ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:
編集内容:ティアムーン帝国物語とのコラボ

カタリナ・クラエス

かたりなくらえす

カタリナ・クラエス(Catarina Claes)とは、小説『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の主人公。および作中に登場する乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』『FORTUNE・LOVER Ⅱ 〜魔法省の恋〜』の登場人物。

『理不尽だ!スタッフ許すまじ!制作会社に行って文句言ってやりたい!あんたたちも一度カタリナに生まれ変わってみりゃいいのよおおお!』

概要

女性向け恋愛SGFORTUNE・LOVER』シリーズにゲーム主人公のライバルの1人として登場する女性キャラクター。かつ、通称・野猿転生した本作の主人公である。

ソルシエ王国のクラエス公爵家の令嬢(長女)で、スティアート王家の第三王子ジオルド・スティアートの婚約者。キース・クラエスは義理の弟である。

プロフィール

出演作品乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
性別女性
誕生日 6月24日
血液型 O型
出身地ソルシエ王国
身長165cm前後(※1)
体重
特技畑仕事、木登り、土ボコ
好きなもの美味しい食べ物、ロマンス小説
嫌いなもの学問全般
CV内田真礼(※2)
魔力
Power gauge(※3)知力:1 パワー:3 体力:3 魔力:1 カリスマ:5(一部にのみ)

(※1)『TVアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」プレリュードブック』の記述より(15歳時点)。身長が判明している主要女性キャラクターの中では最も背が高い。

(※2)前世の女子高校生の声や、後述する脳内会議に登場する5人のカタリナの声も担当している。アニメ2期からは、魔法道具のアレクサンダーと使い魔ポチの声も担当している。

(※3)最高値は 5 で、最低値は 0 の魔力を除いて 1 となっている。

人物像

茶色の髪に少しつり上がった水色の瞳を持ち、母親譲りのきつめの顔立ち(悪役顔と本人は言う)の少女。公式設定的にはマリアやメアリ、ソフィアに並ぶ程の美少女ではない(ただしこれは貴族令嬢に限った話であり、他のキャラから「綺麗な顔立ち」と言われるあたり、そこそこの美人であることが窺える)と作中で明言されている。

ただしあまりツッコまれることはないが、発育は良好でスタイルが良く主要女性陣の中では中々の巨乳。

8歳の時に転んだ拍子で頭を打ち(この時がカタリナが送る人生の分岐点になった)、前世の記憶を取り戻す。このとき、自身がかつてプレイしたゲームの世界で生まれ変わったこと、最終的に破滅の展開を辿る悪役令嬢であることに気が付き、15歳で入学する魔法学園で発生するであろう破滅フラグを回避するために、相手への接し方を判断し、破滅フラグにあたった場合の対策のために行動する。特に重要な判断については、複数人の議会の光景、通称「カタリナ脳内会議」として行われる。

記憶を取り戻してからは前世の人格寄りの性格となり、その感性で平民のマリア以上に庶民的(あるいは野猿的)な言動を度々してしまう。当然、これには貴族社会の人々は驚愕して唖然となり、父親も自分が甘やかしたのが原因であると後悔している(この甘やかしはゲームにおいてカタリナをワガママな性格にする原因であった)。さらに、ゲームでは引っ込み思案で娘を叱れないはずだった母親も娘の奇行を見かねて鬼のように厳しい教育ママへと変貌し(ただし、こちらもゲームでは勘違いでキースを冷遇したり、下記のように元からカタリナに不満を抱いていた為、こっちが素なのだろう)、同じくメイド達に対して娘をお嬢様扱いしないように命令する事態にまでなった。その母親が直に徹底的に施した教育によって、何とか公の場では貴族令嬢・淑女としての最低限度の振る舞いができるようになった。しかし、時折(特に身内や親しい友人の前では)気が抜けて素が出てしまうことが多く、この辺は本人も自覚している。

魔法学園に出立する際にも、かの母君から「公衆の面前でスカートたくし上げんな、拾い食いすんな、おもちゃ投げんな、夜中に独りで騒ぐな(意訳)」などと釘を刺される辺り、相当なものであり、しかもこれらのうち一部は(主に破滅回避絡みで)早々に破っている

これら素行に対する母の信頼は逆方向で厚く、学園でカタリナが聖女と呼ばれ愛好会が結成される程の人気を集めていると夫人間の噂で聞いてもキースならともかくあの猿娘に限ってそれは無いと断定されるまでに至っている。

