イカ娘
いかむすめ
概要じゃなイカ
海からやってきた恐るべき(?)侵略者。その生態には謎が多い。
外見はどこからどう見ても人間そのまんまで、作中の行動を見る限り哺乳類にしか見えないが、実際の所は「人間から進化した種族」などと明かされているわけではない。
しかし、「人間じゃないから」という理由で普通に接する常田鮎美の言葉にショックを受けていた。
一見すると髪の毛のような十本の触手を自在に操り、水中を時間無制限に悠々と泳ぎ回る（逆に触手が無いと泳げなくなる）。触手は木造の壁を突き破る程の威力で、アニメでは岩山を一撃で砕いている（ギャグ描写の可能性あり）。振り回せば斧並みの切れ味を持つ。
口からはイカ墨を吐瀉する。見た目は汚いが味は上手い。ちなみにイカのスミは肛門から出るのだが、気にしてはいけない。
ワンピースを脱ぐと白スク姿。頭にある帽子のようなものは体の一部(外套膜？)で、取れると死ぬ(本人談)。帽子の横のピロピロしたヒレの部分は前後に高速で動かすことが可能で、早苗くらいなら軽軽吹っ飛ばせる。
また、ホタルイカのように全身から淡い光を放つこともできる。光量の調節は出来ないらしくオンオフで「しぱしぱしぱ・・・」と眩ませる程度。
ずっと水中で暮らしてきたため熱中症や光化学スモッグ、虫歯などに耐性が無い。
作者の安部真弘曰く容姿は13〜14歳程度を意識して描かれている。
侵略するのは「地球」ではなく「地上」を侵略することを強調している。
身長は現在は設定されておらず、読者の想像に任せる形になっている。プロトタイプの設定から135cmという説が一般に広まっているものの、この数値は13～14歳女子の身長にしてはとても低い（日本人の場合この年齢の女子の身長は155～157cmぐらい）。実際の画面上では同年代の女子と比較してやや低め程度。
体重は初測定時100kg。千鶴曰く体重計が壊れていたらしいが、体重計は千鶴によって真っ二つにされた（栄子たちの反応から実際は壊れてなかったと思われる）。
その後の話で腕輪の位置を動かす（アニメでは回転させる）ことで体重を増減できることが判明。ドライヤーの風で飛ぶほど軽くすることもできる（アニメでは最少0.5g、最大20t）。
銃の存在すら知らないなど世間知らずではあるものの初めて触った携帯や、デジタルカメラを使いこなしたり、小中学校の数学を飛ばして高校1年の数学をその場で、それも暗算で全問正解するなど適応能力はかなり高い。アニメ版では大学レベルの数学も数時間でマスターしているなどその資質は計り知れない。
基本的に触手を使える状況であれば大抵のことはこなすことが出来る。そのかわり触手を使わないと何かとへちょくなる。これがどれほどとんでもないかは、とりあえず紙とペンを用意して右手で○を描きつつ同時に左手で△を描いてから考えてみてほしい。
先述の腕輪の機能は10本の触手を最大限活用するための補助、作業重機で言う所のカウンターウェイトである。つまり触手が直線距離で本人から離れると、てこの原理のため、相対的に自分が軽くなってしまい、直接なら動かしたり弄ったりすることができるものができなくなる。その為、自重を重くしておく必要があり、普段からやや重めにしてある。
好物は海老。苦手なものはシャチ、鮫、蚊。早苗やシンディー・キャンベルを危険人物として見ている。
侵略に来たはずがすっかりなじんでしまった挙句、相沢家に居つくことになる。近所の子供たちには人気。
いろいろ侵略してるじゃなイカ？
2011年シーズン時に、モータースポーツSUPER GTにフェラーリをベースにした痛車で参戦していたことがある。
実況のピエール北川氏が「～じゃなイカ?」と劇中の口調をまねて「イカ」の部分を強調したり、シーズン後半では「イカ娘」「イカ」と呼ばれ、ベース車両のフェラーリやチーム名よりも名前が飛び出し、さらにたびたびポイント圏内の成績を残すなど、成績、存在感の両面で侵略したという。
他にもよっちゃんイカのパッケージを乗っ取ったり結構あちこちに侵略を仕掛けている。
イカ娘自体がコンビや条件等がなく単身で成立するのに加え、元々侵略を主としているので、
コラボ…ではなく侵略しやすい。という側面が何気にあったりする。