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ぼくミニドラえもん
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『ドラえもん』のエピソードの一つ。

概要

てんとう虫コミックス41巻及び、藤子・F・不二雄大全集15巻に収録。


その名の通り、ミニドラの登場回である。


ストーリー

下校中のび太は「ドラえもんに頼めば大丈夫」と皆の頼みを引き受け、これにジャイアンスネ夫は「さすが!」「頼りになるなあ」と喜び、「まかしといて」と返事をして帰宅。だがドラえもんは白猫から一週間も行方不明になった迷子の捜索を頼まれており、のび太の「宿題で身近な野鳥を観察することになったので、みんなで山に行きたい」という頼みを断り外出してしまう。


しかし困っているのび太を放っても置けなかったため一旦引き返し、ミニドラを残していった。ミニドラが出した小さなタケコプターで墜落するなどアクシデントはあったものの、のび太はミニドラを連れてみんなと合流する。早速小鳥のいる山に行くための道具を出してもらうが、出てきたのはこれまた小さなどこでもドアで、ドアの向こうから小鳥の鳴き声は聞こえるもの、当然通行はできなかった。


しずかの提案でスモールライトを自分たちに使いドアを通るが、縮小サイズもさらに小さくなってしまい、ホコリ同然のサイズで風に吹き飛ばされそうになりがらもなんとか山に到着。すぐビッグライトで元に戻してもらったが、スネ夫だけは中々見つからず声が聞こえた方にライトを当てた時にジャイアンがくしゃみをしたことで、元に戻った際地面に叩きつけられてしまった。


だが気を取り直して森の中に入って行くと鳥の鳴き声が聞こえたため、耳を澄ませると枝にとまって鳴いている野鳥を発見。そこでミニドラに双眼鏡を出してもらったが、これも見るのに虫眼鏡がいるミニサイズだったため断念。そこでスネ夫の提案で天文台を人数分出してもらい、やっと手ごろなサイズで野鳥観察ができるようになった。


そして宿題を終えた一同はラジコンの飛行機を飛ばして遊んだ後、ジャイアンがおやつを出せないのか聞くと、ミニドラはグルメテーブルかけを出したが、当然小さい料理しか出せないため物足りなかったことから、スネ夫が自宅からおやつを取り寄せることを提案。どこでもドアを家に繋げて母親におやつをねだったが、突然現れた小さなドアから手だけ飛び出したことで彼女は驚愕してしまった。


アニメにおける原作との主な相違点

大山版ではアニメ化されず、水田版にて、2007年11月30日及び2017年7月28日にそれぞれ放送されている。


2007年版

  • 冒頭はミニドラを連れたのび太がジャイアン、スネ夫と一緒に裏山で大蛇を探しているところからスタートしていて、のび太は2人に大蛇探しを無理やり付き合わされ裏山にやって来た。またドラえもんとの会話のシーンは回想で描かれていて、ドラえもんは飛んで行った際タマも一緒に連れて行き、のび太は「大蛇に食べられたら化けて出てやる」と言っていた。このため原作冒頭での下りやどこでもドアで裏山に移動する下りは描かれていない。
  • グルメテーブルかけで料理を出した後、落ちて来たどんぐりを追いかけてミニドラが走っていってしまったため、追いかけたのび太は池に落ちてしまっている。
  • 頂上に到着した際ジャイアンとスネ夫は大蛇を見つけるため木に登っていて、その間にのび太は出現した本物の大蛇に襲われ、木に登って何とか逃げ延びたが、そのことを2人に言っても全く信じてもらえなかった。
  • この後ものび太は大蛇に襲われてしまい、ミニドラの助けも空振りばかりだったため喧嘩別れしてしまったが、再び襲われた時は助けに来てくれ、大蛇をどこでもドアで動物園の檻の中に転送したことでのび太は何とか助かった。このことを話してもジャイアンとスネ夫はやっぱり信じてくれなかったが、この少し前に迷子のミケをのび太が見つけていたため、帰りはドラえもんも加わって帰っている。

