「太一が大人になると、ボクたち一緒にいられないの?」
「俺たちは、ずっと一緒だ」
概要
正式タイトルは「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」2020年2月21日に公開。
デジモンアドベンチャーtri.の後日談であり、デジモンアドベンチャー02での選ばれし子供たちも正式登場を果たす。
LASTEVOLUTIONとあるように、旧デジモンアドベンチャーの完結編ともいうべき作品。
ただし、設定に致命的な矛盾があり、パラレルともいえる。
また、デジモンアドベンチャーの監督を努めた角銅氏は本来この作品に関わることとなっていたが、
「理解し得ない、受け入れがたい設定を提出」された故に降板したと公言されている。
ストーリー※公式サイトより
太一とアグモンたちが出会い、デジタルワールドを冒険した夏から十年以上が経過した2010年。
世界中の“選ばれし子どもたち”は徐々にその存在が認知され、現実世界にデジモンがいる風景も珍しくなくなっていた。
太一は大学生となり、ヤマトたちもそれぞれ歩むべき道を見定め、自身の進路を進み始めていた。
そんな中、世界中の“選ばれし子どもたち”の周囲で、ある事件が起こり始める。
太一たちの前に現れたデジモンを専門に研究する学者・メノアと井村は、”エオスモン”と呼ばれるデジモンが原因だと語り、助力を求めてくる。
事件解決に向けて、太一たち選ばれし子どもたちが再び集結。
しかし、エオスモンとの戦いの中でアグモンたちの“進化”に異変が起こる。その様子を見たメノアは、太一たちに衝撃の事実を語る。
選ばれし子どもが大人になった時、パートナーデジモンはその姿を消してしまう――。
エオスモンの脅威は、次第に太一の仲間たちにも及んでいく。
戦わなければ仲間を救えない、しかし無理な戦闘はパートナーとの別れを早めていく事に。
ずっと一緒にいると思っていた。
一番大切な存在と別れてでも戦うのか?
“選ばれし子ども”が大人になるということ――。
変えられぬ宿命を前に、太一とアグモンの”絆”が導き出す、自分たちだけの答えとは?
キャラクター、キャスト
スタッフ
- 原案:本郷あきよし
- 監督:田口智久
- 脚本:大和屋暁
- スーパーバイザー:関弘美
- キャラクターデザイン:中鶴勝祥
- デジモンキャラクターデザイン:渡辺けんじ
- アニメーションキャラクターデザイン:立川聖治・熊谷哲矢・西野理恵・関崎高明
- 音楽:富貴晴美
- 総作画監督:立川聖治
- プロップデザイン:吉田大洋
- 美術監督:岩瀬栄治
- 美術設定:大平 司
- 色彩設計:合田沙織
- 撮影監督:川田哲矢
- 編集:坪根健太郎
- 音響監督:飯田里樹
- 音響効果:古谷友二
- 録音:松田 悟
- アニメーションプロデューサー:漆山 淳
- オープニング曲:和田光司
- 挿入歌:宮﨑 歩
- エンディング曲:AiM
- アニメーション制作:ゆめ太カンパニー
- 配給・宣伝:東映
- 製作:東映アニメーション
余談
オメガモンの進化の際にセミクジラやザトウクジラやシロナガスクジラやナガスクジラ科等のヒゲクジラ類や小さいがマッコウクジラのシルエットに囲まれて進化している。これは、ホエーモンの供養なのか、細田守繋がりを意識した物だろうか(ゲゲゲの鬼太郎・大海獣とサマーウォーズ、立場がちょっと異なるがバケモノの子、遠い海から来たCOOでは鯨類が重要なキャラクターやイメージとして登場するだけでなく、時をかける少女以降の全細田作品にクジラのイメージは登場している)。
オメガモンの構成要素である「竜人」と「人狼」も、細田守はそれぞれメインのテーマに扱った作品を作っている。
関連タグ
ラストエボリューション、ラスエボ…こちらのタグが使われている場合もある。