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ジャン=ピエール・ポルナレフの編集履歴

2020-02-23 10:26:41 バージョン

ジャン=ピエール・ポルナレフ

じゃんぴえーるぽるなれふ

ジャン=ピエール・ポルナレフとは、『ジョジョの奇妙な冒険』第3部に登場するキャラクターである。

Pixiv内では「ポルナレフ」タグでの使用が多い。

我が名はJ・P・ポルナレフ!

我が妹の魂の名誉のために!我が友アヴドゥルの心のやすらぎのために…

この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる!

概要

1965年生まれのいて座 血液型はAB型 趣味:スポーツなら何でも 好きな映画:『がんばれベアーズ』 好きな色:ゴールド 好きな女の子のタイプ:その時の気分


第3部『スターダストクルセイダース』に登場するフランス人の青年。

空条承太郎一行が香港で出会ったDIOの刺客として登場。タイガーバームガーデンでのアヴドゥルとの激闘の末敗れ肉の芽を取り除かれてから一行の仲間に加わる。


初登場時は騎士のように気高い性格だったものの、物語が進むにつれコメディリリーフとして定着。性格は時折突っ走ってしまうこともあるが情に厚く明るい、誰とでも隔て無く接する気のいい人間である(それがトラブルの元にもなるが)。また口も軽くとても秘密を共有できるようなタイプではないため、実はJ・ガイル戦で死んだはずのアヴドゥルが生きていた事をDIOとポルナレフに悟られぬためだけにアヴドゥル本人が父親を演じて一芝居を打った事もあった。


生まれながらのスタンド使いであり十年間の修行を積んでいる。その実力は承太郎をして「手加減できる相手ではない」と言わしめ、アヌビス神との戦いで取り憑かれ二刀流となった際には承太郎にどちらかの死を覚悟させるほど追い詰めた。


スタンドの性能は本体の精神力によって成長する」という描写を初めてされたキャラクター。

ヴァニラ・アイス戦にてクリームの背後を瞬く間に抑えるなど、ヴァニラすらも知りえないスタンドの成長ぶりを発揮した。


ヴァニラ・アイス戦でアヴドゥルやイギーを失い、自身も左指と左つま先などを食われる深手を負う多大な犠牲を払いつつも勝利。その後最終決戦にも参加し背後からDIOのを串刺しにしたが、あと一歩及ばず「世界」で時を止められ裏拳で吹っ飛ばされ重傷を負う。承太郎がDIOを撃破した時には意識不明の重体に陥っていたが、SPW財団に保護され無事一命を取り留めジョースター一行ではジョースター家以外の唯一の生存者となった。


エピローグでは空港で戦友たちと涙ながらに抱き合い、故郷フランスへと帰って行った。

性格

基本的にノリが良く、女好きでお調子者。ジョースター一行のムードメーカーである。

しかしその明るい性格に反してかなり不幸な身の上であり、たった一人の家族である妹のシェリー両右手の男に乱暴され殺されている。妹の復讐のために青春を犠牲に両右手の男を追い続けていたため、妹の件が絡むと途端に直情的になり自身の危機を招くことも多い。

自信過剰で単独行動を取りたがる場面が目立ち、自身の力量を過信して敵を侮りがちな面もある。

反面、誇り高い騎士道精神の持ち主で、DIOに肉の芽を植え付けられてもジョースター一行に対して正々堂々と正面から戦いを挑んでいる。アヴドゥルに敗れて自決用に短剣を渡されても後ろから投げつけることはせず、自らを破った彼に対する礼儀として炎に焼かれる事を選ぶなど、その信念と精神力はDIOへの忠誠心を超えていた。

仲間を思いやる気持ちは誰よりも厚く、アヴドゥルやイギーの死を嘆き悲しんだり、仲間の危機には自身の危険を顧みず助けに行く一面を持つ。また仲間の死をきっかけに冷静さを得、敵の僅かな言葉から相手の能力を見抜くなど、冷静に突破口を見出すその姿はまさに騎士そのものである。

