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概要編集

島袋光年の漫画、『トリコ』に登場する架空の生物であり、主人公トリコを始めすべての美食屋にとっての究極の目標。


かつて、アカシアが生涯最後に発見して持ち帰り、1世紀に渡り世界大戦状態にあった国々の各国首脳達に振る舞った結果、首脳たちはあまりの美味さに涙して自身の愚かさを悔い改め、戦争を止めたという逸話がある。

その圧倒的美味は、世界中すべての人々と食材を虜にし、世界を支配することすら可能とされ、アカシアの三弟子のひとりである一龍は、平和な時代に再びGODが出現すればそれを巡りかつてのグルメ戦争以上の戦いが勃発するだろうと予測し、第0ビオトープの職員を始めとした精鋭たちを集めていた。


その正体は謎に包まれていたが、グルメ界エリア2『始まりの大地』にて、ついにその姿を現す。


センシティブな作品

その容姿は惑星のような模様を持つカエルそのもの。過去に出現したときは小さなオタマジャクシのような姿だったが、今回は大量のそれらが一度に現れ融合。巨大なカエルの姿で、トリコ達の前に立ちふさがった。

ブルーニトロの一人・アトムが「地球の”GOD”は最後は型に成長したか…」と言っているため、地球以外の惑星にもGODは存在し、各々違う形態を取る生物だと思われる。


小松を呑み込むが、腹の中から小松が調理した事により仕留められた。肉は地球そのもののような形をしている。後にIGOにより養殖に成功しているが、あんなでかいものを繁殖させているとは思えないのでおそらくはクローン的なものであろう。


トリコとリンの結婚式でようやくその姿が明かされ、小松によってブランデーメロンのような形状に調理された。出席者は皆、かつて戦争をも止めた食材の美味に涙し、お代わりした人までいた。


能力編集

分類は神格獣類

捕獲レベルは圧巻の10000。間違いなく、地球最高の捕獲レベルを誇る食材である。


全ての食材の王でありながら、同時に究極の捕食者である。

数百年に一度地上の旨味を回収しに出てくる怪物であり、「すべての生命はセンターから生まれGODに還る」とまで言われる。

そして、その鱗には過去に存在した食材の記憶が刻まれており、次の「フルコース」の為の土壌になるなど、食の箱舟と言える側面を持つ。


近くにいるだけでも命を吸われ、その食欲はすらも一口で平らげ、自身に引き寄せられた食材(猛獣)を無作為に食い尽くすなど、ある意味ではどす黒い食癖を持つあの生物とも似ている。


伸ばした舌が地球を一周して、背中まで届くなど、非常に長く強力な舌を武器に戦う。

体そのものも非常に俊敏かつ、頑丈である。


GODの調理に挑まんとする料理人は、その鱗の奥に見たこと無い星の営みを、その細胞に連綿と刻まれてきた「食の記憶」を垣間見る。

その記憶を紐解いていくことが真の調理法であるとされている。食材の声を頼りに、旨みがが華やぐ道を辿っていく―――具体的には、二重螺旋状に連なる未知の食材たちをそれぞれ正しい手順とルートで捌かなければならない途方も無いボスラッシュである。


ブルーニトロとしてのGOD編集

ジャンプ本誌の特集記事によると、ドレッドヘアの個体がこのコードネームである(コミックス未収録)。

しかし二狼との戦いでは真っ先にヘッドシェイカーで瞬殺され、死ぬまでの遅さに疑問を持った彼に命球をかすめ取られるという名前負けの結果に終わってしまった。

関連タグ編集

トリコ


トリコのフルコース

アトムGODセンター

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