折神
おりがみ
シンケンジャーの家系に代々受け継がれるメカ。
疑似生命体のようなものらしく、言葉は話せないものの各々明確に自我を持っている。現代で折神の分析と開発に成功した梅盛源太によると、「折神とは文字のプログラムのようなもの」であるらしく、要はモヂカラをプログラムのように組む事で構成された存在である。それ故にモヂカラによって自在に大きさを変えられる他、モヂカラ次第で強化や制御や新形態なども作れる。
また、多くの折神はモヂカラに反応して引き寄せられるという性質を持っている。
さらに生き物ではない為か、生きている者は入る事ができない三途の川にも入る事ができる。ただし、作中で三途の川に渡った虎折神は、あくまで戦いの際に生じたあの世とこの世の狭間の亀裂に偶然巻き込まれただけであり、アヤカシのように自主的に行き来する事は不可能である。
元々は「角笛山」でのモヂカラ発見当時の研究途上で、最初の折神である牛折神が偶発的に誕生した事が始まりであり、その起源は300年以上前にまで遡り、初代シンケンジャー誕生より古い存在である。
牛折神自体は制御ができずに封印されたのだが、その後にモヂカラに関してその分析と構築に長けた才覚を持った者達によって、牛折神を基にして他の折神達が作られた。しかし、このような才覚を持った人間は歴史上でもごく僅かであり、現代でその稀な才覚を持って生まれたのが源太である。
しかも、300年に渡る外道衆との激しい戦いの中で大半の折神を喪失してしまい、源太の登場まで折神を作れる人間自体も長らく存在しなかった事から、本編開始時点で現代のシンケンジャーの手元に残っていた折神は、各家に受け継がれる基本の五体の折神と兜折神だけだった。
各家に継がれる基本の折神は、日頃は手の平に入るくらいの小さなエンブレム状になっており、必要に応じて動物を模した形に変化する。さらに「大」のモヂカラを注ぎ込まれる「折神大変化」によって巨大化し、合体してシンケンオーを初めとする様々な侍巨人になる事ができる。
それ以外の折神は、普段はモヂカラとして秘伝ディスクの中に保存され、戦闘時に所有者である各シンケンジャーによって召喚される。源太が所有する烏賊折神と海老折神に関しては、普段は小型化してゴールド寿司の水槽の中で泳いでおり、源太の召喚に応じて巨大化して出撃する。
小説版では、人工知能が搭載されていて(モヂカラが分からない人間には他に表現しようがないだけだと思われるが)、戦術核でも傷付かない装甲を有しているとされている。おまけに縮小してしまえば税関もすり抜ける事も出来る為、各国の軍隊では手の付けられない代物らしい。
舵木折神
かつての戦いで使われた際に制御を失い行方不明になり、長らく海を彷徨っていたカジキ型の折神。魚雷を発射したり、直剣状の吻(ふん)で突進攻撃を繰り出す他、海の力を発現できる。舵木ディスクで召喚される。
烏賊折神
梅盛源太が幼少時に、友情の証として志葉丈瑠から貰ったイカ型の折神。空を飛んでイカ墨を吐き相手を撹乱できる。普段は手乗りサイズでゴールド寿司の水槽にて待機している。
どっかの泥棒に盗まれた事がある。
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