正式名称は「ぼくらの放課後戦争!-AFTER SCHOOL WARS-」。
2017年9月27日にDMMGAMES.R18よりリリース。
略称は「ぼく戦」「ASW」など。
ストーリー(公式)
私立逢生学園。
この学園の理事長、狐久保魔子は魔女である。
彼女は愛しい生徒たちを守るため、
学園にとある魔術結界を施した。
『絶対安全(パーフェクトセキュリティー)』
その結果の効果は、学園内では転ぼうが殴られようが
一切の怪我を負わなくなるというもの。
まさに今世紀最大の大魔術!
魔術による愛と平和の具現化を成し遂げたのだと
誰もが信じて疑わなかった――そう、最初のうちは。
何をしても傷一つつかないのをいいことに、
いつしか生徒達は、部活間で生じた揉めごとを
拳と武器を交えることで解決するようになっていく。
いくつかの部活は他の部活を従えるようになり、
勢力争いが始まり、
放課後の学園は次第に戦国の世と化していった。
―だが、この放課後の乱世に、立ち向かう者達もいる。
彼らは、風紀委員。か弱き人達の、最後の希望だった。
ぼくらの放課後戦争! プロローグより
ゲーム概要
全年齢版とR18版があり、R18版はタイトルの末尾にRがつく。ただし、主人公名を除いてセーブデータは共通なので全年齢版からR18版に後から鞍替えすることも可能。全年齢版ではHシーンはカットされる。
ちなみに、Hシーンは純愛・和姦モノがほとんど。神なんとかやオトギなんとかみたいな凌辱はない。
本作に登場する女性はモブを除き全員フルボイス。主人公を含め男性はボイスなし(台詞は割り当てられている)だが、例外としてメインシナリオに登場するアモンだけはボイスがついている。
ゲームシステム
本ゲームのデイリー課題や毎日1回無料ガチャ、ログインボーナスなどのリセットは午前5時。
全般(ゲーム内用語)
- レインボーストーン
他ゲームで言うところの魔法石に相当する。ガチャの他にも、AP回復、派遣の即時完了、バトル全滅時の復活など、様々な用途がある。ショップでの購入のほか、デイリー・ウィークリー課題の全クリア、ログインボーナス、一部のマップ中の宝箱、イベントストーリーの閲覧などで手に入る。
- シルバーストーン
レインボーストーンの下位の石。現状、シルバーストーンガチャでしか使い道がない。課題のクリア、交換所でのアイテム交換、マップ中の宝箱などで手に入る。
- ライブ
他ゲームでいうところのゴールドに相当する。現状、アクセサリの合成と派遣での消費以外に使い道がない。
- AP
一般的な活動に出撃する際に消費する。最大値はプレイヤーレベルとともに変動する。なお、最大値以上には回復しない。(このため例えばAP48/50の時にAP全快アイテムを使ってもAPは98にならず、50にしかならない。)
時間回復量は2分に1ポイント。
- BP
イベントバトル時に消費する。消費量は1から6まで幅がある。最大量はプレイヤーレベルに関係なく6。
時間回復量は7分に1ポイント。
- TP
常設のトレーニングクエストで消費する。消費量は1が基本だが、最高難度の「地獄のトレーニング」だけ3。最大量はプレイヤーレベルに関係なく3。
時間回復量は3時間に1ポイント。
マイページ
基本ページ。このページ表示されるヒロインは風紀委員メニュー左下の「お気に入りキャラ選択」で変更出来る。Nカードを指定すれば制服立ち絵が、R以上のカードならカードストーリーに応じた一枚絵が表示される。ただし、HRの【育成ポイント用】を指定すると私服立ち絵が、R版においてSRの【育成ポイント用】を指定すると全裸立ち絵が表示される。
ヒロインをタップ(クリック)すると、時間帯or季節に応じたセリフをしゃべる。なお、同じキャラクターなら違うカードを指定してもしゃべる内容は同じ。ただし、ビッグ・Mのカードに関しては何も起こらない。