『絶体絶命!破滅寸前編』でも母は前世の記憶を思い出す前のカタリナを叱らなかったが問題児だと思っていたらしく、家族でピクニックに行った際、夫に対して、カタリナへの不満を言った。

ダンス「不得手」と申告しているが、体格の違う複数の男性、さらには女性が男性パートをやっても足を踏んだりなんてことはないので、社交ダンスを嗜んだことがある人間なら自覚がないだけでかなりの腕前である事がわかる(ただし自身が男性パートを演じることはできない)。

身体を動かすのは得意だが、勉強や書類仕事などは苦手。学園での成績も(上位を占める友人達や義弟に協力してもらった上で)本人曰く「平均バンザイ」

色恋沙汰には無防備かつ鈍感。

自身に好意を寄せている義弟の前で薄着でうろうろしたり、一人で男性の部屋に来るように言われて(お菓子につられて)ホイホイついていこうとしたり、第三者から見ても本気のアプローチであるにもかかわらず単なる友愛であると解釈したり、あまつさえ自身へ向けられた好意を自分以外への恋愛感情と解釈するなど、その鈍さは「病的に鈍感」「国の上位に入る鈍さ」と評されるほど。

これは今の悪役顔がマシに感じるほど容姿に恵まれず(とはいえファンからは「(アイツの可愛さを知ってるのは俺だけだな…)と思われてそう」と言われる程度の容姿はしている)、全く恋愛には縁がなかった(ただし、これは容姿よりも、ゲームにハマるまでは家の裏山で駆け回り、魚を獲りまくり小川の魚を全滅させるなど女の子らしからぬアグレッシブさを発揮していて、ゲームにハマってからは学校以外は殆ど部屋に篭りきりだったことの方が大きい)前世の記憶や、カタリナ・クラエスはライバルの悪役キャラという設定であるため自身が愛されるはずがない、という思い込みによる部分もあり、良く言えば謙虚、悪く言えば卑下であり、度々自分の容姿を自虐したり、他のヒロインを羨ましがる描写がある。他にも周囲に呆れられたり、悪意はないとはいえ、罵られるようなこと言われているのも原因の一つ。

一方で自分への感情が全く絡まない場合は割と的を得ており、的確にアドバイスする事も多い。

転生ものでは前世の現代知識を活かしたチート能力で、文明としては数世代開きのある異世界で注目や称賛を浴びるパターンが確立化している中、カタリナの場合はこれをほとんど持たず(明確にはアランとの木登り勝負くらい)当人自身はロースペックという希少性も話題になっている。

性格

単純で調子に乗りやすいが、まっすぐで素直な気質の持ち主。

あくまでも前世の記憶を取り戻しただけであるため、頭を打つ以前のカタリナの知識や記憶はそのまま残っており、前世の人格に上書きされて本来のカタリナの人格が消滅してしまったわけではない。事実、明らかに前世とは無縁のピアノは問題なく弾けていたり、父ルイジは思い込みが激しく周りが見えなくなりがちな部分については妻ミリディアナからの遺伝だと感じており、また、クラエス公爵家の庭師トム・ウィズリーは身分差を意識せず誰に対しても気さくに接する人柄に先代クラエス公爵家当主(カタリナの父方の祖父)の面影を感じている。

前世の記憶を取り戻してからは自身より身分や地位の低い相手であっても分け隔てなく接することが出来、上辺だけの話で他人を貶めたりはせず、自分の目で見て自分の耳で聞いた上で信じるものを信じる。

それ故、人を疑うことを知らないため騙されてしまうこともあるなど良くも悪くもお人好し。また思い込みが激しく、思い立ったらすぐに突っ走るところもあり、周囲を振り回すこともしばしば。

前世から言われ慣れているせいか忘れっぽいところもあり、どんなに嫌味を言われたり陰口を叩かれても気にしないが、どんなに怒られても翌日には忘れてしまうため、お母様の怒りを何度も買うことになり、時折、破滅フラグの一つとして恐れている。

自他共に認める元一般人としても貴族の令嬢としては規格外ともいうべき性格なのだが、たとえ、破滅回避の為に誰かを犠牲にすることは望まず、義弟キースの上に落ちた際も殺したかと大泣きしたり、自分を助けに来たソフィアも落ちそうになると手を離すように止めたり、悪夢で仲間達が全員殺される結末を見た際、自分だけ破滅すれば良かったと絶望するなどまっすぐな気性や、まっすぐな瞳と言葉に主要キャラを始め、好感を抱く人は少なくなく、特に心に寂しさや切なさを抱える人ほど惹かれていくらしい。

