天使族
てんしぞく
天使族とは、遊戯王OCGの種族の1つである。
特徴
ほとんどが光属性で、サポートカードが多い部類に入る。天空の聖域は有名。優秀な最上級モンスターが多く、それらを並べていくパワフルな戦い方が得意だが、連続バーンや特殊召喚メタなど、テクニカルな戦い方も可能。
そのイメージから、女性デュエリストが使用することが多く、歴代ヒロインも1枚ぐらいは、天使族を使っている。
代表的なモンスターは元制限カードであるオネスト、元準制限カードである大天使クリスティア、優秀な除去能力を持つマスター・ヒュペリオンなど。
また、勝利の導き手フレイヤ・破滅の女神ルイン・ガーディアン・エアトスなどの女性型モンスターは人気が高い。
海外版では宗教上危ないという理由から妖精と表記され、天使族に限らず頭の輪などが削除される傾向にある。
この種族は悪魔族や爬虫類族等と並びわけのわからないデザインのモンスターや種族名にそぐわぬ化け物が多いことでも知られる(そもそも元々天使という存在はそういうわけのわからない化け物であり、典型的な天使のヴィジョンは西洋の画家が定着させたものなのだが)。
主な例としてはアルカナフォースや宣告者に属するモンスターの他、ゼータ・レティキュラントや聖獣セルケトなど。
初期の頃は、堕天使のイメージがしづらいからか闇属性の天使族はほぼ存在せず(一応初期の通常モンスターに死の沈黙の天使ドマというモンスターが存在し、アニメDMである意味重要な役割を果たしている)、イメージ的にぴったりな堕天使モンスターの始祖である「堕天使マリー」も悪魔族であったが、「堕天使ナース-レフィキュル」を筆頭に堕天使など闇属性の天使族が増えていっている。