- 課題
いわゆるミッションで、通常課題の他にデイリー課題・ウィークリー課題・イベント課題・初心者課題がある。
通常課題は無期限で、ゲームの進捗に応じて報酬が獲得できる。
デイリー課題は毎日午前5時・ウィークリー課題は毎週月曜日午前5時が期限で、クリアするたびにシルバーストーンが、すべてクリアするとレインボーストーンが獲得できる。
イベント課題はイベントに応じた課題と報酬・期限が設定される。
初心者課題は初心者向けの課題で、簡単なゲームの操作方法を把握するための課題が設定されている。
- イベントストーリー
過去のイベントストーリーが閲覧できる。一部のメインヒロインはイベントストーリーが初出なので、確認しておいて損はない。一つのイベントにつき10~14のシーンがあり、全部閲覧するとレインボーストーンが付与される。
- キャラストーリー
下記の風紀委員>アルバム>キャラストーリー・カードストーリーを参照。
ただしこちらのメニューではメインヒロインしか表示されず、またキャラストーリーとカードシナリオが分けられずに表示される。
- ハーレム(R版のみ)
キャラストーリー終盤の「初H」シナリオ、SR・SSRカードシナリオ後半のHシーンが閲覧できる。
活動
クエストに相当する。
- メインシナリオ
本ゲームの本編。10章からなるマップ上にはトークマスとバトルマス、トレジャー(宝箱)マスがあり、トークマスでは新生風紀委員が発足してから学園の実権を握っていくストーリーを見ることができる。
バトルにはAPが必要。一定のバトルマスをクリアすると、次のトークマスへ行ける。マップ終盤(8章に限り中盤と終盤の2回)にはBOSSバトルマスがあり、その章でカギを握るヒロインとの対戦になる。最後のトークマスを閲覧すれば次の章が解放される。
- トレーニングクエスト
いわゆる経験値ステージ。初級から地獄のトレーニングまで6つの難易度があり、大量の経験値を獲得できる。挑戦にはTPを消費する。
- デイリークエスト
SPクエストに相当するが、アイテムが直接もらえるわけではなく曜日別の交換券が入手できる。入手した交換券はショップ内の交換所から、カードやアクセサリ、ハートキャッチストーンやシルバーストーンなどのアイテムに交換することができる。挑戦にはAPを消費する。
風紀委員
チーム編成
パーティ編成に相当する。最大枠は通常チーム4つ+制限チーム4つ。制限チームは制限クエストでしか出撃できない。
1チームにつき5人までで、それぞれにアクセサリを装備することができる。
また、編成には以下の制限がある。
- 編成の最大コストを超えてはいけない(各カードにはコストが設定されており、チーム内の総コストが一定の最大値を上回ることはできない。この最大値はプレイヤーレベルを上げることで増えていき、より強いカードを複数セットできるようになる。)
- 同じカードは別のチームに入れられない(例:チーム1に【風紀委員】小春をセットしたら、他のチームに同時に【風紀委員】小春をセットすることはできない。セットしたい場合はチーム1から外す必要がある。もちろん、例えばチーム2に【ペンギンみたいに】小春をセットすることはできる)
※そもそもこのゲームは同じカードを獲得すると自動合成で1枚にまとめられる仕様のため、同一カードを複数持つこともできない。
- 各アクセサリは全てのキャラクターに装備できるとは限らない(アクセサリによっては運動部のみ・文化部のみ・帰宅部のみに装備できるものがあり、その縛りを受ける)
アルバム
所持キャラクターのキャラストーリー、カードシナリオ、ボイス一覧、キャラクター別所持カード一覧、プロフィールなどが閲覧できる。
- キャラストーリー
