ガンビア・ベイ(艦隊これくしょん)
がんびあべい
史実に関してはガンビア・ベイを参照のこと。
図鑑データ
艦名 | Gambier Bay(ガンビア・ベイ) |
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図鑑No | 344 |
艦級 | Casablanca級19番艦 |
艦種 | 軽空母 |
CV | 内田秀 |
絵師 | アキラ |
「It's a pleasure to meet you.
My name is Gambier Bay… ふわぁ!う、撃たないで!
ふぅ…よ、よかった!」
概要? は、はい!お待ちください!
米軍にかつて存在したカサブランカ級航空母艦の19番艦「ガンビア・ベイ」をモチーフにした空母娘。
2018年2月16日から開始された期間限定イベント海域、捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(後篇)の第四海域突破報酬として実装された。護衛空母モチーフの艦娘の実装は大鷹に次ぐ。
2018年初秋イベント抜錨!連合艦隊、西へ!のE3ボスマスに友軍艦隊として支援に駆けつける。米軍艦隊編成では必ず参加し、米日混成部隊では旗艦を務めている。夜間攻撃機・夜間戦闘機を艦載している為ちゃんと夜戦で攻撃してくれる(威力はお察しレベル)
ただし彼女が支援に駆けつけ場合必ず僚艦にサミュエル・B・ロバーツが参加している事からサムの引率がなかったら迷子になってしまっていた事だろう。
へ?何ですか?容姿?
アメリカ艦らしく金髪碧眼で、フワフワした結構なボリュームの金髪を両サイド(ツインテール)でまとめ、風に靡いているのかあちこちが跳ねている。また頭には実艦の水上迷彩を元にした柄入りのバンダナを巻き、右側の髪はレーダーを模した艤装でまとめている。
服装はのバンダナ同様の迷彩柄の入った制服で、米海軍の女性士官服というよりはパイロット制服に近いだろうか?またスカートではなくホットパンツで同じ米空母で先任のサラトガより動きやすい服装をしている。また腰の部分に救命ボートらしき物を装備し、艤装と一体となったサイハイブーツを履いている。
右手にサラトガ同様に銃床とグリップの付いた飛行甲板と船体模した大掛かりな艤装を携えている。
また飛行甲板と左のサイハイブーツにはハルナンバーの「73」が描かれている。
表情はこれまでのどの艦娘よりも比較にならないくらいおどおどした表情を浮かべていて、その弱気な性格もあって、頼りない印象を受けてしまう。
何気に燃料タンクは立派。実艦の大鷹と比べて排水量で倍近い差があるのにどうしてこうなった?(ガンビア・ベイ:基準7,800t/満載10,400t、大鷹:基準17,830t/満載21,262.80t)
もっとも、同じ商船構造とはいえ新造のカサブランカ級は、客船からの改造である大鷹と比べて艦内スペース・効率に無駄がないため、「隠れ巨乳」という解釈も成り立たなくはない?
蛇足だが、史実のカサブランカ級は二番艦“リスカム・ベイ”が弾薬庫の誘爆で沈没した戦訓から、弾薬庫の周囲に重油タンクを配置して、被弾の衝撃を和らげる対策を採っている。つまり、リアルに“胸部装甲”なのだ。
佐世保鎮守府巡りですかぁ。なるほど~いいですね!Good!