また、ホル・ホースとの初戦以降は、単独行動をとりがちな一面は然程かわっていないが、スタンド使いか否か怪しい態度で近づこうとする者に、驕りと強かさが綯交ぜになった素振りで探りを入れる・自身はおろかスタンド使いでない女性にまで露骨に警戒する相手を臆病者扱いせず、脅威の存在として再確認する等、自他を客観的に観察する技能も向上したと思われる描写を見せている。


容姿

[JOJO] J.P.Polnareff

身長185cm(髪の毛込みで193cm)、体重78kg。

服装は紐が一本のタンクトップにカーキのズボン、青い瞳に柱のような銀髪(OVA・SFC版では金髪)髪型が特徴。ちなみに初登場時は謎の腰布や指輪や腕輪があったりする。ハートを真っ二つに割ったようなイヤリングが特徴(たまに花京院典明のものと入れ替わる)。


幼少期は出っ歯そばかすがあった模様。


スタンド:『銀の戦車(シルバーチャリオッツ)

シルバーチャリオッツ

甲冑をまとい、レイピアを携えた騎士のスタンド。

詳しくは該当記事を参照。


特徴はとても素早い動きと剣で斬りつけて攻撃するだけというシンプルなスタンドであるが、ポルナレフ自身の鍛錬によりその剣捌きは超スピードかつ極めて精密。

物語が進むにつれて強力・複雑なスタンドが多数登場してくるが、実力者達からのポルナレフとチャリオッツに対する評価は高い。


空条承太郎「手加減して勝てる相手ではない」「たとえ勝ったとしてもポルナレフを殺すことになってしまう」

ホル・ホース「スゴ腕」※「銃は剣よりも強し」と挑発した事もある

DIO「優れたスタンド使いだ」「殺すのは惜しい、部下になれ」

ディアボロ「天才的なタイミング」


OVA版

ジョースター一行を倒すため、フォーエバーと共にDIOの刺客として送り込まれる。

肉の芽は植えつけられておらず、妹の敵討ちを果たすため自らDIOに魂を売ったという設定になっている。

ストレングスの甲板上でアヴドゥルに敗れてからは改心し、承太郎を襲ったフォーエバーを真っ二つにして倒し、ジョースター一行に加わる事となった。


ナンパな性格は相変わらずで、イギーからは原作以上に酷い目にあわされている。


ヴァニラ・アイス戦では一騎打ちで挑み苦戦を強いられるも、助けに来たイギーを殺された怒りから隙をついて串刺しにし撃破。また、イギーとは原作ではできなかった生前の和解ができている。


最終決戦では承太郎にとどめを刺そうとしたDIOの脳を背後から串刺しにし、承太郎に反撃の機転を作った。原作ではDIOが余裕で攻撃を読んでいたシーンでポルナレフの攻撃をまともに受けてしまったのは、DIOがポルナレフは厚い信頼を寄せていたヴァニラがとっくに始末していたものだと実力を過信していたためである。OVAオリジナルの台詞「しくじったかヴァニラ・アイス!」はその信頼の象徴とも言える。

しかしヴァニラ戦で疲弊していた体力がここで限界に達し、そのまま戦線離脱を余儀なくされSPW財団に保護された。


ネタ

あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!

