超幻想郷級のダンガンロンパ
ちょうげんそうきょうきゅうのだんがんろんぱ
※記事にはゲーム『ダンガンロンパ』のネタバレを含みます。
ニコニコ動画ユーザー『NOH』氏により制作された、東方Projectの二次創作動画シリーズ。
ゲーム『ダンガンロンパ』にて行われる『コロシアイ学園生活』を東方キャラにやらせるというもの。
ダンガンロンパの雰囲気を完全再現した世界観や、黄昏テイストなクオリティの高いキャラ画像、完全オリジナルな事件トリック、視聴者もゲームに参加できる要素などから閲覧数を伸ばしており、今後の活躍が期待される作品である。
現在はニコニコ動画の仕様変更に伴い、ゲームパート作りが不可能になっており、ツクールでゲーム化する方針に変更している。
人間や、妖怪などの『幻想』の存在が暮らす世界『幻想郷』。
ある日、妖怪賢者の八雲紫は手頃な者達を異界に隔離し、殺し合いのゲームを宣言した。
舞台は結界で封鎖された学校。誰かを殺さなければ脱出する事が出来ない。
ただし死ぬのはゲーム中のみ。死んだ参加者も現実世界で生き返ることが出来る。そして勝ち残った者は好きな願いを一つ叶えてもらえる。
そう紫に吹きこまれ、参加者達は嬉々として彼女の意志に乗った。
「リスクのないビッグチャンスなんてあるはずないのにね?」
幻想郷の少女達によるコロシアイ学園生活が始まる。
基本ルール
- 参加者は能力を制限され、『超高校級の才能』を与えられた状態でゲームを進める。
- 自分以外の誰かを殺し、『学級裁判(後述)』を逃げ延びた参加者が勝ち抜けの権利を得る。
- 残り人数が3名以下になるか30日以上が経過した場合、ゲームを強制終了とする。
学級裁判
- 殺人が起こった場合、一定の捜査時間の後に学級裁判を行う。
- 学級裁判には参加しなくとも良い。
- 裁判に参加した者は、殺人を犯した『クロ』が誰かを議論し突き止めなければならない。
- 参加者の過半数にクロだと断定された者は『追放』される。
- クロだと断定された参加者が無罪だった場合、真犯人であるクロ以外の全員が『追放』される。
- クロだと断定された得票数の最も多い参加者が複数いた場合、真犯人であるクロ以外の全員が『追放』される。
- 学級裁判を勝ち抜いたクロは願いを一つ叶えてもらえる。
超高校級の絶望
- 参加者の中には一名、ランダムで選定された『超高校級の絶望』が存在する。
- 超高校級の絶望は能力に制限を受けない。
- 超高校級の絶望が殺害された場合、その時点でゲーム終了とする。
- 学級裁判で超高校級の絶望を正しいクロとして指摘した場合、その時点でゲーム終了とする。
参加者
主人公。『超高校級の新聞記者』。
相手を口車に乗せて様々な証言を引き出したり、事件発生前から証拠を収集する事が可能。
巫女さん。『超高校級の???』。
参加者の中で唯一、才能(=能力)が不明となっている。
自らの仕える主『レミリア』の忠実な道具を自称し、その才能で時間を3分間停止できる。使用後は1時間使用不可能になる。
白兎。『超高校級の幸運』。
常に幸運に恵まれている他、自分の不運と引き換えに才能を『貸し出す』事も出来る。任意での解除が不可能。
邪仙。『超高校級の壁抜け』。
参加者では最も腹黒い存在であり、才能で密室にも出入り出来る曲者キャラ。ただし、壁抜けには少なくも片手が自由でないといけない。
魔法使い。『超高校級の泥棒』。
ゲームにより魔法は封じられているが、代わりにスリの能力に目覚めたようだ。『超高校級の絶望』とは無関係に能力に制限のないプレイヤーの一人。
守矢神社の巫女。『超高校級の奇跡』。
てゐ同様常に幸運に恵まれており、貸与不可能という相違点はあれど、『超高校級の幸運』の完全上位互換であり、『幸運』を打ち破れる唯一の存在である。任意で解除不可能。
覚。『超高校級のテレパス』。
他者の心を読めるが、内容を他言できないという致命的な制限を架せられた。
だが、発言内容の査定を面倒臭がられたため、ゲームの興を削がない範囲では多言可能。テレパスは任意で解除不可能。
さとりの妹。『超高校級の無意識』。
天真爛漫な表情とは裏腹に「誰かを殺す」と殺人予告を発している要注意妖怪。『無意識』で誰にも認識されないため、彼女の存在は自身が遺したメッセージでしかうかがえない。
紅魔館の主。『超高校級の吸血鬼』。
一日一回コウモリに化ける事が出来るが、いまいちパッとしない才能なので周囲からはナメられている模様。
氷の妖精。『超高校級の氷細工師』。
能力で氷の凶器を精製できる。一度使用すると壊れてしまい、使用後は一時間は使用不可能。
公式通りのアホの子であり、知能犯向けのこの能力で、ゲームを左右できそうには見えないが……?
ネズミ妖怪。『超高校級のダウザー』。
探索能力に優れており、序盤から舞台を嗅ぎまわっていた侮れない実力者。Googleのようにワードを設定して、一日三回まで物を探せる。
不老不死。『超高校級の不死人』。
本作では1回しか復活できず、裁判に参加すると追放されてしまう。
化け狸。『超高校級の幻惑者』。
モノを化けさせる能力は健在で、もちろん自身も他参加者に変身可能。ただし、化けさせるには定義付ける必要があり、一度設定すると変更が効かない。制限時間は3分。
姉御肌な鬼。『超高校級の怪力』。
嘘をつくのが嫌いな大酒飲みで、能力を使うと3分間(ほぼ)無敵になれる。使用後は一時間は使用不可能。
人食い妖怪。『超高校級の暗闇』。
全てを暗黒に包んで3分間視界を奪えるが、本人も何も見えないのが玉にキズ。使用後は一時間は使用不可能。
- ニコニコ動画:【東方】超幻想郷級のダンガンロンパ
- youtube:超幻想郷級のダンガンロンパ