キャラクター別に展開されるストーリーで、メインヒロインのみ実装されている。
各ヒロインと主人公が恋人として結ばれるまでのストーリーで、それぞれのヒロインにつき全12話構成となっている。必ずしも閲覧する必要はないし閲覧報酬も無いのだが、イベントストーリーではメインストーリーに出ないキャラストーリー前半くらいまでの設定を引用することがある。
そのキャラクターのカードを1枚でも獲得すれば8話まで、HR以上のカードを獲得すれば12話まで解放される。また、R版で閲覧できる「初H」は9話後~12話後(キャラによって差異がある)の時系列に挟まってきて、HR以上のカードを1枚以上好感度100%にすれば解放される。
- カードシナリオ
R以上のカードはオリジナルのゲストヒロイン・コラボイベで登場した外部からのゲストヒロインも含め、すべてのカード(※SR【35万人突破!】翡翠、およびHR・SR【育成ポイント用】各種カードは例外)にカードシナリオが設定されている。カードの好感度を100%にすれば、そのカードに対応したカードシナリオが閲覧できるようになる(例えば、R【風紀委員】小春では風紀委員として小春と活動する時のドタバタ劇を見ることができる)。
なお、メインヒロインのカードシナリオでは主人公と当該ヒロインが恋人として結ばれた後の出来事(つまりキャラクターストーリー12話完了後)として描かれる。
また、R版ではSR・SSRカードのカードシナリオにHシーンが設定されている。マイページのハーレムから閲覧した場合は、カードシナリオ前半を飛ばしてこのHシーンの部分から再生される。
- ボイス一覧
ガチャ出現時やマイページで再生できるボイスを聞くことができる。
ヒロインによっては自分の誕生日の他にも、他人の誕生日のお祝いや期間限定ボイスもあり、それらは一度マイページで聞かないとボイス一覧に出ないためこれらを回収することがやり込み要素のようにもなっている。
売却
アクセサリを売却し、ライブを獲得できる。キャラクターのカードは売却できない。
キャラ育成
キャラクターのカードのステータスを底上げすることができる。育成に必要なキャラ育成ポイントは、そのキャラクターのカードを入手すると付与される。レベル上げ(強化)ではない。
限界突破
カードの最大レベルを上げる事ができる(最大5回)。最大レベルに達していなくてもアイテムがあれば限界突破は可能。リンゴ石という限界突破専用のアイテムが必要で、派遣や交換所、限界突破素材クエストで入手できる。
合成
アクセサリを合成し、強化できる。
派遣
一定費用と時間経過でアイテムと少しの経験値・好感度が入手出来るもので、艦これで言うところの遠征に相当する。派遣に出しているチームは派遣を「中断」させるか完了するまで活動の出撃ができない。
派遣にはライブを消費する。派遣を「中断」すると消費ライブは戻らずアイテムも獲得できないが、レインボーストーンを一つ消費すれば時間経過を待たずに派遣を「即時完了」できる。
ショップ
魔法石を購入できる。1つ100円、最大まとめ買いは150個10000円。
交換所
ショップメニュー内に設置されている。各種交換券はここで利用することができる。
ガチャ
毎日1回、レインボーストーンガチャ単発が無料で引ける。以下は常設ガチャの一覧(チケットガチャは除く)。
カード・アクセサリのレア度は5段階で、下からN・R・HR・SR・SSRとなっている。
- レインボーストーンガチャ
R以上のキャラクターが排出される。単発はレインボーストーン5個、11連で50個。11連ではSR以上が1枚確定。
Nキャラクター・一切のアクセサリは排出されない。
- アクセサリーガチャ
