基礎データ
他言語版の名称
英語 | Grovyle |
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イタリア語 | Grovyle |
スペイン語 | Grovyle |
フランス語 | Massko |
ドイツ語 | Reptain |
韓国語 | 나무돌이 |
中国語 | 森林蜥蜴 |
進化
キモリ → ジュプトル(Lv.16) → ジュカイン(Lv.36)
概要
キモリが進化した姿、いかにも素早そうなデザイン。
最終進化系のジュカインよりかっこいいのではという声もある。
得意技は「リーフブレード」。
名前の由来は「樹木」(じゅもく)+「ラプトル」(恐竜の名前に多く存在)で、おそらくミクロラプトルあたりをモチーフにしていると思われるが、ミクロラプトルは脚にも翼がついているので、こいつ程ではないがどちらかというと始祖鳥に近い。
デザインが比較的近いのはエピデクシプテリクスがあるが、2008年に発見された恐竜である。
余談だが、ラプトル(raptor)とはラテン語で泥棒という意味。ポケダンでの役回りはそれに由来しているのかもしれない。体から生えた葉っぱの元ネタは不明だが、形状から竹の葉や笹だと思われる。
野生下では分類通り、森林に生息している。筋肉が発達し、木から木へ素早く飛び移り、木登りの達人と称される程の身軽さを手に入れ、進化前よりも森林の生活に適した体に進化した。体から生えた葉っぱは武器だけでなく、森林でのカムフラージュにも転用できる優れもの。この為に森林でジュプトルを捕まえる事が不可能とされている。
リーフブレードは腕の葉っぱだけでなく、頭の葉っぱでも発動することができるようだ。
『ルビー・サファイア』では110番道路のライバル戦がトラウマという人が少なくないが、特にミズゴロウを選んだときにライバルがジュプトルを繰り出してくるという意味で悪い意味で印象に残りやすい。
ただし悪い面ばかりではなく、二段階目は影が薄いことが多いポケモンにあって、ポケダンで大活躍したという意味でも印象的なポケモンかもしれない。
とくに終盤のあるシーンで泣いた人は多いはず。(下記参照)
マゴイチのベストリンクだが、流石のジュプトルもポケナガではマゴイチの初期パートナーであるマスキッパの影に隠れてしまっている(気がする)。
ポケダンでのジュプトル
『探検隊』Chapter-3終盤で初登場。
パートナーがときのはぐるまについて「盗っちゃいけない」と話しているとき、それを盗むという役回り。
その後伝聞により素性が知られ、ときのはぐるまを盗むことによって、世界全体が時間停止を迎えるほしのていしを引き起こそうとしている大悪党として大々的に指名手配される。
主人公達とは、Chapter-12終盤で対峙。
負けシナリオなので別に勝てなくともストーリーは進む。
攻略本には強敵と書かれているが、対策していけばそこまで手こずらない。ただししんりょく持ちなので追い詰めてから草タイプの技で根こそぎHPを持っていかれないよう注意が必要。
その後Chapter-13終盤で逮捕され、ヨノワールと共にある世界に帰りハッピーエンド……とはならずストーリーは急展開を迎える。
基本的に実直でお人好しな性格をしている反面、誰かに助けを求めるような行動はあまりしない。かといって一匹狼ではなく、慎重な性格をしているだけで仲間はいる。(デレビィなど)
特にパートナーがジュプトルを「信用出来ない」と言った際には、自分も突き放した態度をとり別行動を取ったもののパートナー達を心配したり、その後のピンチを切り抜けた後、自分を頼ってきたパートナー達をつっけんどんな物言いをしながらも受け入れたりなど、例えるならバットマンタイプのヒーロー像をしている。
少し鈍感なところがあり、主人公の親友であるはずなのに主人公がポケモンになっていたことにまったく気が付かなかったり、デレビィの恋心に気付かないなど朴念仁の気がある。
特に前者に関しては、あまり主人公と面識はないであろうデレビィでさえ薄々気が付いていたのだが……。
ストーリー上重要なキャラのためエンディング後もジュプトルから依頼メールは来ない。
マイナーチェンジ版である『空の探検隊』では未来組のスペシャルエピソードが追加された関係で出番が増えた。
なお同一個体が『超』でも登場している。
余談だが『救助隊』では色が何故か本家と異なり、灰緑のカラーリングとなっている。さすがに時闇からは本家と同じカラーリングになったが。(何故か進化前と進化後は本家と同じカラーリングだった。)
また、救助隊には他にも、本家と若干異なるカラーリングになっているポケモンが何種類か存在する(フシギバナなど)。