かつて日本海軍の鎮守府の1つ「佐世保鎮守府」があった、長崎県佐世保市と艦隊これくしょんとの初のコラボイベントとなる「佐世保鎮守府巡り」においてまさかのコラボキャラの1人に大抜擢された。
奇しくもまだ2018年冬イベント期間中の2018年3月17日(土)・18日(日)の開催となった本イベントでは佐世保に縁のある多くの艦娘達の書き下ろしも多数見受けられたなか、縁らしい縁の無い彼女の登場に多くの提督達に衝撃を与えた。(佐世保への寄港歴はないものの、他に戦後日本を訪れた艦もいるというのに)
佐世保には海上自衛隊の佐世保基地の他にアメリカ海軍の佐世保基地もある為、アメリ艦娘も全く関係ない訳でもないのだが、実装された直後、しかも未だイベント期間中ということもあり、それまで性能面でどうしても話題になりにくかった彼女が一躍有名になったのは言うまでもない。
ただ書き下ろさたイラストの1枚が「地図を持って佐世保の町を散策しようとしてる様だが、明らかに地図の読み方が分からずに迷子になっている」物だったため、早速コラ素材にされてしまった。
迷いに迷って、あらぬところにテレポートしてしまったり、しまいには異聞帯(ロストベルト)までダイナミック迷子してしまったり……
そして「瑞雲祭り」のよみずいランド公式スタンプラリー全16ヵ所の案内に――
あっ、すみません、17ヵ所です! よみずいランドのどこを彷徨っているかわからない“Ganbier Bay”。彼女の位置は毎週日曜日朝に移動します。提督の皆さん、ぜひ彼女を見付けてあげてくださいね!(原文ママ) |
なお、よみずいランド最終週に無事目的地(日テレらんらんホール)に到着。
「ガンビア・ベイは何処にありや、何処にありや。全世界は知らんと欲す」
春の花束mode
2018年4月23日に実装された「艦これ5周年」を記念した期間限定グラフィック
大きな花束を手にほんのり笑顔を浮かべている。
一見いつもの服装に見えるが、キュロットスカートの裾がスカラップになっていたり、サイハイブーツの73が「5th」になるなどお祝いモードになっている。
かき氷mode
2018年7月12日に実装された期間限定グラフィック
手にしたかき氷はブルーハワイ
いつもの格好をラフにした感じで、青いシャツを黒っぽいインナーの上に羽織って裾を結んでいる。
ローライズなホットパンツは、デザイン的に通常グラのものと思われ、コルセット部分は別パーツだったことが分かる。
サイハイブーツは脱いで素足にサンダル。左太ももにガーターリング
髪には金色の縁取りのある黒いヘアバンド、海軍の夏の軍帽っぽい飾りをちょこんとのせている。
中破するとシャツが破れインナーが……。
なぜナポレオンフィッシュ……。
秋刀魚mode
2018年10月10日の2018年初秋イベント終了に伴うオンメンテで実装。
事前に10月5日より開始していた「魚串さくらさく」とのコラボイベントでもある「第二次リアル鎮守府秋刀魚祭り」で書き下ろされていたものがブラウザ版でも実装された。
佐世保鎮守府巡りの時もそうだが私服のセンスが可愛い。
今度は秋刀魚に挑戦していて、日本の鎮守府にやってきたのが今年の初めだったとは思えなく位綺麗に割り箸を使っている。しかしよく見ると割り箸が途中で折れてしまっている。器用なのか不器用なのか(質が悪い割り箸だと綺麗に割れない事も多々ある)。まぁ着任したばかりなのに箸を使いこなしている北欧出身の軽巡洋艦もいたりするので気にするだけ無駄かも。
気になるのが腰から下げている浮輪さんを模したバッグ。中破すると中から紫色した何かが・・・
性能…?もしかして、じょ、除籍?
無印
「火力:15/対空:38/対潜初期値:20/耐久:28/装甲:19/運初期値:12/速度:低速/射程:短/搭載数:28(16/12)/初期スロット:2」
初期装備:FM-2
鳳翔や春日丸と同じで初期スロットは2つしか開放されていない。又大鷹と同様に対潜値が「0」ではない空母で「輸送護衛部隊」に編入可能な護衛空母としての適正を兼ね備えている。
日本の春日丸は大鷹に改造しないと護衛空母としての適正を得られないのに対して此方は最初から護衛空母として運用できる。しかも彩雲や二式艦上偵察機が最初から装備が可能である
