概要
属するモンスターは全て闇属性・サイバース族で統一されている。
「サイバース族のリンクテーマ」というとアニメ遊戯王VRAINSにて未OCG含めて数多く存在する組み合わせであるが、このテーマはモンスターは除外された場合にライフコストを払うことで展開出来る効果を持っている。
次元の裂け目やディメンション・アトラクターを自ら利用しにいくこともでき、これまでのサイバース族テーマと比べても除外への耐性が強いテーマとなっている。
下級モンスターが帰還効果を使うとターン中のEX展開がリンク召喚のみになる縛りがつくが、種族の縛りはつかないので他種族のリンクモンスターやメインギミックを活用出来るようになっている。
世界観の元ネタは童話・不思議の国のアリスと鏡の国のアリス、テーマ名は悪意(MALICE)のあるプログラムを意味するマルウェアあたりと思われる。
また、暗号通信の分野の説明の際に使われる便宜的に登場させるキャラクターの名前に「アリス」が含まれるといった共通点が存在する。
設定画の公開によると、所属モンスターは「プレーン体」と名付けられた素体をベースに作られているとのこと。
所属モンスターの2/3は扇情的なハイレグ衣装であるが、そう言った需要よりもそれ自体がネタにされるケースが少なくない。
「M∀LICEの「∀」はハイレグの事」「ネオスロードより覚悟が足りない」あたりは頻繁に擦られるネタの一つである。
ちなみに、
・上記の通りサイバース族のリンクテーマ
・下級モンスターのレベルとリンクモンスターのリンク値が全て3
・魔法カード以外のモンスター、罠、リンクモンスターが3種類で、TB-11には相手フィールドのカード3枚以上の時に追加効果がある。
…といった3を意識した要素に加え、
・アクセスコード・トーカーの効果コストでM∀LICEリンクモンスターを除外すると帰還させられる。
などのカード単位での共通点や組み合わせの良さから、情報公開時にはVRAINS民が続編の幻覚を見たり、藤木の国のM∀LICEと呼ばれたりと界隈がざわついた。
カードテキスト
下級モンスター
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):(固有効果1)。
(2):このカードをリンク先とする「M∀LICE」Lモンスター(に固有効果2を付与する)。
(3):このカードが除外された場合、300LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
このターン、自分はLモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
リンクモンスター
このカード名の(1)〜(X)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(X):このカードが除外された場合、900LPを払って発動できる。このカードを特殊召喚する。(+固有効果)
カード一覧
効果モンスター
リンクモンスター
「M∀LICE」と名のついた魔法・罠カード
フィールド魔法
通常罠
その他
関連タグ
カード名の一部に特殊な表記が用いられているため、記事作成の際には注意が必要。