クリス(トレーナー)
くりす
概要
『ポケットモンスター クリスタルバージョン』(以下『クリスタル』)の女の子主人公。
原作ゲームの本編シリーズ作品では初の女の子主人公であり、本作から主人公の性別を選べるようになった。
一緒に暮らしている母親によると、頑張り屋らしい。
ウツギ博士からお使いを頼まれたことをきっかけに冒険の旅に出る。
名前候補はクリス、チホ、キヨミ、サトコ。
日本版『クリスタル』における主人公のデフォルトネームは男女共通だが、
女の子主人公が『クリスタル』で追加されたキャラクターであるため、その通称として使われている。
英語圏版では男女で綴りが異なり、男の子主人公が"Chris"なのに対し、彼女は"Kris"となっている。
なお、『金・銀』のリメイクである『ハートゴールド・ソウルシルバー』(以下『HGSS』)には登場せず、新規の女の子主人公としてコトネが登場する。
容姿
服装は黄色の帽子、赤いインナーに白いジャケット、黄色地に黒のラインが入ったスパッツ。
首にはポケギアを下げている。バッグはピンクのリュックサック。
髪は青緑系の色(一部イラストでは暗めの青)で、上向きに跳ねた二つ結び。ゴムの色は赤。
ポケスペ(『ポケットモンスターSPECIAL』)のクリスタルと違い、耳にピアスは着けていないので注意。
二次創作ではゲーム内ドットに倣った鮮やかな青色の髪、白or黄色の髪ゴムや、アニポケのマリナのような明るめの水色の髪で描かれることもある。
CV:阿澄佳奈
愛情が深く面倒見のいい優しい性格。
ポケモンの知識を極めることを目標としている。
一方でバディーズエピソードでは、勝負と生態のどちらに重きを置くべきかを迷っている姿が見られる。
基本的には直近のリメイク作品での姿が採用される本作において、『HGSS』の女の子主人公とは完全に別枠での実装という他シリーズの作品を含めても異例の扱いを受けている。
元より名前のみならず容姿も大きく異なるためリメイク前後で別人として扱うのが鉄板だったが、公式かつ同一作品内ではっきり描写されるのは初。
長らくイベント等でのクリスとHGSS版主人公およびライバルとの共演はなく面識があるかどうかも不明な状態が続いていたが、実装から2年半以上が経過しエピソードイベント「黄金色に輝く未来」において遂に共演を果たす。
同じジョウト地方のトレーナーと称されており、元より交流があったのかパシオに来てからの関係なのかは不明のままだが、コトネとも名前で呼び合う仲であることが判明した。
出典がリメイク前と後という違いこそあるが、本作におけるその他の地方の主人公同士のように恐らくは同時期に冒険をしていた旅の仲間という扱いなのだろう。
エピソードイベント「パシオの試練に挑戦!?」のサブエピソードでは他地方の主人公ミヅキとハルカとの共演も果たした他、伝説ポケモンイベント「流星にほえる赤き盾」では同じくポケモン博士を志すホップやベルとも共演し、ガラル地方特有の現象であったはずのダイマックスしたポケモンと対峙する姿が描かれた。
この作品では、『クリスタル』の頭身が低いデザインをそのまま引き継いでいるため、身長が歴代主人公の中で一番低い。
レッドを1.6mとすると、クリスは1.35m前後であり、約25cmの身長差がある。
クリス&ワニノコ→アリゲイツ→オーダイル
みずタイプの物理アタッカー。
パッシブスキルはノーマルタイプのわざをみずタイプにタイプチェンジする「みずチェンジ」。
ポケマス特有の仕様として弱点を突けないノーマルタイプの技は同量のゲージを消費する他タイプの技に比べて威力が高く設定されているため、「メガトンキック」を威力200のみず技として放つことができる。
もう一つのパッシブスキルは「無傷登場時こらえる」で、バディーズわざ以外は一度確実に耐えてくれるというのも魅力。
