじは良くも悪くもありふれたものであったが、作中に登場する復讐の標的とされた転生者達が先に書いたように他の作品群の主要人物に酷似しており、何よりもその彼らをこれから倒すべきヴィランとして、その元となったと思しきキャラの本来のイメージを壊しかねないほど露骨に悪し様に描こうとするかのような設定と描写が、大きな物議を呼ぶことになった。


また、彼らを揶揄するような魔女の発言の内容をメタ的に見れば、いわゆる「なろう系」と称される作品に対する曲解でしかなく、元作品のファンはおろか「なろう系」という括りで作品を非難しているアンチからもパロディ元とされる作品への理解の無さ、それらの基盤となっていたジャンルに対する偏見的意識が指摘されていた。


何より創作界隈でいうヘイト創作キャラヘイトを根幹にした二次創作と酷似した作品になっており、このような作品が商業誌であるドラゴンエイジ上で、プロとして活動し、大きなヒット作を生んだ漫画原作者である“河本ほむら”氏によって製作されたという事実が、殊更に大きな反発を呼ぶこととなった。


謝罪からの連載終了告知編集

これらの反応を重く見たのか、月刊ドラゴンエイジの版元であるKADOKAWAは第1話掲載後の2021年6月28日に本作の連載の取り止めを表明


その中で、転生者達のデザインの酷似と、元作品を貶める意図があると認められるだけの寄り過ぎた内容と描写だったと指摘。

そして、それらに対しどんな反響が起こってしまうかをあまり考えていなかったことを明らかにした上で、「関係者の方々にお詫びします」と結んだ。


更に、原作者の河本ほむらも自らのツイッターアカウントにおいてお詫びのコメントを寄せた。

これにより、数多くのライトノベル作家やアニメ関係者が今回の件に関して関心を寄せており、中には直接名指しで今作を責める声もあるが、ぼかした形で今回の件を言及する作家も多い。


また、後に転生者のモデルとされたであろう作品の1つ(非角川系)の作者が編集部から実際に謝罪を受けたことを証言している。そのため同作の出版社からの抗議が裏であったのではとも噂されるが、その真相が公表されることはないだろう。


連載中止以降編集

元々はその内容の過激さから賛否両論に近い形で話題になっていたものの、そこまで注目を浴びる作品ではなかった。しかしわずか一話で打ち切りという事態がネットニュースになった事でかなり大きな取り扱いとなり、本作の存在を全く知らなかった者達からも注目を集める結果となった。


そしてネット上で様々な意見が飛び交い、原作者、作画、編集者に対しての物議が巻き起こりTwitterではトレンド入りしたり、ニコニコ動画YouTubeでは感想動画が投稿された。

ただし、動画の大半は攻撃的なタイトルやサムネイルだったりするため、検索する際はよほどのことが無い限りはスルーすることをお勧めする(当事者・関係者ではない第三者の意見であるため)。


編集部への批判意見編集

原作者だけでなく、この連載中止を決定した編集部にも同じ様に多くの批判意見が寄せられており、そもそも内容の過激さから雑誌掲載が決まった段階で、相応の批判や反響が発生するであろう事態はある程度の予測はでき、読者の中にはこの作品を炎上商法の一種として見る傾向があると読めていたはずである。


だが炎上する覚悟もなしに炎上商法に手を出し、問題になった途端に作家へ責任を押し付けて切り捨てたとして、連載を決めた編集部そのものを責める声も多い。


また、謝罪文の内容やパロディ元とされた作者の反応から、パロディ元に無許可でのパロディであった可能性が高く、パロディされたキャラクターはKADOKAWA系列の人気キャラクターや、他社発の人気キャラクターも混じっている(それどころか同じ雑誌に連載してる別の作品のキャラクターと思われし者もいる)中で、一切の根回しもなく間違いなく炎上を起こす作品を掲載したと言うことで、この点に関してもドラゴンエイジ編集部に対する批判の意見は強い。


一方、KADOKAWA系列の紙媒体は過去にストライクウィッチーズの外伝作品や艦隊これくしょんの初期メディアミックス作品等が、編集部の不始末により打ち切り・途中打ち切り・掲載取り止めになったことがあり、またKADOKAWA本体も水瀬陽夢と本当はこわいクトゥルフ神話という他作品を彷彿とさせるキャラクターが登場する作品を版権元に無許可で連載させていた前科があった事から「またKADOKAWAか…」「あの時から全く懲りていないのか」「また同じ過ちを繰り返してる」等といった辛辣な意見も少なくなかった。


余談編集

ちなみに今作に登場した9作品(+α)のパロディ系キャラクターに関してだが、それらがこの作品で敵役として選出された理由は公式の謝罪文でも明らかになっていない。


元作品において異世界転生者ではないキャラクターも含まれているため、作品名が冠しているような「異世界転生者」に関するキャラクターが選ばれた、というわけでもなければ、同じく作品名に入っているチートに関しても同様に与えられていないキャラクターが含まれていることから、これが選出基準というわけでもない。

それでいて本作中で言及されているような、「陰キャ」「社畜」といった要素も該当しないキャラクターも多い。

作品としての出自も複数の小説投稿サイトや個人サイトなどバラバラで、更に言えば商業化時の出版社の違う作品も含まれている。


全体的に統一感に欠けた人選であり、何故それにもかかわらずそういった作品からキャラクターが引用され悪役として選ばれたのか、については議論の的にもなっている。


本作の製作経緯が不透明な事情もあり、邪推はされる。

一話公表後からすぐに元となったキャラクターが推測されたあたり、単にファンタジー系で知名度のある作品群をモチーフにしたともとれる。


これに限らず、本作を取り巻く状況は不透明なものが多く、批判にせよ擁護にせよ安易な言動・行動は避けるべきだろう。


再注目?編集

2021年8月27日に、本作とコンセプトどころか名前まで丸かぶりなチートイーター 異世界召喚尽く滅ぶべしストーリアダッシュにて連載が始まった。


内容も酷似しているが、あくまで異なる作者による別の作品であり、特定の作品を想起させるような描写は無くなっている。

上記の不祥事を忘れて厚顔無恥に連載を再開した訳では決してないのだが、やはり本作が残した悪評から、更新の度に比較される理由で注目される羽目になっている。


関連タグ編集

雑誌・出版社編集

KADOKAWA 月刊ドラゴンエイジ


作品編集

打ち切り 封印作品


ジャンル編集

異世界 異世界もの 異世界転生

チート 復讐もの


類似作品編集

同時期に異世界転生ものを揶揄したタローンナローケというキャラを登場させたが、登場回(6話・7話)のみが即座に公開停止されている。

こちらは名称のほか、他作品の主人公を思わせる容姿であった。


多くの類似点が有る作品。ヒーローの皮を被ったヴィラン(DC系ヒーローが元ネタ)が支配するディストピアを舞台に「ヒーロー」への反逆を描く。

原作コミックは過激な内容から一度は打ち切られて出版社を交代している。

後に実写ドラマ化され、シーズン2以降も制作される程の人気・評価を得た。


アンチ異世界転生・アンチなろう系を主軸に描いたライトノベル


  • パニッシャー・キルズ・ザ・マーベル・ユニバース

妻子を失った原因がヒーローとヴィランの戦いであったため、全てのヒーローとヴィランを抹殺する「パニッシャー(処刑人)」として復讐を誓うこととなる。

原因となった戦いでは、デアデビルサイクロップスキャプテン・アメリカが周囲への注意を怠ったがヒーローたちは適切な謝罪を行わず、特にサイクロップスが謝罪しようとするまで誰も過ちを認めようとしなかった。

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