R以上のアクセサリが排出される。単発はレインボーストーン2個、11連で20個。毎週木曜日は1回に限り半分の消費量で引ける。11連ではSR以上が1枚確定。
Nアクセサリ・一切のキャラクターは排出されない。
- シルバーストーンガチャ
SR以下のキャラクターおよびアクセサリが排出される。単発はシルバーストーン5個、11連で50個。
SSRのキャラクター・アクセサリは排出されない。
また、SR【育成ポイント用】のカードはこのガチャでしか入手できない。
ストーリー中での主な用語
- 逢生学園(あいおいがくえん)
狐久保魔子を理事長に置く私立学校。魔子の方針により、「学生の自治」が基本原則とされる。
しかし後述の結界で生徒たちは調子に乗ったりしていることもあり、もはや放課後は無法地帯と化している(魔子いわく、授業中などにやらかせば当然懲戒対象)。
もともと女子校だったが近年共学化した(ただし歩の両親は共にかつて逢生学園の生徒だったとされていたり、この辺りの設定についてはシナリオの設定によっては結構矛盾もある)。しかし依然として男子生徒は少数派のため、学園内では女子の立場が強い。
イベントに関しては積極的な校風であり、中には学園の事情がある程度反映されるものもある。例えば、体育祭では絶対安全の結界によって一切ケガをしないために棒倒しや騎馬戦といった今のご時世では危険とされる競技も平然と行われるほか、部活対抗リレーの結果次第では「放課後戦争」の部活間ヒエラルキーにも影響を及ぼすらしい。
学校内は大変広く、少なくとも風紀委員会室・弱小の部室や物置に使われている旧校舎、普通教室のある一般校舎、24時間冷暖房完備で特進クラスや調理実習室のある新校舎があるほか、水泳部の使用する室内プール、剣道部の使用する武道場、弓道部の使用する弓道場、旧体育館・新体育館も存在することが分かっている。
制服は男子は灰色、女子は紺のブレザーで、青系の色合いが多く使われている。学年はネクタイやリボンの色で区別している(劇中では1年が緑、2年が青、3年が赤)。
女子のブレザーは種類が豊富で、現時点で長袖(小春、心愛など)、ノースリーブ(栞、千秋など。これが一番多い)、腰回りのみの短いコルセット状(コニー、エリーなど)、長袖で丈の短いブレザーとコルセットの両着用(姫子、シトリ)の4タイプが確認できる。他にも男女問わずブレザーを着ずにワイシャツのままや別の上着を着ていたり(ビッグ・M、実子など)、ブレザーの上から上着を着ている(アイリス、琴葉など)例もあるなど、かなり多様。一応(主人公の設定の都合上)、スカート丈の長さについては規定があると思われるが、それでもバラつきはあり明らかに長い生徒も何人かいる(茉奈佳、クルルなど)。ともあれ、総合的に制服の着こなし方についてはかなり自由である模様。極端な話、紙袋を被って素顔を隠していても許される。
靴についても規則は特にないらしく、殆どのキャラはローファーを履いているが、雫や姫子は茶色のロングブーツ、シュガーは赤いハイヒールを履いているほか、ビッグ・Mに至っては裸足に下駄である。
ちなみに、これらの制服デザインは小春・千秋などの絵師でもあるもとみやみつき氏が手掛けている。
- 絶対安全(パーフェクトセキュリティー)
理事長の魔法によって学園に施された結界。ストーリー中では単に「(学園の)結界」と呼ばれることが多い。 結界内では絶対に物理的なケガを負うことはなく、転んでも殴られても、2階から飛び降りてもゴルフクラブで殴られても一切の傷はつかない。ただしこの効果にも実は穴があり、実際は「後に傷や後遺症が残らない」だけで衝撃による瞬間的なダメージや痛みはしっかりと出る上、あまり強い衝撃や痛みを受けると失神することもある模様。この辺りは個別ルートでは描写に差が出ており、例えば栞ルート11話においては栞が3階の高さから突き落とされたことで気絶して保健室に搬送されており、歩ルート9話に至っては主人公が嘔吐と吐血を伴うほどの内臓損傷を受ける暴行を受けており、数分程度では痛みが完全には引かないことも明かされている。