先制対潜可能であるがその際には対潜値7以上の艦載機を搭載した上で対潜値を65以上が必要で残念ながら2スロットしか開放されていない彼女では、対潜値7以上の艦載機を載せても対潜値65には届かない、しかも小型ソナー(四式ソナー・三式ソナー等)や爆雷・爆雷投射機等は装備出来ない為対潜値の底上げも難しい。唯一装備可能なソナーがランカー配布のみの「零式水中聴音機」である。これを装備する事で対潜値50でも先制対潜が可能になるように条件が緩和される。
現在最速で先制対潜可能になるのが「Lv23で対潜29+「零式水中聴音機」11+「Swordfish Mk.Ⅲ(熟練)」10=50」である。
しかし「零式水中聴音機」は2015年に4回配られたのみでそれ以降の入手手段がないレア装備であり、「Swordfish Mk.Ⅲ(熟練)」は2017年夏イベントE-7の甲での突破報酬のみでの配布で、通常装備では彼女を入手して直ぐの先制対潜は実質不可能に近い。
艦これ第2期に入り2018年10月26日の2018年秋刀魚祭り終了に伴うアップデートで第七駆逐隊の出撃任務の達成選択報酬として「零式水中聴音機」が遂に通常入手可能となった。ただガンビア・ベイ実装から8ヶ月が経過している為殆どの提督は彼女が自力で先制対潜可能なレベルまで育て終わった後であった。ただ小型ソナーを装備出来ないガンビア・ベイにとっては貴重な装備であるのは違いなく、対潜値の底上げと先制対潜の要求値を引き下げてくれるので、対潜任務で空母が必要になった際は彼女も十分選択肢に入る事になる
改(lv45)
「火力:32/対空:48/対潜(最大):68/耐久:38/装甲:39/運初期値:15/速度:低速/射程:短/搭載数:34(16/12/6)/初期スロット:3」
初期装備:FM-2/TBF
全体的に強化されスロットも3つに増える。しかし小型ソナー・爆雷等は変わらず装備不可の為、先制対潜を行うにはカ号や対潜哨戒機の力を借りる事になる。ただし対潜値が最終的に68まで増えるため無印時よりは条件がある程度緩和される。
ただし空母としての性能は大鷹にギリギリ勝る程度で大鷹改に比べると対空と火力位しか勝る部分がない。火力は何気に鳳翔改(火力29)よりも高く、燃料+弾薬の消費は鳳翔改と同値(ガンビア・ベイ改が燃料25+弾薬35=60で鳳翔改が燃料30+弾薬30=60)なのでエコ支援要員や遠征の空母枠(特に燃料を多く使う遠征)で起用するのもいいだろう。
性能も元々のカサブランカ級が量産性重視(要は質より量)という事もあってお世辞にも高いとは言えない。
搭載数で見れば大鷹改二を下回り軽空母で最下位。
どれだけ低いかというと海防艦に装甲を抜かれてしまう程度の紙耐久なのである。
それでいて低速(そもそも護衛空母に速力が必要とされなかったのも要因)な上、回避も空母全体から見ても低水準で、最終的な数値も何とあきつ丸より低くなる。
つまり低耐久・低装甲・低回避の三拍子であり、体感では特務艦娘並に脆い事になる。彼女1人で戦うには明らかに力不足だ…。
そもそもカサブランカ級は単独で運用するものではありません。
…とここまで散々な言い方をしてきたが、やはりそこは仮にも空母。
火力は龍鳳改と同等(ただし総合的な火力ではスロット数の差で下になる)にはあり、艦載機熟練度の補正により大和型や長門改二を血祭りにあげるなどの史実のサマール沖海戦以上の大戦果を挙げる事も。ただし演習で。ただし演習だと大抵開幕の爆撃時点で大破しているか、小破未満でも射程「短」の為攻撃順が回ってくる前に中・大破してる為攻撃よりもエアカバーと彩雲要員での起用が殆どである。
いつまでも内弁慶では困るので、やはり実戦で活躍してもらいたい所である。
大鷹と同様、輸送護衛部隊に組み込めるのが特徴。大鷹を起用したくない場合には有用となるかもしれない。
とはいえ、連合艦隊が組めるのは期間限定イベント海域期間中のみで、彼女の実装は1期最後のイベント。
彼女が真価を発揮する日は2期以降となりそうである。
性格?無理無理無理!恥ずかしいですって!
