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BLの編集履歴

2021-03-28 14:05:15 バージョン

BL

びーえる

pixivでは、男性同士の恋愛要素(Boys Love)を含む作品につけられるタグとして扱われる。作品ジャンルの分類名。

「BL」とは


BL(ボーイズラブ)について

女性向け作品のうち、男性同士の恋愛同性愛)を扱ったものをさす作品ジャンルのこと。なお、男性同性愛者(ゲイ)向けに男性同士の恋愛を描いた漫画は「ゲイコミック」と呼ばれており、刊行されるレーベルも作品の傾向も全く異なる別物で、両者の間にほとんど交流はない( → 参考)。


性交描写や性を連想させる描写のないニアホモ漫画は「BL(ボーイズライフ、略してビーエル)」「幻想少年もの」「夢向け」etcと別の名称で呼ばれたりする。乙女系との違いは女主人公の出番の多さだが、乙女系でニアホモ描写・ニアレズ描写があるものもあり、乙女系の中には男性キャラの絵柄がBLと大して違わないものや、主人公の容姿、性別が不明のものもある。


ニアホモとR-18R-18Gも絵柄、内容、ファン層が異なる場合が多い。


BLの用例と由来

pixivでは主にこれらの投稿にタグが付けられている。

  1. 投稿者によるオリジナルのBL作品 → 創作BL
  2. オリジナルのBL作品(商業BL含む)の二次創作
  3. BL以外の作品をBL風にアレンジした二次創作

ボーイズラブ(BL)はもともと「男性同士の恋愛を題材とした女性向けのオリジナル作品」を扱う商業誌が1990年代から用いたジャンル名である。古くは「JUNE」や「耽美」、「ホモ漫画」などと呼ばれていた。コミックマーケットの「創作(JUNE)」というジャンルコードが「創作(JUNE / BL)」に変わったのは2012年(C82)と比較的に後年である。


二次創作BLは従来「やおいパロディやおい)」と呼ばれており、「やおい(同人・パロディもオリジナルも包括)」と「BL(商業・オリジナル)」は少し定義の異なる用語だった……らしい。ただしpixivにあっては特に区別なく使われ、かつ「BL」のほうが「やおい」タグよりも多用されており、結果として「BL」タグには上記の3種類が混在している。


元々「薔薇」という表現もあるのだが、女性同士の恋愛を題材とした作品ジャンルを「百合」と称する事から、極一部には「BL」を「黒百合(Black Lily)」の略と解釈しているユーザーも存在する。ちなみに表現として出てきたのは「薔薇」の方が先だが、「百合」がこれに応対して生み出された言葉なのかは定かではない。


海外

「boys love」は和製英語。元々はドイツ語のクナーベン・リーベ(少年愛)からきている。


英語圏では日本語を導入して「Shōnen-ai」(少年愛)と言う。あちらでは規制が多く、18歳未満の登場人物の性的な表現は法的に許されてないため、boys loveでは小児性愛を想起させるためその表現は避けられている。アメリカでは男性同士のラブロマンスでオリジナル作品は「やおい」、2次創作は「スラッシュ(/)」という風になっているようだ。なおスラッシュではあまり受け攻めの考えはない。


注意喚起用

BL(マイナス検索最適化にご協力下さい)」、「腐向け(マイナス検索最適化にご協力下さい)


……BL作品のタグになるべく「BL」か「腐向け」を登録してねという意見。「創作BL」のように部分的にBLの字が入ったタグでも基本的にOK。(完全一致モードはしくみが違うので一応は注意⇒マイナス検索


なお「語源がボーイズ『ラブ』だから、恋愛にならない売春レイプなどの性描写しかない場合はBLタグを使えない?」という疑問も見られるが、(少なくともpixivのBLタグについては)それらにも使われる。


関連タグ

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