さらに、同じく歩ルート9話や一部のイベントストーリーでは登場人物が鼻血を出しているシーンがあり、「なぜか鼻血には結界が効かない」といった主人公の発言も確認できる。また(これは描写上仕方ないとはいえ)学校内での破瓜シーンで血が出ていることもあるので、おそらく結界のより正確な効果は「どんな攻撃をしても外傷は起こらないけど、内傷に対しては(死にはしないけど)効果がない」のかもしれない。
結界は学園に近接する神社の一部やその裏山、近所の海岸、学園の地下迷宮(魔界に繋がっている)にもかかっており、範囲内であれば同様の効果がある。ただしラクロス部が普段活動場所にしている公営グラウンドは結界の範囲外となっている様子で、実際同部ではレギュラー部員の慢心もあってケガ人が後を絶たないことが栞のキャラクエでが語られている。さらに「SSR【ラクロスの達人】栞」のカードシナリオでは、主人公がラクロス場で足を捻ったため栞に学園の保健室へ運ばれて治療を受ける場面があり、結界の外で生じた負傷については後から結界内に入ったとしても治癒はされない模様。
なお、精神的な攻撃にまで作用するものではない。そのため例えばウサギに引っかかれても問題はないが、ウサギに糞を掛けられたらメンタルに傷がつくだろう。
- 放課後戦争
学園の結界によって一切のケガを負わないため、勢力を広げようとする部活間の抗争として発展したもの。運動部が強い傾向にあるが文化部もある程度存在しており、特に吹奏楽部は歩の工作もあって強豪(一方で香織いわく「文化部はどこも青息吐息」)。 なお、男子が少数派であるこの学園では「放課後戦争では男子が女子に手を下してはいけない」という暗黙のルールがある。そのため風紀委員も含め、各部の攻撃要員は女子を筆頭に置かれることが多い(ただし、わずかだが化学部のように例外も存在する)。
主人公が委員長、小春が副委員長、香織が顧問を務める委員会。数代前の風紀委員長が厳しかったらしく、特に現3年生からはよく思われていないためか廊下を歩いただけでも襲われることもあったほど過酷な役職。
風紀委員会室がカラオケ部によって乗っ取りにあったことで前任の委員長が脱退し存続の危機に瀕したが、香織に泣きつかれて主人公が委員長を務めることになった。
普段は生徒の要望を含む書類事務や校門前あいさつなど、一般的な生徒会に似た活動内容が多い。しかし部活間の抗争が発生したり、アクマが発生した場合等には学園の治安維持部隊として出動する…と言うかさせられる(前者はともかく後者は本来風紀委員とは関係ない仕事)。
- アクマ
理事長の結界が魔界に干渉したことによって、主に学園内で出現する下級の魔物。だいたい丸い形をしている。ストーリー中ではアクマに攻撃されると魂の一部を失って鬱状態になったりあるいは理性を失ってそういうことになることもある。こちらも学園の秩序を乱す存在なので、半ば理事長から押し付けられる形で風紀委員が退治することになっている。
- 不良女子
文字通りの意味だが、このゲームにおいては汎用の敵キャラとして使われる。またしばしばモテない女子の総称としてMM団の女子バージョンみたいな扱いだったり、実際にMM団と協力していることも多い。また、放課後戦争において立場の弱い男子を意図的に狙って苛烈な暴行を加える古武術部などの悪質な団体も存在している。
登場キャラクター
本ゲームの登場人物紹介。
- 主人公(帰宅部・2年生)
前任の風紀委員長がカラオケ部の襲撃を機に脱退したため、風紀委員長を務めることになる。デフォルト名は「藤宮拓斗」。各シナリオマップでは主人公のSDが現在位置に表示される。