普段能天気でアッパラパーな言動を繰り返すくせにコチラが弱っているときには真っ先に気付き、一番欲しい言葉をかけ本気で心配してくれる。周囲曰く「天然の人タラシ」。

学園では(本人も知らない間に)「聖女」と呼ばれており、愛好会も存在する。挙句の果てには性別の壁を超えて本気で駆け落ちを考えている者さえ。

ちなみ善人っぷりからにその立場を妬む者はいるが嫌っている人間はほとんどいない模様。

また学園の生徒(特に女生徒)の間では「カタリナが悲しそうだったり物憂げな表情をしている時はお腹が空いている」という共通認識があるらしく、彼女が落ち込んでいるときはどこからともなく生徒がやってきて餌付けを行う様子が度々見られる。

毎度お腹が空いているというわけではないのだがそれはそれとして「お腹いっぱいになれば前向きになり大概の落ち込みは忘れられる」という大変都合のいい思考回路をしていらっしゃるので、結果的に機嫌が治る、つまりハタからみると「お腹が空いていて落ち込んでいたがお腹いっぱいになって元気になった」様に見えるのである。

恐らく小動物か何かだと思われている

作中では一度ジオルドの王位継承権放棄を目論んだ者の差金で人質として誘拐された際は持ち前の明るさと前向きさと図太さで乗り切っているどころか誘拐されたにもかかわらず結構快適に過ごしていた

ついでに誘拐犯の1人に対話の末にフラグを立てるというオマケも付いてしまった。

性格の変化については「前世の記憶を思い出すという一大イベントを経て価値観が激変した」と言う形で、転生ものの中では比較的珍しいケースである。

カタリナ脳内会議

カタリナの脳内にいる複数人のカタリナ達が破滅回避の為に行う会議。

それぞれのカタリナは性格が異なり、に遭遇した時や自身の状況を振り返った時などに今後の方針や対策を決めるべく話し合うのである。

アニメ版では公式サイトでカタリナファイブというグループ名も与えられた(詳細はリンク先参照)。

趣味

農業

破滅回避の一環として自身の土の魔力を鍛える際、前世の祖母の「畑を作ることは土と対話する事」という教えを思い出し「公爵家の庭に畑を作り耕し始めた」ことがキッカケ。これが結果的にジオルドから好意を寄せられるきっかけとなった。

後に魔力を鍛えることと畑作りは何の関係もないことが判明したが、破滅を回避できずに国外追放された際に自給自足できるようになるための訓練及び、やっているうちに楽しくなってきたため続けている。

家にいる間は日々楽しく「よっこらせーのどっこらせー」と掛け声を上げて畑を耕している。(母親に何度も「その変な掛け声を止めろ」と言われているがやめない)

前世について

前世は日本の一般的な家庭で育った2人の兄をもつ末っ子で、母親譲りの狸顔の女子高校生だった。お転婆という言葉が可愛らしく聞こえる程で、小学生の頃は木に登って他の木に飛び移って遊んでいたことから、『野猿』という不名誉極まりないあだ名を付けられており、カタリナも前世の記憶を見た際、前世の自分を猿呼ばわりした。前世の親からも常識などがないと泣かせ、教師からも説教を食らっていた。なお、前世での名前は回想シーンも含めて明かされておらず、家族から「アホ」と呼ばれ、前述の『野猿』の呼称で呼ばれることが多い。また、オタクに目覚めるきっかけを与えた佐々木敦子という親友がいたことが明かされている。

『FORTUNE・LOVER』のカタリナ・クラエス

本作の世界観のモデルとなった、カタリナの前世(主人公)の世界にて発売されていた乙女ゲーム『FORTUNE・LOVER』シリーズの主人公(マリア・キャンベル)のライバルキャラクターとして登場する。

高慢ちきで我儘な令嬢。母親が父親の不義を疑っていた事も相まって、義弟キースの事も家庭不和を持ち込んだ厄介者と思ってネチネチと虐めている。

ただし性格は思い込みが激しい点や単純な点など『野猿』と共通する部分が少なからずあるため、「まっとうな環境で育っていれば、或いは野猿の時の様に母親が不満を爆発させ父親との誤解を解消できていれば案外野猿に近い性格になっていたのでは」という考察もあるが真偽は不明。

