概要
現実の映像にコンピュータを用いてリアルタイムに視覚情報を付加していくこと。現実の視界にコンピューターがさらに加えた情報が見える状態。『ターミネーター』や『電脳コイル』などの作中での表現が分かりやすい。
略称はAR(Augmented Reality)。
よく仮想現実ことVRと対比される事がある事に加え、VRと同じとみられる(又は誤解される)ようなケースも存在する。
しかし、VRは現実に存在しない物をコンピュータであたかもそこに在るように見せるのに対し、ARは現実に存在するものに対してコンピュータが情報を更に追加するという大きな違いがある。
プラットフォームとしてとしてスマホ、眼鏡やゴーグル型端末(⇒HMD)、果ては網膜への直接的な情報の投写や、脳に干渉する所謂「電脳」などその方法は様々。汎用性の高さから近未来的ガジェットとして多くの作品に取り入れられ、リアルでも開発が進んでいる近未来技術である。
近年では『ポケモンGO』が拡張現実を使用したゲームとしては有名だろう。
また風景に情報を付加するという形でスマホ(iPhone)のGoogleアプリにも実装されている。
ちなみにコンシューマーゲーム機種の内で代表的な実例ではニンテンドー3DS及びニンテンドー2DS(New含む)でも対応しているが、専用のARマーカーが必要である。
対応しているゲーム
主に判明しているものを以下に表記する。
ニンテンドー3DS用ソフト
ゲームアプリ
☆はサービスを終了したゲーム
※他にあれば追加をお願いします。
拡張現実が登場する作品
※50音順
- アクセル・ワールド
- AR/MS!!
- オーディナル・スケール(劇場版ソードアート・オンライン)
- 拡張少女系トライナリー
- 現実拡張スマホ仮面
- 攻殻機動隊(おそらく拡張現実を最初に扱った作品)
- CIRCLET PRINCESS(仮想現実の側面も持つ)
- サマーウォーズ
- シャドウバース(アニメ) / シャドウバースF
- シャドウラン
- ターミネーター
- 電脳コイル
- 電脳少女☆Mink(仮想現実の側面も持つ)
- .hackシリーズ
- 爆釣バーハンター
- 遊戯王ZEXAL
- ユージェネ
- レイヤードストーリーズゼロ
- ROBOTICS;NOTES
使われたイベント
北海道にて初音ミクの公式イベント会場で行われたARマーカーを探すイベントで使われた事がある。※ピアプロの公式ブログ内のイベントのお知らせより。
その他、最近ではVTuberのライブなどに使われる。
関連イラスト
関連タグ
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)
非関連タグ
ARG:こちらにもARを含む為にややこしいのだが、こちらは「代替現実ゲーム」であり拡張現実とは異なる。