ゲーム序盤では小春とともに風紀委員に残っていた最後のメンバーで、そもそもは「女子のスカートを測りたい」といういささか不純な理由で風紀委員に加入したという経緯がある。前任風紀委員長の脱退で一時は小春ともども風紀委員をやめようとしたが、香織が「なんでもしますから」と泣きついてきたため理事長と相談した結果、理事長に「風紀委員の新たなメンバーを見繕って召喚する権利」を授与される。
典型的な学園もの主人公らしく、言動によっては風紀委員の女子に「変態」と評されることもしばしばあるが、特段成績不振というわけでもなく委員長としての手腕も悪くないらしい。
メインヒロイン
詳細は個別記事参照。メインストーリーでは★を付けたキャラクターが登場する。
イラストレーターの手癖なのか、実際の絵では設定(スリーサイズ)にそぐわない巨乳や爆乳が多い。
- ★相川小春 あいかわ こはる(帰宅部・2年生)
主人公の幼馴染でクラスメイト。風紀委員副委員長。ムッツリスケベ。チュートリアルから登場する。
- ★相川千秋 あいかわ ちあき(陸上部・1年生)
小春の妹で主人公の幼馴染。メインシナリオ2章で登場する。
- ★宇佐美瑠那 うさみ るな(オカルト研究部・3年生)
魔女服を着たオカ研部長。メインシナリオ1章で登場する。
- ★森崎みやび もりさき みやび(帰宅部・1年生)
ツンデレ巫女。千秋のクラスメイト。メインシナリオ3章で登場する。
- ★黒部百々 くろべ もも(飼育部・3年生)
よくモテる飼育部部長だが腹黒。メインシナリオ6章で登場する。
- ★コニー・マイヤーズ(剣道部・2年生)
サムライにあこがれる金髪少女。留学生で、主人公のクラスメイト。メインシナリオ4章で登場する。
- 遠野真矢 とおの まや(弓道部・2年生)
生真面目な和風少女。
- 五十嵐雫 いがらし しずく(新体操部・2年生)
お嬢様系クーデレ少女。
- ★大島茉奈佳 おおしま まなか(ソフトボール部・3年生)
猫耳のような髪形をしているソフトボール部副部長。貧乏で不幸体質。メインシナリオ初登場は4章だが、対戦は8章前半。
- 裾野辺歩 すそのべ あゆみ(吹奏楽部・3年生)
能力は優秀だが口を開くと残念な美人。
- 本庄翡翠 ほんじょう ひすい(文芸部・1年生)
文芸部では事実上1人で活動する文学少女。人気投票では上位常連(4回中3回は総合優勝)で、小春と並ぶ本作の看板キャラ。
- アイリス(工作部・1年生)
科学で作られた体に魔術で生み出された魂が宿ったアンドロイド娘。素直で明るく、純真無垢。
- 神崎琴葉 かんざき ことは(手芸部・3年生)
身長を気にしている手芸部部長。
- ★藤崎美鈴 ふじさき みすず(料理部・3年生)
料理は上手だがドジなところもある先輩。メインシナリオ5章で登場する。
- ★長岡未来 ながおか みく(写真部・1年生)
常にカメラを持ち歩く内気少女。放課後戦争では盗撮写真を武器に使う。メインシナリオ7章で登場。
- ★犬塚咲希 いぬづか さき(チアリーディング部・1年生)
行動からなにから犬っ娘。メインシナリオ初登場は4章だが、対戦は9章。
- 春日部エリー かすかべ エリー(テニス部・1年生)
天才的運動能力を持つ脳筋なハーフの銀髪少女。
- 高山碧 たかやま あおい(バレーボール部・2年生)
ポジティブなスポーツ少女。
- 高梨心愛 たかなし ここあ(園芸部・1年生)
人間とのコミュニケーションに緊張してしまう内気少女。
- シュガー(化学部・2年生)
自称・お砂糖の妖精な化学部部長。本名:佐藤富子。
- 中村栞 なかむら しおり(ラクロス部・2年生)
