概要
「あんさんぶるスターズ!」と「うたの☆プリンスさまっ♪」は、ともに女性主人公が男性アイドルを売り込み成長させるアイドル育成ゲームである。
男性アイドル同士のため、いわゆる「腐向け」のカップリングも想定される。
共通点
- 両作品ともに「女性の主人公が男性アイドルをプロデュースする」こと。
双方の主人公である七海春歌とあんずちゃんは、どちらも自分自身がアイドルになるつもりはなく、あくまで作曲作詞等の裏方に徹している。また、どちらもゲーム中では名前を変更可能。
- 両作品とも元々はゲーム作品として開発された。
- うたプリは、ブロッコリーがPSP用のコンシューマーゲームとして開発し、2010年に第1作販売開始。2017年にはソーシャルゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪Shining Live」が配信開始。
- あんスタはHappyElementsがソーシャルゲームとして開発し、2015年に配信開始。
相違点
- 舞台となる学校の性質
どちらも「アイドル養成のための学校」であることに変わりはないが、その性格は大きく異なる。
| 私立夢ノ咲学園（あんスタ） | 早乙女学園（うたプリ） | |
|---|---|---|
| 就学年数 | 3年制の男子校（※1） | 1年制の共学校（※2） |
| 教員 | 佐賀美陣、椚章臣（※3） | 月宮林檎、日向龍也（※4） |
| 校内の最高権力者 | 天祥院英智（生徒会長） | シャイニング早乙女（学園長、※5） |
※1；主人公のあんずちゃんは、2年生1学期に他校から転入した転校生であり、私立夢ノ咲学院でただ一人の女子生徒である。
※2；七海春歌以外にも大勢の女生徒が入学しているが、名前・声優ありの女生徒は渋谷友千香だけである。また、生徒間の男女交際は、発覚次第即時退学処分とされるほどに、厳しく禁止されている。
※3；2人とも、引退した元アイドル。
※4；2人とも、シャイニング事務所所属の現役アイドルと兼任。
※5；シャイニング事務所の社長も兼ねている。また、シャイニング早乙女自身も、引退したとはいえ伝説級のアイドルであった（早乙女光男も参照）。
- 登場するアイドルの人数。
- あんスタは、2022年9月現在でプレイヤー（＝あんずちゃん）がプロデュース可能なアイドルが49名存在する。
- うたプリは、プレイヤー（＝七海春歌）がプロデュース可能なアイドルは、第1作で登場するST☆RISHのメンバーが7名、第3作「うたの☆プリンスさまっ♪All Star」で攻略可能となる（登場自体は第2作「うたの☆プリンスさまっ♪Debut」が初めてだが、Debut時点では攻略不可能）QUARTET_NIGHTのメンバー4名の計11名が基本であり、あんスタに比べるとかなり人数を絞っている（アニメオリジナルであるHE★VENSのメンバー7名を加えても合計18名）。
これについては、「あんスタがソーシャルゲーム（スマホのゲーム）なのに対して、うたプリがコンシューマーゲーム（ゲーム機用のゲームソフト）」という土台の違いや、うたプリが元々は乙女ゲームであることが関係するものと考えられる。
公式コラボ
2019年4月1日にあんスタとうたプリの公式コラボイベント「Dream Star Live」が開催された。同年7月にはST☆RISHとTrickstar、QUARTET_NIGHTとfineにそれぞれお揃いの衣装（ST☆RISHとTrickstarは赤色主体、QUARTET_NIGHTとfineは白色主体）を着せたグッズが限定発売されており、11月にもアニメイトガールズフェスティバル2019で特別販売された。（ブロッコリー公式サイト内の限定グッズ宣伝ページ）
コラボの組み合わせ例
※さらなる追記をお願いいたします。
七海春歌
| 転校生ちゃん（あんずちゃん） |
|---|
| 男性アイドルを売り出す女性作曲・作詞家繋がり。但し七海春歌は「正規の入学生」「共学校に大勢いる女生徒のうちの一人」であるのに対し、あんずちゃんは「他校からの転校生」「男子校でただ一人の女生徒」という違いがある。 |
ST☆RISH
一十木音也
| 氷鷹北斗 |
|---|
| トップアイドルの子供繋がり。 |
聖川真斗
| 天祥院英智、姫宮桃李、朱桜司 |
|---|
| 金持ちの御曹司繋がり（御曹司トリオ、御曹司組(あんスタ)を合わせて参照）。特に聖川真斗とあんスタ側の3名は、「将来家を継ぐ予定の嫡男」であるのも共通点。 |
| 斎宮宗、鬼龍紅郎、紫之創、青葉つむぎ |
| 趣味が裁縫繋がり。 |
| 転校生ちゃん（あんずちゃん） |
| 互いを演じる声優同士（坂本真綾と鈴村健一）が夫婦である。 |
四ノ宮那月 （四ノ宮砂月）