先任のアメリ艦娘であるアイオワとサラトガと比べるのも可哀想なくらいに、兎に角弱気。
出撃では「怖すぎ……」とこぼし、被弾しようものなら「うあああぁ——!撃たないでぇ!!」と叫ぶ。
母港で放置してるとサマール沖海戦で栗田艦隊と鉢合わせた事を思い出して「無理だから、あんなのマジ無理だし...。」とこぼす。
今までにも弱気な艦娘はいたが、とりわけガンビア・ベイは商船構造で紙装甲の護衛空母。加えてカサブランカ級50隻の中で数少ない戦没艦(4隻)の1隻、しかもアメリカ空母の中で唯一、戦艦(砲撃)に沈められた艦でもある(ちなみに世界的に見ても、戦艦に負けた空母は他にイギリスのグローリアスくらいしかいない)。そのような「憑きのなさ」からの弱気も、無理もない話かもしれない。(「運」の値も、初期では低めである)
ただし、ガンビア・ベイはサマール沖で沈められはしたものの、同海戦で鈴谷、鳥海、筑摩が全損(鈴谷沈没、鳥海、筑摩は行動不能の末に処分)、熊野が戦線離脱(艦首切断)といった具合に、道連れに栗田艦隊に大きな痛手を負わせ、「栗田ターン」のきっかけを作った。絶望的な戦力差と、その後のフィリピン戦の帰趨を考えれば、“大勝利”とさえ言える結果である。
ガンビア・ベイはその英雄的行動により、殊勲部隊章を受賞。彼女とタフィ3の奮戦は、現在でもアメリカ海軍の士官候補生が必ず学ぶ内容である。
この史実を踏まえれば、他の“弱気艦”と同じく、今後改二で大化けする可能性が十二分にある艦なので、1-5辺りで海防艦と一緒に育成していくといいだろう。
二次創作、も、もう~!やめてくださいぃ!やだ~~!
二次創作においては悲しい時・寂しい時などに「ベーイ!」という某草ポケモンじみた鳴き声(泣き声?)になる事がある。
が、彼女を擁するカサブランカ級には、命名規則の関係上、他にもリスカム・ベイ、オマニー・ベイ、キトカン・ベイ等々、複数の「〇〇・ベイ」が存在する。というか、(ガンビア・ベイも含めて)実に半数近い24隻もの「〇〇・ベイ」がいるのだ。さらに、次級のコメンスメント・ベイ級にも2隻いる。
今後、彼女の姉妹が増える事があれば共鳴が見られるかもしれない。
また、Pixiv上では弱気な言動がこじれて、リアクション芸を披露しているイラストもちらほら。
新たな「芸人枠艦娘」の誕生か?
そういえば他所のゲームにこんなリアクションをとるネガティヴアイドルが居たような…
こんな感じで、ファンからも公式からもいじられキャラとしての地位を確立しており、気が付けば2018年冬イベント参戦組でも頭一つ抜けた人気キャラへと成長している。
五周年記念イラスト発表以降、元部下たちと一緒に描かれるパターンも急増中
2018年8月中旬時点で「ガンビア・ベイ 深海浮輪」で検索したら113件ヒット。
Some new tags were launched. よ、よかったですね。
大鷹(艦隊これくしょん)・・・先任の護衛空母
瑞鳳改二乙・・・同じイベントの後段作戦開放に合わせて追加された護衛空母。
神鷹(艦隊これくしょん)・・・第4の護衛空母
サラトガ(艦隊これくしょん)・・・同郷の先任空母。実艦の竣工年月日から見ても大先輩。
イントレピッド(艦隊これくしょん)・・・同イベントで実装された米海軍の正規空母。性能では及ばないが燃料タンクに関しては負けていない。
サミュエル・B・ロバーツ(艦隊これくしょん)・・・4月23日に艦隊に合流したタフィ3所属の護衛駆逐艦。彼女の放置ボイスからガンビア・ベイは鎮守府内でも迷子になっており、護衛役の彼女に世話を焼かせている姿が見受けられる
ジョンストン(艦隊これくしょん)・・・12月27日に艦隊に合流したタフィ3所属の駆逐艦。
コマンダン・テスト(艦隊これくしょん) タシュケント(艦隊これくしょん)・・・コンプティーク2018年12月号から連載開始の「今宵もサルーテ!」にて共にメインを務める。
護衛棲水姫・・・ガンビア・ベイとの共通点が多い深海棲艦
深海浮輪(浮輪さん)・・・元部下(?)。ガンビア・ベイが鎮守府の一員になってもちゃっかり付いて来てるので、浮輪さんにとっては深海側よりもガンビア・ベイが大事なのだろう・・・多分