2017年版

  • 原作の扉絵をオマージュしたサブタイトルでは、ドラえもんはタマと共に画面奥の方に進んでいて、このことからのび太としずかも横を向いており、ミニドラに関してはタケコプターで宙に浮き、正面を向いていた。
  • 冒頭はのび太が帰宅してくる場面からスタートしていて、タマは2階の窓の前にいたため、ドラえもんもここから顔をのぞかせ話を聞いていた。ちなみに迷子の猫の名前は2007年版と同じく「ミケ」だった。
  • ジャイアン達は空地でのび太を待っていて、のび太もここで転んでいる。また、ドラえもんが一緒ではないのか聞いたのはしずかだった。
  • ホコリぐらいのサイズなので微風でも飛んでしまうと言ったのはスネ夫になっていた。
  • しずかは元のサイズに戻った際、着地が見事だったことでのび太に褒められてへぺろをしている。またジャイアンは木の枝の上で元に戻っていて、スネ夫はジャイアンがくしゃみをしたことで元に戻った際全身鼻水まみれだった。
  • 今回は先にグルメテーブルかけを出していて、スネ夫がどこでもドアから腕を出した際、彼の母親はティータイム中だった。このためスネ夫は驚いた彼女に吹いた紅茶をかけられてしまった。
  • 野鳥をスケッチした後、一同は断崖絶壁に生えた木の上にいる子猫を発見し、更に鷹もこれを狙っていたためジャイアンがミニドラをその枝に向かって投げ、鷹に襲われたことで崖に落ちてしまったが、食べさせた桃太郎印のきびだんごの効果で助けられ生還することができた。
  • ラストこのではこの子猫がミケだったため、たずね人ステッキでこの場にやってきたドラえもんを、のび太達はミニドラより頼りになるかもと言ってからかっていて、「それはひどいよ」とうろたえる彼を見て一同は笑っていた。

余談

2017年版では、この回からサブタイトル画面が現在も使われている原作の扉絵をオマージュしたものに変わり、それだけでなく制作スタッフの大掛かりなリニューアルがなされたため、この時からアニメ『ドラえもん』全体の作画が以前とは異なるものになっている。ただし効果音に関しては、同年9月8日放送の「スケジュールどけい」からが現在も使われているものになっている。


関連タグ

ドラえもん ミニドラ

概要

てんとう虫コミックス41巻及び、藤子・F・不二雄大全集15巻に収録。


その名の通り、ミニドラの登場回である。


ストーリー

下校中のび太は「ドラえもんに頼めば大丈夫」と皆の頼みを引き受け、これにジャイアンスネ夫は「さすが!」「頼りになるなあ」と喜び、「まかしといて」と返事をして帰宅。だがドラえもんは白猫から一週間も行方不明になった迷子の捜索を頼まれており、のび太の「宿題で身近な野鳥を観察することになったので、みんなで山に行きたい」という頼みを断り外出してしまう。


しかし困っているのび太を放っても置けなかったため一旦引き返し、ミニドラを残していった。ミニドラが出した小さなタケコプターで墜落するなどアクシデントはあったものの、のび太はミニドラを連れてみんなと合流する。早速小鳥のいる山に行くための道具を出してもらうが、出てきたのはこれまた小さなどこでもドアで、ドアの向こうから小鳥の鳴き声は聞こえるもの、当然通行はできなかった。


しずかの提案でスモールライトを自分たちに使いドアを通るが、縮小サイズもさらに小さくなってしまい、ホコリ同然のサイズで風に吹き飛ばされそうになりがらもなんとか山に到着。すぐビッグライトで元に戻してもらったが、スネ夫だけは中々見つからず声が聞こえた方にライトを当てた時にジャイアンがくしゃみをしたことで、元に戻った際地面に叩きつけられてしまった。


だが気を取り直して森の中に入って行くと鳥の鳴き声が聞こえたため、耳を澄ませると枝にとまって鳴いている野鳥を発見。そこでミニドラに双眼鏡を出してもらったが、これも見るのに虫眼鏡がいるミニサイズだったため断念。そこでスネ夫の提案で天文台を人数分出してもらい、やっと手ごろなサイズで野鳥観察ができるようになった。