| 南雲鉄虎 |
|---|
| 「料理が趣味なのにメシマズ」繋がり。南雲鉄虎は火を通し過ぎて料理を焦がしてしまうことが多いが、特に四ノ宮那月のそれは神宮寺レン以外の誰にも食せないほどに酷い。余談だが、神宮寺レンにはこの描写と大の辛党であることから、四ノ宮那月共々味覚音痴疑惑がある。 |
来栖翔＆来栖薫（来栖兄弟）
| 葵ひなた、葵ゆうた |
|---|
| 双子繋がり。来栖兄弟は翔のみがアイドルである（薫はアイドルではない）が、葵兄弟は二人で「2wink」というアイドルユニットを結成している。また声優についても、来栖兄弟はそれぞれ別人が演じている（翔は下野紘、薫は梶裕貴）が、葵兄弟は一人二役（斉藤壮馬）なのも相違点である。 |
| 鬼龍紅郎、南雲鉄虎、天城一彩 |
| 空手繋がり。来栖翔は空手が得意で、あんスタ側の3名も空手部に所属。 |
| 天祥院英智 |
| 持病持ち（だった）アイドル繋がり。天祥院英智は体が弱く、来栖翔も先天性の心臓病を患っていた。 |
一ノ瀬トキヤ（HAYATO）
神宮寺レン
| 天祥院英智、姫宮桃李、朱桜司 |
|---|
| 金持ちの御曹司繋がり（御曹司トリオ、御曹司組(あんスタ)を合わせて参照）。神宮寺レンはあんスタ側の3名と異なり「家を継ぐ予定が無い三男坊」である（神宮寺家を継ぐのは長兄の誠一郎）。 |
愛島セシル
早乙女学園＆シャイニング事務所
シャイニング早乙女（早乙女光男）
月宮林檎
| 佐賀美陣、椚章臣 |
|---|
| 舞台となるアイドル養成学校（私立夢ノ咲学院、早乙女学園）の教師繋がり。あんスタの教師は「引退した元アイドル」なのに対して、うたプリの教師は「現役アイドルとの兼任」という違いがある。 |
| 紫之創 |
| 男の娘アイドル繋がり。但し紫之創は（『アイドルマスターDS』の秋月涼と同様に）「男らしく見られたい」のに対して、月宮林檎は女装であることを公にしており、むしろそれを自らネタにしている。 |
日向龍也
| 佐賀美陣、椚章臣 |
|---|
| 舞台となるアイドル養成学校（私立夢ノ咲学院、早乙女学園）の教師繋がり。あんスタの教師は「引退した元アイドル」なのに対して、うたプリの教師は「現役アイドルとの兼任」という違いがある。 |
| 三毛縞斑、守沢千秋、鬼龍紅郎、南雲鉄虎、天城一彩 |
| 腕っぷしの強いアイドル繋がり。あんスタ側の5名は武道家『心』というサークルに所属。 |
渋谷友千香
QUARTET_NIGHT（先輩組）
寿嶺二
黒崎蘭丸
| 天祥院英智、姫宮桃李、朱桜司 |
|---|
| 金持ちの御曹司繋がり（御曹司トリオ、御曹司組(あんスタ)を合わせて参照）。ただし、黒崎家は既に没落しており、蘭丸も御曹司どころか借金を抱える身になっている。 |
| 紫之創 |
| 実家が貧乏繋がり。 |
カミュ
美風藍
HE★VENS
鳳瑛一
皇綺羅
帝ナギ
鳳瑛二
桐生院ヴァン
日向大和
天草シオン
その他
聖川真衣
神宮寺誠一郎
如月愛音
片桐響
音波圭
レイジング鳳
声優繋がり
| 声優名 | あんさんぶるスターズ! | うたの☆プリンスさまっ♪ |
|---|---|---|
| 内田雄馬 | 漣ジュン | 鳳瑛二 |
| 梶裕貴 | 衣更真緒 | 来栖薫 |
| 諏訪部順一 | 乱凪砂 | 神宮寺レン |
| 鳥海浩輔 | 三毛縞斑 | 愛島セシル |
| 前野智昭 | 氷鷹北斗（※2代目） | カミュ |
| 森久保祥太郎 | 遊木真 | 寿嶺二 |
| 緑川光 | 天祥院英智 | 鳳瑛一 |
| 山下大輝 | 朔間凛月 | 天草シオン |
※サービス開始時に氷鷹北斗を担当していた細谷佳正が、2017年に病気休業となったため。
誕生日繋がり
同一コンテンツ内に同じ誕生日のキャラが複数登場する場合は、姓名の五十音順に表記。
関連イラスト
関連タグ
他作品とのコラボタグ
以下に上げるコラボタグのうち、まだ記事が書かれていないタグが別名で作られた場合、そちらに差し替えを希望。
| コラボ相手作品 | あんスタと | うたプリと | 脚注 |
|---|---|---|---|
| アイドリッシュセブン | アイナナ×あんスタ | アイナナ×うたプリ | 男性アイドル主体のコンテンツ同士のコラボタグ |
| アイドルマスター | あんさんぶるM@STER | アイマス×うたプリ、おとうま、ダブルはるか | 女性アイドル主体のコンテンツとのコラボタグ。ただし「SideM」は男性アイドル主体。 |
| 刀剣乱舞 | とうらんぶるスターズ | とうけんの☆プリンスさまっ♪ | |
| ラブライブ! | あんさんぶるライブ! | うたプリ×ラブライブ | 女性アイドル主体のコンテンツとのコラボ。アイドルマスターと異なり、男性キャラがほとんど登場しない。 |
