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編集者:no6173
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概要

人物については林家正蔵も参照。

初代林家三平の長男。本名は海老名泰孝。

1970年に子役としてテレビドラマに出演したのを皮切りに役者「林家小三平」として出演。

1978年、父親の林家三平に弟子入りした当時、小三平の予定が「こぶ平」の名でデビュー。

「こぶ平」の由来は弟の泰助(現在の2代目三平。当時はまだ入門前)が「お兄ちゃんは小太りだから、こぶ平がいいんじゃないか」といったことがきっかけ。

1980年、父・三平が急逝。このため三平の惣領弟子で三平一門を引き継いだ林家こん平の門下に入る。

1988年、古今亭志ん朝以来の最年少で真打に昇進。親子3代にわたっての真打昇進は史上初。第5回浅草芸能大賞新人賞受賞。

マルチタレントとしてバラエティ番組への出演も多く、1980年からドラマにも出演していた他、1988年より出演したTBSのバラエティ番組『テレビ探偵団』では本名の海老名泰孝として登場していた。

門下に、真打で林家たけ平・林家たこ蔵、二ツ目に林家まめ平・林家たま平(長男・泰良)、前座に林家ぽん平(次男・泰宏)らがいる。

この名義でアニメに声優として出演したこともある。

タッチ」出演時は『二つ目』だったが「陽あたり良好!」出演時に『真打』に昇進。(「タッチ」「陽あたり良好!」ともあだち充原作でアニメの制作会社も同じ。)

よく「初代林家三平一門は『下ネタは芸を腐らす』として御法度にされている。こん平は田舎者くささが出るのでその点でのみ容認された」という話が出て来るが、最も分かりやすい例が、彼がWAHAHA本舗の立ち上げにたいへん尽力したものの立ち上げ直後に脱退したという一件。

WAHAHA本舗は「紅白歌合戦の裸スーツ事件にも絡んでいる」ほどに下ネタ上等の集団であり、こぶ平が身を置くわけにはいかなかったのだ。

「親の七光り」「名人に二代続いた試しなし」「海老名家」などと叩かれがちだが実は師匠連からは「正蔵になってからはずいぶん面白くなった」と評されている。

一度色眼鏡を外してじっくりと聞いてみよう。80~90年代に少年時代を過ごしたような人々なら、「こち亀の寺井ジャーニーが落語やってる!」という点が面白い……かもしれない。

長男の林家たま平は、落語家として彼に弟子入りを志願した際のことを小噺にして語っている。

それに際して曰く、家で切り出すと真剣さが足りないのでちゃんと父親の職場で出待ちして「弟子にしてください」と頼んだところ、最初は「そんなに甘い世界じゃない!」と一喝される。

しょぼくれて家に帰るとその断った師匠が自宅にいるので気まずい。そして2回目に「本気だったら弟子にする。ご両親の了解は取ってるの?」「師匠の家は分かる?」などの死ぬほど間抜けなやりとり(普通の弟子入り志願なら当然のやり取り)をして弟子になったという。

その際に「親子の縁は切る。これからはパパではなく師匠と呼べ」と言われたが、母親の扱いをどうするかなどを考えたり……同じく親子で落語家になった林家木久蔵三遊亭王楽あたりと比べてみると、噺家というのも千差万別だと分かる……かもしれない。ただ、次男の林家ぽん平が入門した時にたま平の時のようなやり取りがあったかどうかは不明である。

なお、長男のたま平が二つ目に昇進したのを機に「俺は一人暮らしをしたことが無いから、お前は一人暮らしをして新しい世界を観てこい」と言い、根岸の海老名家の屋敷から出し一人暮らしをさせた。

九代目正蔵一門

  • 真打

林家たけ平

林家たこ蔵

林家はな平

林家まめ平

林家つる子 - 2024年3月下席より、11人抜きの抜擢で真打昇進。

  • 二ツ目

林家なな子

林家たま平(長男・泰良)

  • 前座

林家ぽん平(次男・泰宏)

  • 色物

青空一風・千風(漫才)

岡大介(カンカラ三線)

  • 廃業

林家ほや平 - 林家どん平から2004年7月二ツ目昇進。

林家ふく平

林家もも平

関連人物

落語家でアニメ声優の経験者

※♰は故人。

落語家 出演作品備考
林家木久蔵現:林家木久扇
桂歌丸
三遊亭小遊三
  • 『らくごアニメ・滝田ゆう落語劇場』
  • 『落語天女おゆい』本人役
  
笑福亭仁鶴
桂三枝現:6代 桂文枝
桂三度渡辺 鐘または世界のナベアツ名義で出演。6代 桂文枝門下
立川談志
立川談春立川談志門下
立川こはる立川談春門下、現:立川小春志
笑福亭鶴瓶
三遊亭一太郎声優・会一太郎として活動(当該記事を参照)6代目三遊亭円楽(旧・三遊亭楽太郎)門下且つ長男
柳家喬太郎このほか下積み時代には『アダルトアニメの声優もした』とのことである。(出演作は不明。)

その他作品別では、

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