概要
バンダイの育成バトルゲーム『デジタルモンスター』シリーズに登場するデジモンの一種。
初出はワンダースワン用ゲーム『アノードテイマー』『カソードテイマー』だが、アニメ『デジモンアドベンチャー』の劇場版作品『ぼくらのウォーゲーム!』にて敵として大暴れしたのが有名。
データ
レベル | 究極体 |
---|---|
種族 | 不明 |
タイプ | 不明※ |
得意技 | パラダイスロスト/テンタクルバグ |
必殺技 | カタストロフィーカノン |
※ゲームでは「ウィルス」または「フリー」になっている。
ネットワーク上のあらゆるデータを吸収して進化と巨大化を繰り返し、電脳世界(デジタルワールド)で破壊の限りを尽くしている。多くのデータと知識を吸収したディアボロモンは自らを全知全能の存在と思い込み、破壊と殺戮を楽しんでいる。
しかし、数多く居るデジモンの中でも、その存在目的がはっきりしており、その最終目的は、軍事用コンピュータを乗っ取り、核攻撃によって現実世界(リアルワールド)をも破壊しようとしている、恐ろしいデジモンである。
必殺技は胸部の発射口から強力な破壊エネルギー弾を発射する『カタストロフィーカノン』。
(バンダイ公式サイト「デジモンウェブ」より)
作品での活躍
デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム!
2000年春の東映アニメフェアで劇場公開された映画『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』にて初登場。
2000年3月4日(我々が生きている現実世界における映画公開初日と同日)、ネットワーク世界に存在するバグや不正プログラムなどのカスが寄り集まってできたデジタマから誕生した詳細不明のデジモン。
デジタマから孵化し、幼年期から究極体までわずか数十分という猛スピードで進化を果たし、通常のデジモンには不可能な「単体増殖」によって大量のコピー体を生み出す。そして、世界中のネットワークに侵入してはプログラムを乗っ取り、遂には某国の核ミサイル基地のメインサーバーにまで侵入し、『お遊び』と称して主人公たちと人類存亡を賭けたゲームを開始する。
あらゆるネットワークに侵入し、そこから得た膨大な知識から知性を発達させる。それによってプログラムを支配でき、果ては世界を掌握出来る自分を『全知全能の存在』と感じるようになる。それゆえに性格はどこまでも横暴で身勝手である。
作中最強クラスのデジモンであるウォーグレイモンとメタルガルルモンの二体相手に一歩も引かない高い実力を示し、さらには2体を超える驚異的なスピードで翻弄、おまけに進化中のパートナーデジモンに奇襲をかけて進化を妨害するという前代未聞の禁じ手を再び仕掛けてパタモンを戦線離脱させ、遂には二体を自分の無数のコピーで埋め尽くした空間に誘い込み、数の暴力に物を言わせたリンチに掛けるという、実力・性格ともに最悪のデジモンである。
その凶悪さで、ウォーグレイモン・メタルガルルモン共に瀕死にまで追い込むが、電子メールを通じて彼らを信じる世界中の子供たちの願いを受けて復活、そのパワーを元に「オメガモン」へと合体されて形勢逆転。
その猛攻でたった一匹にまで減らされるも相変わらずのスピードでオメガモンを翻弄、核ミサイル着弾までの時間を稼ぎにかかるが、泉光子郎のとっさの機転で膨大なメールのデータを自身に送信された事で自慢のスピードを封殺されてしまい、核ミサイルの起爆タイマーもろとも真っ二つに両断されて消滅した。
デジモンアドベンチャー02ディアボロモンの逆襲
『ぼくらのウォーゲーム』から約3年後、2003年3月25日に復活。その間、ネットワークの奥深くに潜み、かつて自身を倒した八神太一や石田ヤマトの個人情報と共にクラモンをバラまいていた。
事態に気付いた事から太一とヤマトが再びオメガモンと共に討伐へ向かい、エンジェモンやエンジェウーモンの加勢もあって呆気無く倒される。
しかし、これも企みの内であり、倒された後の身体は大量のクラモンへと分裂・変化し、それらは井ノ上京が開けたゲートを通じて現実世界へと抜け出た上に、その直後にゲートを封鎖してそれまで戦っていた空間に太一たちを閉じ込めた。
そして、現実世界に湧き出たクラモン達は(本宮大輔のメッセージの影響もあり)東京湾に集合してアーマゲモンへと合体する。
デジモンテイマーズ
クリサリモンがシャイニングエボリューションで進化した。
従来より小柄のものが3体登場した。
今作の個体は、シリーズ唯一の味方陣営に参加したディアボロモンである。
デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~
クォーツモンが生み出したコピーデジモンの1体。
倒されかけたインフェルモンが進化した。
シャウトモンX7の「セブンビクトライズ」に敗れる。
その他
こうした凶悪さ、さらに形容しがたい絶望感を感じさせた圧倒的な強さから『みんなのトラウマ』認定されるほどの強烈なインパクトを残したデジモンでもある。
余談だが、『サマーウォーズ』のラブマシーンの原型となったキャラでもある。
X抗体版データ
世代 | 究極体 |
タイプ | 種族不明 |
属性 | 不明 |
必殺技 | リワインドアビス13(サーティーン) |
得意技 | スプーキーザッパー/フェイタルゲイズ |
その凶暴な生態にさらに磨きがかかった最悪のデジモン。X抗体を取り込んだことでデジコア内の思考ルーチンが暴走し、全知全能の神であるという考えを体現するべく電脳世界の破壊を繰り返す。目的のためには手段を選ばず、残忍かつ狡猾な罠を張り常に自分が優位になるように立ち回る術を覚えた。
敵の前には尻尾を軸にヤジロベエのような佇まいで姿を現し、奇怪な動きや軟体動物のような不可解な体勢から放つ攻撃で生理的嫌悪感を与える。
必殺技はコマのように体を回転させ、巨大な爪や隠し腕で敵を斬り裂く『スプーキーザッパー』と、全身にある12の瞳で見つめた敵のデータを吸い上げる『フェイタルゲイズ』。
また、隠された13番目の瞳が開くとき発動する『リワインドアビス13(サーティーン)』は、カウントダウン終了と共にデジモンを強制的に退化させてしまう最凶最悪の呪いである。