一行の中で最初に「世界」の片鱗に触れ、合流した仲間にその体験談を語った際の台詞。

改編の使い勝手の良さからインターネット上では定番ネットスラングAAとして定着している。


Mr.トイレ

俺いつもトイレみたいなとこで襲われるな

ポルナレフはギャグシーンでも活躍するキャラであるが、その中でも有名なのがトイレのギャグである。

インドカルカッタブタが便器から顔を出すトイレでのシーン以降、何かとトイレやスカトロにまつわる事象に関わる事が多い。


特にエンヤ婆の一件に関しては決着後ジョセフから大爆笑されたことも。

仲間達からもトイレ=ポルナレフという構図が出来上がっているようで、アヴドゥルにトイレのギャグが回ってきた時には「あああーっ これはわたしのイメージじゃあない・・・トイレでの災難はポルナレフの役だ!」と嘆かれている。


ただし、ポルナレフ本人はホテルを決める際にトイレなど水周りの清潔さを重視したり、マニッシュ・ボーイのおしめを変えたときに酷く困惑するなど、大変綺麗好きである。


本屋

SFC版(コブラチーム製作)のゲームでは(最近発見されたはずの)スタンドについて書かれている文献を探す際にジョースター一行が訪れた本屋に、何故か本屋の店員として登場している。確かに昔は漫画家を目指していたらしいが……。「しばらくお待ちください」と奥の部屋へ行った後そこへ行くと襲い掛かってくるが、戦闘に勝利すると肉の芽を取り除かれて仲間になる。結局は罠だったとはいえ、もし承太郎たちがそのまま帰ったらどうする気だったのだろうか・・・。


本編以降の活躍

第5部「黄金の風」にて意外な形で再登場する事となる。

詳しくは5部ナレフを参照。


視力について

 余り指摘されないが、ジョジョの登場人物の中でも、異常極まりない視力の持ち主である。


 と言うのも……

 -光速で移動するハングドマンを捉える(空中へ放り投げたコインで行動範囲を狭めていたが、十数秒になるか否かの時間なのは否定出来ない)

 -全身をうつ伏せで拘束された状態であるにも関わらず、床に散らばった鏡の破片でエボニーデビルの所在を捉え、返り討ちに成功する

 -をばら蒔く事で、暗黒空間を移動するクリームを捉える(大量に散布しなければならない上に、食われていない砂が軌跡を上書きして消す可能性が高い為、上述のハングドマン以上の難易度と推測)


 等、常識では考えられないものである。

余談

『ジョジョ』のゲームではDIOと並んで登場回数が多い。

ボカロPのひとり「電ポルP」の名前の由来。サムネイルに使われた電柱がポルナレフに似ていたことから名付けられた。

格闘ゲームのキャラクターにも大きな影響をもたらしており、特にガイル二階堂紅丸は明確にポルナレフがモチーフと明言されている。

紅丸に至っては軟派な性格や服装まで酷似しているが、一方でガイルは結構チグハグであり、何故か宿敵であるJ・ガイルと名前を混同されている上に、軍人という設定や髪型などシュトロハイムを彷彿とさせる点も多い。


名前の由来はフランスの歌手ミッシェル・ポルナレフから。妹のシェリーの名前も、日本における同氏の代表曲「シェリーに口づけ(Tout,tout pour ma chérie)」からとられたものと思われる。

一方で外見のモデルになった人物は明かされていないが、ファンの間では「アラジン・セイン」の頃のデヴィッド・ボウイではないかと囁かれている(ただしボウイはフランス人ではなくイギリス人である)。


担当声優

山口健 (ドラマCD)

森功至 (OVA)

垂木勉 (未来への遺産)

根岸朗 (黄金の旋風)

平田広明 (オールスターバトル)

小松史法 (TVアニメ第3部・第5部、アイズオブヘブン)

藤村歩 (TVアニメ版・子供化)


関連イラスト

ポルポル


関連タグ

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース シルバーチャリオッツ アヌビス二刀流ポルナレフ シェリー・ポルナレフ

空条承太郎 花京院典明 ジョセフ・ジョースター モハメド・アヴドゥル イギー

J・ガイル ホル・ホース エンヤ婆 ヴァニラ・アイス DIO


もしかして:ゴンさん

パトリック・コーラサワー…憎めないフランス人つながり

サンジ・・・ASB時の中の人繋がり。騎士道精神の持ち主、女好き、見た目は色男だがどこか3枚目という共通点あり。

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