普通な主人公のクラスメイト。普通過ぎて存在感が無い地味子。ただし人気投票では4回中3回で部門優勝の特典を勝ち取っており、ユーザー人気の方は地味の範疇にとどまらないようだ。
- 江藤せつな えとう せつな(放送部・2年生)
いわゆる白ギャルでスクールカースト上位枠だが、隠れアニオタ。
- 緑川ひかり みどりかわ ひかり(帰宅部・3年生)
年上ロリ枠。ゲームをはじめサブカルに強い。
- 名雲夜子 なぐも やこ(帰宅部・3年生)
優雅な雰囲気を漂わせる帰国子女。
- 雨音りお あまね りお(ゴルフ部・2年生)
アイドル活動もしている超強気少女。
- 瑞野夏都 みずの なつ(水泳部・1年生)
元気が有り余ってるアホの子。
↑ここまでは初期から実装されているキャラクター。
↓ここからはリリース以降にメインヒロインに追加されたキャラクター。
- ★一条姫子 いちじょう ひめこ(ソフトボール部・2年生)
放課後戦争最強勢力であるソフトボール部の部長でガチレズ。メインシナリオ初登場は4章だが、対戦は8章後半。
- シトリ(帰宅部・2年生)
「小悪魔出現!? サキュバスを追え!」で初登場。学園にわいてきたポンコツサキュバス。主人公と同じクラスに編入した。
- 神谷実子 かみや みこ(美術部・2年生)
絵に情熱を注ぐ美術部部長。主人公が1年だったときのクラスメイト。咲希が犬ならこちらは猫。
- 五木かなみ いつき かなみ(アイドル研究会・3年生)
瓶底眼鏡をしたドルオタ。眼鏡の下は当然美少女。
- ★牧野香織 まきの かおり(風紀委員顧問・国語科教諭)
色々と残念な教師。このゲームの案内役でもあり、チュートリアルから登場する。
- 狐久保友理奈 こくぼ ゆりな(生徒会・3年生)
「お花見場所取り合戦! 帰ってきた生徒会長」で初登場。理事長(魔子)の姪っ子にあたり、生徒会長。
- 甘糟すみれ あまかす すみれ(華道部・3年生)
「帰ってきた最凶少女!甘えん坊魔王と甘やかしお姉さんの一夜」で初登場。美鈴・琴葉のクラスメイト。
- クルルァ=ナクア(バスケ部・1年生)
「魔王襲来!届け、最凶少女のちいさな願い」で初登場。魔界の長、すなわち魔王でもある。咲希と同じクラスに編入した。ちなみに公式表記上は=は全角。
- 藤原ねね ふじわらの ねね(帰宅部・1年生)
「続・ひな祭りの怪!とある官女の恋歌」で初登場。雛人形の三人官女の一体が付喪神化したうえでアイリスの同型機に宿ったもの。
- 渋川七星 しぶかわ ななせ(天文部・1年生)
「流星群を追え! 星空が繋ぐ想いと願い」で初登場。みやびのクラスメイトで、宇宙の話を始めると止まらない。
- 猫宮シロ ねこみや しろ(生物部・1年生)
「納涼怪談フェスティバル! きまぐれ猫娘に思い出を」に登場。学園のダンジョンに迷い込んだ猫が魔力で人間となった姿。
ゲストヒロイン
先述の通り、ゲストヒロインにはキャラストーリーがなくカードストーリーしかない。
なお便宜上、昇格投票ごとに期分けする。
第1期
実子・かなみがメインヒロインに昇格した。
- 筒泉侑未 つついずみ ゆみ(帰宅部・1年生)
「おまえはなにを言っているんだ?幻惑の花火大会」に登場。噛みまくりの格闘技使い。翡翠のクラスメイト。
- 紫藤蓮見 しどう はすみ(虫相撲部・3年生)
「あゝ青春のMM団 虫相撲ニンジャと共闘せよ!」に登場。美鈴のクラスメイト。
- 古織梓 ふるおり あずさ(茶道部・2年生)
「美少年を守れ!MM団ホワイトデーの大攻勢」に登場。男装女子。
第2期
すみれ・ねね・七星がメインヒロインに昇格した。
- 青山美柑 あおやま みかん(書道部・2年生)
「新委員長現る?!花火大会・風紀取り締まり合戦!」に登場。元風紀委員で、小春や主人公とともに活動していたことがある。
- 三田くるみ みた くるみ(帰宅部・1年生)
