概要
複数の敵組織と戦うのは『轟轟戦隊ボウケンジャー』でも見られたが、本作では昭和ライダーでよく見られた、組織が壊滅したら新たな組織と戦う交代制である。
それぞれの組織同士に関連性は全くないが、常にあるキャラクターが在籍しているという共通点がある。またその為に戦闘員も共通して活用されている(後述)。
なお本作における悪の組織の総称ではあるが、この表現は番組のテレビ朝日公式サイト(現在は閉鎖)における敵怪人コーナーでの名称であり、作中で敵側がこれを自称することは無い(そもそも組織間につながりがないのだから当然である)。
由来はゴセイジャーが敵に止めを刺す時の決め台詞「俺(私)達護星天使が悪しき魂に天罰を下す!」から。
怪人達の名前の由来は洋画やファンタジー作品で、怪人の特性や作戦にも由来になった作品の特徴が表れている。また、共通のネーミングは「○○の××」としている。
該当組織・幹部
宇宙虐滅軍団ウォースター
活動話数:epic1~15
最初に現れた悪しき魂で、地球破壊を企む宇宙人で構成された勢力。後述の客演以外では唯一の外来種。
後述のブラジラは、この勢力では彗星のブレドランとして所属していた。
惑星のモンス・ドレイク(声:飯塚昭三) |
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ウォースターを率いる大王。 |
流星のデレプタ(声:小山力也) |
ウォースターの幹部で、モンス・ドレイクの側近。ゴセイレッド/[[アラタ |
衛星のターゲイト(声:稲田徹) |
第14話に登場。デレプタと並ぶウォースターの幹部。 |
超新星のギョーテンオー(声:柴田秀勝) |
劇場版で登場。ウォースターの最高幹部で、モンス・ドレイクの配下の中では最強を誇る。 |
明星のデインバルト(声:島田敏) |
劇場版で登場。ウォースターの幹部で、ギョーテンオーの側近。 |
犀星のドルンパス(声:高取ヒデアキ) |
本編外で登場。ウォースターの幹部。 |
地球犠獄集団・幽魔獣
活動話数:epic17~32
ウォースター壊滅後に現れた悪しき魂で、地球を腐らせる妖怪で構成された勢力。地球で自然発生した在来種。彼らを封じるエルレイの匣がepic16で露わになり復活を果たした。
後述のブラジラは、この勢力ではチュパカブラの武レドランとして所属していた。
ブロブの膜イン(声:茶風林) |
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幽魔獣を束ねるリーダーの一角。 |
ビッグフットの筋グゴン(声:高口公介) |
幽魔獣を束ねるリーダーの一角。 |
機械禦鏖帝国マトリンティス
活動話数:epic33~44
幽魔獣の壊滅後に現れた悪しき魂で、マトリンティス大陸のロボット(マトロイド)で構成された勢力。劇中唯一の人類由来の敵。
後述のブラジラはこの勢力では改造を施され、サイボーグのブレドRUNとして所属していた。
10サイのロボゴーグ(声:小杉十郎太) |
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マトリンティスを支配する機械生命体。 |
エージェントのメタルA(声:井上麻里奈) |
ロボゴーグに仕える機械生命体。本作唯一の女性幹部。 |
地球救星計画
活動話数:epic45~50
マトリンティス壊滅後に現れた、最後の悪しき魂。
戦闘員
その他(番外)
外道衆 |
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時系列的にはマトリンティスが本格活動する前に再襲来したので、広義の意味では該当する。 |
宇宙帝国ザンギャック |
時系列的にはゴセイジャーが地球防衛を担当していた時期に初襲来したので、広義の意味では該当する。 |
余談
本作の女怪人を担当した声優は、プリキュアに出演経験がある(女王蜂のイリアンの声は、キュアホワイト/雪城ほのかを演じたゆかな、遮光器土偶のピカリ眼の声は、キュアピーチ/桃園ラブを演じた沖佳苗(epic.5でもゲスト出演している)。
そして、エージェントのメタルAを演じた井上麻里奈は、『ゴセイジャー』から2年後の『スマイルプリキュア』にてキュアマーチ/緑川なおを演じた。
妖精のサラワレテ居を担当した杉本ゆうは『スマイルプリキュア』にゲスト出演。
関連タグ
根源破滅招来体:ある意味ではこれに近いとも言える。
ネガティブシンジケート:同じく敵勢力の総称。
宇宙海賊バルバン:組織こそ最後まで変わらないが実態は各幹部によって配下の怪人の名前やそのモチーフ、作戦傾向等がガラリと変わる。また、1クールごとに幹部が交代する点も共通している。
外道衆←悪しき魂→宇宙帝国ザンギャック
アヤカシ(シンケンジャー)←悪しき魂→行動隊長