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伊東線の編集履歴2023/12/15 18:04:17 版
編集者:薔薇さま道場
編集内容:加筆修正があります。

路線データ

路線名伊東線
路線記号JT
ラインカラーオレンジ(湘南色)
路線区間熱海〜伊東
路線距離16.9km
軌間1,067mm
駅数6駅
電化区間全線(直流1,500V)
最高速度95km/h
複線区間熱海~来宮
単線区間来宮〜伊東
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-PN
運転指令所熱海CTC
最長トンネル新宇佐美トンネル(2941m)
大都市近郊区間東京近郊区間
ICカード乗車券エリアSuica首都圏エリア
第一種鉄道事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
第二種鉄道事業者日本貨物鉄道(JR貨物)

概要

熱海駅(静岡県熱海市)と伊東駅(同・伊東市)を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)鉄道路線。

横浜支社の管轄で、幹線に分類される。JR東日本では唯一全線が静岡県内で完結している路線でもある。

また第二種鉄道事業者として日本貨物鉄道(JR貨物)が全線で免許を保有している。

熱海駅〜来宮駅間は東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線と並走するが、来宮駅は東海道本線側にホームは設置されていない。なお0キロポストは来宮駅構内に設置されている。また同駅構内にはJR東日本の東海道線車両用留置線がある為、東海道本線は営業上はJR東海管内だがこの先の丹那トンネルまでJR東日本が管理している。

計画では現在の伊豆急行線(伊豆急)区間も伊東線として建設される予定だったが、昭和初期の財政難により現在の区間のみ建設され、残る区間は伊豆急行として開業した。

直通運転

前述の経緯から、伊豆急行とは一体のダイヤが組まれている。また朝夕は東海道線・上野東京ラインを介して広範囲の直通運転が行われている。

・東海道線:熱海駅〜東京駅

・上野東京ライン・東北本線(宇都宮線):東京駅〜宇都宮駅

・上野東京ライン・高崎線:東京駅〜高崎駅

・伊豆急行伊豆急行線:伊東駅〜伊豆急下田駅

沿革

  • 1935年(昭和10年)3月30日:熱海駅〜網代駅間開業。
  • 1938年(昭和13年)12月15日:網代駅〜伊東駅間延伸により全線開通。
  • 1961年(昭和36年)12月10日:伊豆急行線開通に伴い、相互直通運転開始。
  • 1984年(昭和59年)2月1日貨物営業廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本が第一種鉄道事業者として継承。JR貨物が第二種鉄道事業者として、伊豆急への車両搬入に限り貨物営業再開。
  • 2004年(平成16年)10月16日:東京近郊区間及び交通系ICカード乗車券「Suica」の首都圏エリア拡大に伴い、全線がエリア内に設定される。
  • 2015年(平成27年):中間の4駅すべてが無人化。なお熱海駅、伊東駅は駅員が置かれている。

現在の運行形態

特急

東京駅〜伊豆急下田駅間を結ぶ「踊り子」が5往復(土休日は5.5往復)、「サフィール踊り子」が1往復運行されている。

この他繁忙期等に臨時列車が設定され、一部は新宿駅発・池袋駅着で運行する。

普通

線内運用は少なく、基本的には熱海駅〜伊豆高原駅・伊豆急下田駅間の運行。

線内運用を含め大部分が伊豆急行所属車両で運行される。

また朝と夜に東海道線・上野東京ライン直通列車が運行される。この列車は東海道線の車両で運行される為、グリーン車が連結されている。

駅一覧

●:停車 ○:「踊り子」が一部停車 レ:通過

駅番号駅名特急乗換路線
東海道線上野東京ライン経由宇都宮線宇都宮/高崎線高崎まで直通運転
JT21熱海
  1. 東海道線
  2. JR東海東海道新幹線
  3. JR東海東海道本線
JT22来宮
JT23伊豆多賀
JT24網代
JT25宇佐美
JT26伊東伊豆急行
↓伊豆急行線伊豆急下田まで直通運転

使用車両

現在の使用車両

自社車両

大宮総合車両センター東大宮センター所属の特急形電車。

特急「踊り子」で使用。基本的に2000番台での運行だが、臨時列車や代走で5000番台が使用される事もある。

大宮総合車両センター東大宮センター所属の特急形電車。

特急「サフィール踊り子」で使用。

大宮総合車両センター東大宮センター所属の特急形電車。

現在は定期運用は無く団体列車等で入線する。

定期運用があった頃は特急「踊り子」や東京発伊東行普通列車(521M)で運用された。

国府津車両センター・小山車両センター所属の近郊形電車。

東海道線直通列車及び一部の線内運用列車で使用。

基本編成の10両のみ乗り入れ。

JR貨物所属

新鶴見機関区所属の電気機関車

甲種輸送時に不定期に入線する。

伊豆急行所属

伊豆高原車両区所属。大部分の普通列車で運用される。3000系はもとJR東日本の車両。

2100系は2016年(平成28年)まで臨時特急「リゾート踊り子」としても運用されていた。

過去の使用車両

ここでは国鉄民営化後に使用された車両を記載。

自社車両

田端運転所所属の電気機関車。

臨時特急「踊り子」「サロンエクスプレス踊り子」牽引機。

尾久客車区(現・尾久車両センター)所属の客車

座席車が臨時特急「踊り子」で、ジョイフルトレイン化された編成が「サロンエクスプレス踊り子」で運用された。

田町車両センター(現・東京総合車両センター田町センター)所属の特急形電車。

国鉄時代は特急「あまぎ」「踊り子」で入線していたが、185系に統一後は定期運用から外れ、団体列車や臨時列車で入線していた。

大宮総合車両センター東大宮センター所属の特急形電車。

特急「スーパービュー踊り子」で使用されていたが、同列車廃止に伴い廃車された。

国府津車両センター所属の特急形電車。

臨時快速「伊豆クレイル」専用車両。同列車廃止に伴い廃車された。

国府津車両センター所属の近郊形電車。

基本編成の11両は東海道線直通列車で、付属編成の4両は伊東線・伊豆急行で運用された。

田町車両センター所属の近郊形電車。基本編成10両が東海道線直通列車で使用された。

JR東海所属

  • 113系

静岡車両区所属の近郊形電車。4両編成が伊東線・伊豆急行で2004年まで運用されていた。

伊豆急行所属

伊豆高原車両区所属。伊東線では伊豆急行開業から2002年(平成14年)まで使用された。

伊豆高原車両区所属。もとJR東日本の車両。

2000年(平成12年)から2008年(平成20年)まで使用された。

伊東線の編集履歴2023/12/15 18:04:17 版
編集者:薔薇さま道場
編集内容:加筆修正があります。
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