幼少の頃にジオルドのせいでできたという額の傷を盾に彼と婚約を結び、この傷があるうちはジオルドは自分のものだと束縛している。

実際は額の傷は完治しているのだが、それをジオルドに隠しており、ジオルドも「婚約者がいる」という事でうざったい求婚を受けずに済むということで利用している

(とはいえ彼女の振る舞いを見るに当初は「憧れの王子様と結婚するための口実」だったものが、大人になっていくにつれ「自分など傷の口実がなければ捨てられてしまう」という恐怖にすり替わっていたものと思われる)

我儘し放題であるのと、婚約者であるジオルドを追いかけてばかりでまともに勉強や訓練をしていなかったため頭は悪く、心底ショボい魔法(地面の土を2、3センチほどボコッと動かせる魔法「土ボコ」)しか使えない。

『Ⅰ』ではジオルドルート、キースルート、逆ハーレムルートで登場。とにかく主人公の邪魔、嫌がらせを繰り返す。特にジオルドルートでは、ただでさえ攻略難度の高いルートの大きな障害として、主人公(野猿)も苦しめられた。キースルートでも貴族意識の高さゆえ、義弟と接近するヒロインをいじめまくる。そのため、主人公(野猿)から皆から嫌われても仕方ないと思われ、親友の敦子(あっちゃん)からも快く思われなかった。

その手段も王子の婚約者として不足のないマナーと教養を備えた正統派の貴族令嬢としてではなく、舎弟の令嬢と徒党を組んでマリアを取り囲んで罵ったり、マリアが皆のために作ったお菓子を地面に叩き落として踏みつけようとしたり、手下に火の魔法を使わせてマリアを害そうとしたり、土ボコを使ってつまずかせたり、つまずかせたり、つまずかせたり……と、やり口が陰湿な上に「働き者な悪役」と評されるほど執拗。これらの中には犯罪まがいの行為もあり、本編では彼女に好意を寄せるヒロイン達からも嫌われており、これが後の破滅へと繋がっている。あくまで悪役令嬢であるが故だろうか。

どのルートの場合でも、トゥルーエンドでは主人公に犯罪まがいの嫌がらせをしていた経緯から、身分を剥奪されて国外追放になる(ただし、この世界でも「貴族は優秀な弁護士がつくから、国外追放など余程のやらかしをしないと無い」とも言われており、内心不満に思っていた母親ならまだしも、娘に甘いあの父親が救いの手を差し伸ばさなかったことからそれだけのことをやったのだろうか)

バッドエンドでは嫉妬から主人公に襲い掛かるが、主人公を守るためにジオルド、またはキースに殺されてしまう。

一方で、スピンオフ作品である『破滅寸前編』(カタリナが記憶を思い出すのはマリアのカップケーキを踏みつけようとした場面、バランスを崩して頭を打った衝撃で記憶を思い出す)では彼女の取り巻きから見た視線でのカタリナ像が描かれており、その低い魔力にもかかわらず自信たっぷりに取り巻きを引っ張る立ち振る舞いが、周囲との能力差にコンプレックスを抱いていた一部生徒の救いになっていた事が語られている。

行動の方向自体はかなり違うものの、元々カリスマ性の素質は存在していたと言う事であろう。

魔法省を舞台とした続編の『Ⅱ』では「謎の女」(シリーズのファンにとってはバレバレ、恐らくADV的に声が同じなのだと思われる)として登場する。『Ⅱ』はカタリナが国外追放されたルートの後のストーリー(しかし誰とも結ばれていない)となっており、追放された先で禁断の魔法である闇の魔法を会得。闇の魔導書と巨大な狼の使い魔を携えて密かに故国に潜入し、主人公への復讐を狙う。最終的にどのルートでも封印され投獄されるか、あるいはマリアとの相打ちで死ぬことになる。

ゲーム版のはめふらのプロローグによると破滅エンドには何らかを理由にお蔵入りしたのもいくつか、あるらしく、その中の一つが国外追放した時に追い打ちで海賊に襲われるというのがあった。