「目指せ聖夜の星!新米サンタのトナカイゲット大作戦」に登場。苗字が暗示している通り、サンタの家系。ただし親のいない家庭が優先ということらしい。
第3期
シロがメインヒロインに昇格した。花音はメインヒロインへの昇格が決定している。
- 吉永花音 よしなが かのん(演劇部・2年生)
「花嫁襲来!? 恋を知りたい押しかけアクトレス」に登場。姫子のクラスメイト。
- 棗結月 なつめ ゆづき(手芸部・3年生)
「メジャーの季節!? 理事長のスリーサイズを暴け!」に登場。メジャー(巻尺)を自由自在に操る。
- 熊田ポポ くまだ ぽぽ(マタギ・1年生)
「あ、クマだ!死んだふりは逆効果らしいよ!大人しく冬眠しなさーーーい!」に登場。学園の生徒ではなく、諸事情で学園に入り込んだマタギ。
- 東雲和花 しののめ のどか(帰宅部・2年生)
「年末大掃除スペシャル! 忍術なんて言ってはいけないくノ一の流儀」に登場。現代に生きる本物の忍者。メカクレが特徴的。
第4期
- アン=ベルナール(スイーツ部・2年生)
「さらわれた委員長再び! ホワイトデーの助っ人はスイーツ令嬢!?」に登場。高祖父がフランス貴族。
- 天花寺櫻子 てんげいじ さくらこ(探偵部・1年生)
「名探偵登場!? 香織ちゃん連続殺人事件の謎を解け!」に登場。自称・探偵だが、だれがどう見ても迷探偵。
その他
メインストーリーでは魔子とアモンが登場する。また、魔子、アモン、レディ・M、朝陽はCVがある。
なお、ビッグ・Mを除き本項のキャラクターはカードが出ていない。ただし、MM団員は期間限定のアクセサリカードとして登場している。
- 狐久保魔子 こくぼ まこ(逢生学園理事長)
生徒会長である友理奈の叔母で、逢生学園理事長であり、魔女でもある。全ての元凶。詳細は個別記事参照。
- MM団
ビッグ・Mを筆頭に何人かの非モテ男子で構成される秘密結社。詳細はビッグ・Mの記事を参照。
- ビッグ・M(MM団長・3年生)
イベントで登場。MM団の団長を務める。詳細は個別記事参照。
- レディ・M
イベントで登場。初登場は「おんな団員レディ・M登場! 裏切りのMM団とクリスマスの誓い」。穏健派のビッグ・Mに対して、登場当初の友理奈のようにリア充撲滅を強硬に進めている。
- 一ノ瀬朝陽 いちのせ あさひ(バドミントン部・1年生)
イベントで登場。名前を出した初登場は「さらわれた委員長再び! ホワイトデーの助っ人はスイーツ令嬢!?」だが、全く同じ立ち絵の人物が「おんな団員レディ・M登場! 裏切りのMM団とクリスマスの誓い」で登場していた。レディ・Mを追う風紀委員と遭遇したり、雫・千秋に「委員長が(レディ・Mに)連れ去られた」ことを報告するなどたびたび出演している。
- アモン(上級魔族)
メインシナリオ終盤に登場。姫子と契約を結ぶが、風紀委員と理事長により退治される。対戦はメインシナリオ10章。
女性キャラ以外では唯一ボイスがついているキャラである。
- レモン(上級魔族・魔界の宰相)
イベントで登場。初登場は「逢生学園陥落せり!?魔王軍ハロウィンの大攻勢!」。アモンの弟であり、そっくりがゆえに風紀委員に敵視されるが実は大変礼儀正しい上級悪魔で、アモンの件も詫びた。クルルのわがままには困ってはいるが一切逆らえず、クルルが不機嫌になったら泣いて逃げだす。
魔界では宰相、すなわちクルルに次ぐ2番目の立場である。シトリも名前を知っていたほどだが、果物のレモンを想起させるキラキラネームでイジられていたらしい。
なお、アモンと違いCVはない。
関連イベント
クレアリーヴがぱれっと(ぱれっとクオリア)の親会社な事から、同ブランド作品とのコラボが行われるほか、体験版をプレイ出来る事も。
別名・表記ゆれ
ぼくらの放課後戦争 ぼく戦 僕らの放課後戦争! 僕らの放課後戦争