序盤鳥
じょばんどり
概要
ポケモンシリーズでは冒険(シナリオ)を進めてすぐの草むら(一部例外もあるが)で大体新種の鳥ポケモンが飛び出してくる傾向にあり、これら鳥ポケモンをひっくるめて序盤鳥と呼ばれている。
ただしキャモメ系統やオニスズメ系統など、タイプや出現場所の関係で序盤鳥のカテゴリから除外されるポケモンもいる。
第6世代まで
ポッポを意識しているのか、第3世代以降どの地方の序盤にも必ずノーマル/ひこうの鳥ポケモンが新規で登場していた。
このため、これらのポケモンを指して序盤鳥と言う傾向があった。
第3世代のスバメ系統を除いて全て2回進化をする。
そのため、序盤で手に入るにもかかわらず、最終進化の個体は種族値に恵まれていることが多い。
高い素早さを活かして戦力に加えるのはもちろんのこと、ゆくゆくは秘伝技そらをとぶも覚えることから、他の強力なポケモンを入手した後も秘伝要員としてそのままエンディングまで連れて行くプレイヤーも多い。とりわけムックルはこだわれば最終的に実戦でも通用する。
(ファイアローも実戦級のポケモンであるが、フレンドサファリ産の隠れ特性個体であることが前提であるため、序盤で捕まえたヤヤコマを実戦で通用するレベルに育て上げることは難しい)
その一方、ノーマル/ひこうというタイプのマンネリ化により(主に対戦における性能面での)ネタ切れ感が否めなくなっており、第6世代のポケモンXYでは進化することでタイプがほのお/ひこうに変更されるという画期的な試みが行われた。
第7世代以降
秘伝技廃止により、秘伝要員としての地位を失う。
が、2回進化をすることやそれに伴う種族値の高さは相変わらずであり、旅パに入れて損のない種族であることは変わらない。
特に第7・第8世代ともに、最序盤の中ボス(最初のぬしポケモン/最初のしまキング/最初のジムリーダー)は序盤鳥にタイプ上不利な仕様となっており、戦力が整いづらい最序盤は序盤鳥をパーティに入れておくと有利になる。
第7世代ではそれまでの世代同様にノーマル/ひこうタイプ(しかも進化で変化しない)だったが、第8世代ではとうとう序盤鳥のタイプからノーマルが消滅。
序盤鳥の定義について再考を促すような事態となっている。
ちなみに第8世代では前述の通り、自分のアーマーガアにそらをとぶを使わせることはできないが、代わりにアーマーガアのタクシーが移動手段となっており、移動要員という個性だけは復活した。
序盤鳥予備軍一覧
- 第1世代
こちらも序盤に登場する鳥ポケモンである。ゲーム内では先述のポッポの方が先に登場することから、序盤鳥の項目から除外される傾向にあると思われる。
- 第3世代
こちらも序盤に登場する鳥ポケモンで、先述のスバメより先に登場する。しかし、他の序盤鳥がノーマルタイプであるのに対して、こちらはみずタイプであり、そこに違和感を感じて彼らを序盤鳥の項目から除外することも多い。