シリーズのファンいわく「スタッフに愛され系のオイシイネタキャラ」と化していたらしくライバル枠からネタ枠に振られていた感がある。

関連動画

関連タグ

『FORTUNE・LOVER』におけるカタリナ

FORTUNE・LOVER 悪役令嬢 残念な美少女

他作品

孫悟空:「ドラゴンボール」の主人公。光落ち仲間。経緯も頭を打ってから善性に目覚めるものであり、共通項がある。

ピッコロ:「ドラゴンボール」のメインキャラで、悪側の人格をベースにもう一人の人格と融合したキャラ。ただし、こちらは融合直前の時点ではほとんど悪とは言えなくなっている。また、カタリナ・クラエスにしても、悪役としてデザインされたとはいえ、まだ我儘お嬢様で済む程度の性格だった。

東雲初穂:中の人繋がりで同時期に始まったアニメのヒロインの一人。友達思いの他に体力系や単純で思い込みが激しい点など色々と共通している。またアニメ4話での回想で幼少期に親友曰く、木登り上手いとのこと。ちなみに彼女の同胞の一人はマリアの声優が演じている。

一応言っておくとカタリナのようなタラシキャラではない(どちらかというと隊長がそうかも…?アニメ1話の初穂曰く「生まれつきの女たらし」)。

水瀬伊織外の人繋がり。良い所のお嬢様で、ややきつめながら、信頼した相手には優しさも見せる、プライドから根拠のない自信を見せる、勉強は基本苦手、面倒見は良く仲間思いなど、記憶の覚醒前後のカタリナを足して2で割ったような性格をしている。

ハンナ・メルビル:中の人繋がりの同時期に始まったアニメのキーキャラクター。後に自分の意思とは関係なく“テロリスト側の神輿”という「悪役令嬢」と同じような破滅的な状況に置かれてしまったことで話題に。また本作のあるキャラ声優向こうのキャラを演じている。ついでに言うとそのキャラの幼少期役の声優も同じく向こうのキャラを演じている。

桐間紗路:中の人繋がりだが、上品な令嬢のような容姿だけど貧乏・小柄・エリートお嬢様学校の特待生など対照的な人物。また、マリアとソフィアの中の人も本作とあるキャラをそれぞれ演じている。

城戸沙織:今でこそ女神のように慕われているが、幼少期は傲慢で高飛車だったご令嬢つながり。

特に沙織の場合は甘やかされて育ったことも手伝い幾人の孤児たちを遊びの道具にいたぶり激しく恨まれていた。

サクラバクシンオー(ウマ娘):外の人繋がり。大概のことはバクシンすればなんとかなると考えており、何気に性格も似てる愛すべきアホの子、こんな性格だが元ネタは今現在も短距離最強議論で五本の指どころか二択扱いされる名スプリンター

天堂真矢:外の人繋がり。性格はカタリナよりも遥かに清楚且つ威風堂々とした優等生。

先輩がうざい後輩の話 イジらないで、長瀞さん転生前にそれらしい本を読んだことがある模様

グウェンプール:「自分が良く知っているフィクションの世界に転生/転移した人」つながり。ただし、ギャグ調・ポップ調で描かれているが、初期のエピソードでは「他のキャラは本当は生きていない『フィクションの登場人物』なので、トラブルさえ避けられるなら、死なせたり心を弄んだり死ぬより酷い目に遭わせても倫理的な問題は無いし、良心の呵責も感じない」という、ある意味で「カタリナ・クラエスのネガ」「カタリナが転生先の世界のキャラには尊厳・人権など無いと思い込んで胸糞な真似を平気でやったとしたら?(かつ、それをギャグ調・ポップ調に描いたら?)」と言うべきキャラ。

ユミエラ・ドルクネスなろう系悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~』の登場人物。なろう系、転生悪役令嬢、同ジャンル(身の上に加え「破滅回避のために突飛な思考と行動をする」)の主人公繋がり。ただし、こちらは戦闘力がめちゃくちゃ高い。

プライド・ロイヤル・アイビー:『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』の主人公。同じ悪役令嬢ではあるが、ラスボスという立ち位置でカタリナ以上に深刻で、彼女も悲劇を未然に防ぐために努力している。

また彼女もカタリナと同じく、義弟を持つという共通点もある。因みにその義弟はカタリナと中の人が同じ。

ミーア・ルーナ・ティアムーン:『ティアムーン帝国物語』の主人公。両作品のコラボ企画「一迅社&TOブックス 運命にあらがう悪役令嬢フェア」にて共演した。

編集者:
編集内容:ティアムーン帝国物語とのコラボ