高威力だが命中率の低い「メガトンキック」をトレーナー技「もっと飛ばすわよ」で必中・確定急所にして攻めるのが基本戦法だが、攻撃にあたって回数に限りのあるトレーナー技をいちいち挟むのはタイムロスになりかねないという欠点があり、かといってそのまま放てば「メガトンキック」はバディストーンボードで命中率アップパネルを取得しても命中率は85止まりで空振りもザラにあり不安定。
加えて技威力の高さやみずタイプで雨の恩恵を受けられることとのバランスなのかこうげきステータスが247と☆5アタッカーとしてはかなり低く設定されているのも足を引っ張っている。
おまけに同タイプ・同ロールには高いこうげきステータスを持ち、安定して高火力なみず技を放てる上に☆6EX強化も解禁済みのマジコスギーマ&サメハダーがいるほか、特殊方面でもマスターバディーズのアオギリ&カイオーガやバディーズわざの威力上昇パネルを2つ取ることで大砲と化すジュン&エンペルト、自身で雨を降らせるテクニカルながら雨下ではアタッカー顔負けの火力を叩き出すハルカ&ラグラージなどみずタイプのアタッカー(及び火力型のテクニカル)はまさに魔境であり、その中では少々肩身が狭い。
しかしバディーズわざの火力を比較的簡単に2倍にまで伸ばすことができる「攻撃↑分B技威力上昇」をわざレベル2で取得することができるという強みもあり、さらにトレーナー技をバディーズわざの直前に使っていれば確定急所でバディーズわざを放つことができる。
さらにバディーズわざもみずタイプなため雨の補正を受けられ、ステータスの低さを鑑みても十分な火力が出せる。
加えて次回必中状態は次回急所と異なりバディーズわざには作用せずそのまま状態が保持されるため、バディストーンボードの「B技後次回急所」のスキルパネルを取得しておけばバディーズわざの直後に必中かつ確定急所の「メガトンキック」をタイムロスなく叩き込むことができる。
追加要素のチームスキルでは地方やファッションに関するもの以外に「豊富な知識」を取得。
ポケモン博士やファクトリーヘッドなどの本職がほとんどの中、主人公の中では唯一の所持者となっていた(後にナナカマド博士の助手というポジションでコウキが実装)。
後述のマジコスの実装と同時に、☆6EX強化が解禁された。
マジコス
悪の組織イベント後編「侵略のロケット団」に合わせて開催されたマスターフェスにて登場。
相棒はスイクンでそのスイクンに合わせたドレス風のマジコスを身に纏っている。
ガチャ期間は6月3日~7月14日。
マスターパッシブによりチームに編成するだけで全体の威力・耐久アップが可能でジョウトタグを持つバディーズなら、さらに効果を高められる。
それにより同じ時期に実装されたマジコスヒビキとマジコスコトネと合わせる事でより強固なパーティに出来る。
わざ構成はしおみずとあまごいに味方のバディーズ全員のHPを最大HPの約20%回復する『ミニキズぐすりG』と味方のバディーズ全員の特攻を2段階、味方のバディーズ全員の急所率を1段階あげ、天気があめのときは、さらに味方のバディーズ全員の次回特殊技威力ブーストを1段階あげる『勉強の成果よ!』。
自分が攻撃するよりも味方を補助する事に徹底している。
他媒体
ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説
マリナ(トレーナー)を参照。ゲームとはかなり配色が異なる。
注意書き
「クリス」のみでは他作品のキャラクターと混同する上、AND検索やマイナス検索をしても抽出が非常に困難です。
(「ポケモン クリス -ポケスペ」でもポケモンにおけるクリスマスを描いたもの等が引っ掛かってしまう)
そのため、「クリス(トレーナー)」でのタグ付け・完全一致検索や、
関連イラスト
関連タグ
コトネ(トレーナー):『HGSS』の女主人公
ミナキ:クリスと同じく『クリスタルバージョン』が初出のキャラクター
スイクン:クリスタルバージョンで中心となるポケモン
『ベストウイッシュシーズン2』:第88話に同名のキャラクターが登場している。CVは寺崎裕香。
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