そして宿題を終えた一同はラジコンの飛行機を飛ばして遊んだ後、ジャイアンがおやつを出せないのか聞くと、ミニドラはグルメテーブルかけを出したが、当然小さい料理しか出せないため物足りなかったことから、スネ夫が自宅からおやつを取り寄せることを提案。どこでもドアを家に繋げて母親におやつをねだったが、突然現れた小さなドアから手だけ飛び出したことで彼女は驚愕してしまった。


アニメにおける原作との主な相違点

大山版ではアニメ化されず、水田版にて、2007年11月30日及び2017年7月28日にそれぞれ放送されている。


2007年版

  • 冒頭はミニドラを連れたのび太がジャイアン、スネ夫と一緒に裏山で大蛇を探しているところからスタートしていて、のび太は2人に大蛇探しを無理やり付き合わされ裏山にやって来た。またドラえもんとの会話のシーンは回想で描かれていて、ドラえもんは飛んで行った際タマも一緒に連れて行き、のび太は「大蛇に食べられたら化けて出てやる」と言っていた。このため原作冒頭での下りやどこでもドアで裏山に移動する下りは描かれていない。
  • グルメテーブルかけで料理を出した後、落ちて来たどんぐりを追いかけてミニドラが走っていってしまったため、追いかけたのび太は池に落ちてしまっている。
  • 頂上に到着した際ジャイアンとスネ夫は大蛇を見つけるため木に登っていて、その間にのび太は出現した本物の大蛇に襲われ、木に登って何とか逃げ延びたが、そのことを2人に言っても全く信じてもらえなかった。
  • この後ものび太は大蛇に襲われてしまい、ミニドラの助けも空振りばかりだったため喧嘩別れしてしまったが、再び襲われた時は助けに来てくれ、大蛇をどこでもドアで動物園の檻の中に転送したことでのび太は何とか助かった。このことを話してもジャイアンとスネ夫はやっぱり信じてくれなかったが、この少し前に迷子のミケをのび太が見つけていたため、帰りはドラえもんも加わって帰っている。

2017年版

  • 原作の扉絵をオマージュしたサブタイトルでは、ドラえもんはタマと共に画面奥の方に進んでいて、このことからのび太としずかも横を向いており、ミニドラに関してはタケコプターで宙に浮き、正面を向いていた。
  • 冒頭はのび太が帰宅してくる場面からスタートしていて、タマは2階の窓の前にいたため、ドラえもんもここから顔をのぞかせ話を聞いていた。ちなみに迷子の猫の名前は2007年版と同じく「ミケ」だった。
  • ジャイアン達は空地でのび太を待っていて、のび太もここで転んでいる。また、ドラえもんが一緒ではないのか聞いたのはしずかだった。
  • ホコリぐらいのサイズなので微風でも飛んでしまうと言ったのはスネ夫になっていた。
  • しずかは元のサイズに戻った際、着地が見事だったことでのび太に褒められてへぺろをしている。またジャイアンは木の枝の上で元に戻っていて、スネ夫はジャイアンがくしゃみをしたことで元に戻った際全身鼻水まみれだった。
  • 今回は先にグルメテーブルかけを出していて、スネ夫がどこでもドアから腕を出した際、彼の母親はティータイム中だった。このためスネ夫は驚いた彼女に吹いた紅茶をかけられてしまった。
  • 野鳥をスケッチした後、一同は断崖絶壁に生えた木の上にいる子猫を発見し、更に鷹もこれを狙っていたためジャイアンがミニドラをその枝に向かって投げ、鷹に襲われたことで崖に落ちてしまったが、食べさせた桃太郎印のきびだんごの効果で助けられ生還することができた。
  • ラストこのではこの子猫がミケだったため、たずね人ステッキでこの場にやってきたドラえもんを、のび太達はミニドラより頼りになるかもと言ってからかっていて、「それはひどいよ」とうろたえる彼を見て一同は笑っていた。

余談

2017年版では、この回からサブタイトル画面が現在も使われている原作の扉絵をオマージュしたものに変わり、それだけでなく制作スタッフの大掛かりなリニューアルがなされたため、この時からアニメ『ドラえもん』全体の作画が以前とは異なるものになっている。ただし効果音に関しては、同年9月8日放送の「スケジュールどけい」からが現在も使われているものになっている。


関連タグ

ドラえもん ミニドラ

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