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ベリアルの編集履歴

2024-09-20 23:23:58 バージョン

ベリアル

べりある

べリアルは悪魔の名前。

注意

twitter上ではトレンド入りで誤爆事故が頻繁に起こる事でも有名なため、「ベリアル 〇〇(該当作品)」という検索を推奨する。

曖昧さ回避

  1. 悪魔の名前。本項で解説。
  2. 天使禁猟区』に登場する悪魔。→ベリアル(天使禁猟区)
  3. マギ』に登場する魔神(ジン)。本項で解説。
  4. パズル&ドラゴンズ』に登場するモンスター。→ベリアル(パズドラ)
  5. ヤダモン』に登場する魔女。本項で解説。
  6. サガ3時空の覇者』に登場する神。本項で解説。
  7. エルシャダイ』に登場する冥王。本項で解説。
  8. ドラゴンクエスト』に登場するモンスター。→ベリアル(DQ)
  9. 女神転生シリーズ』に登場する悪魔。→ベリアル(女神転生)
  10. フルメタル・パニック!』に登場するAS(ロボット)。→ベリアル(フルメタル・パニック!)
  11. ウルトラマンシリーズ』に登場する悪のウルトラマン。→ウルトラマンベリアル
  12. モンスターストライク』に登場するモンスター。→ベリアル(モンスト)(真・ベリアル)
  13. デジタルモンスター』に登場するデジモン。→ベリアルヴァンデモン
  14. ゲゲゲの鬼太郎』に登場する悪魔。→ベリアル(ゲゲゲの鬼太郎)
  15. グランブルーファンタジー』の登場キャラクター。→ベリアル(グラブル)
  16. メギド72』に登場するメギド(悪魔)。→ ベリアル(メギド72)
  17. 仮面ライダー斬月-鎧武外伝-』の登場人物。→雪叢・ベリアル・グランスタイン
  18. エンジェリックリンク』に登場する堕天使。→ベリアル(エンクリ)
  19. ガーディアンテイルズ』に登場する魔神。→ベリアル(ガーディアンテイルズ)


ヘブライ語単語として

ベリアルはヘブライ語で「無価値」「無益」を意味する。旧約聖書では『申命記』13章14節にて偶像崇拝者を形容する語として、『士師記』19章22節、20章13節ではギベアという土地の男たちを表現語として出て来る。

『士師記』ではギベアの地で客人として招かれたレビびと(祭司一族)の者が止まるが、現地の町の悪い男達がきて押しかけ、「あなたの家にきた人を出しなさい。われわれはその者を知るであろう」と要求する。「知る」というのは「性交」の隠語で、『創世記』19章にある、ソドムとゴモラのシーンにあるのとちょうど同じニュアンスである。

『サムエル記上』2章12節では祭司であるエリの子だが、神を恐れる事の無い息子たちを、25章17節ではダビデから貢ぎ物を要求されるが断ったナバルに対する、ダビデの従者の若者からの評価として出てくる。

『サムエル記下』20章1節ではダビデの王権を脅かす反逆者シバ(シメイ)に対して地の文で言われている。


新約聖書』においては「キリストとベリアルとなんの調和があるか。信仰と不信仰となんの関係があるか」(『コリント人への第二の手紙』6章15節)」という一節でのみ言及される語である。

コイネー・ギリシャ語で書かれた文章においてヘブライ語の単語を出している事から特別な含意があると考えられる。シリア語ペシタ訳ではこの箇所は「サタン」と訳されており、古来からベリアルをサタンの別名とする解釈があったことがわかる。


悪魔

後世に発達した悪魔学や伝説では、サタンとは独立した大物悪魔としても描かれる。

悪事を美徳と考え、そして淫乱。正しきことに臆病。

姿は火のチャリオットに乗った美青年、または火のチャリオットに乗った二人の美しい天使(『ゴエティア』)とされる。


『ゴエティア』では68番目、『悪魔の偽王国』では23番目に記載されるたるデーモン。率いる軍団数は80。

召喚者に援軍や高位高官を授ける。ただし召喚しても嘘ばかり言うので、神の名において真実のみを言うことを命じなければいけない。

「ラッド博士のゴエティア」によると、彼に対抗する天使の名はハブイヤ(Habuiah)。


新約聖書外典『バルトロマイの福音書』ではイエスの弟子バルトロマイに対し、かつて自分はサタナエルと呼ばれ最初に創造された天使であること、堕天使として「サタナス」と呼ばれるようになったこと、自分のあとにミカエルガブリエルウリエルラファエルナタナエルといった天使が創造された、という事柄を語る。『ゴエティア』ではルシファーの次に創造されたと記される。同書によると、かつては自分はミカエルや他の天使達より高い位置にあり、そこから最初に堕天したのだと宣言しているとのこと。


後世ではキリストの権利を不当として神の法廷へ訴訟を起こすも、敢え無く失敗したという「ベリアルの書」という逸話も生まれる。


ヤコブス・デ・テラモによって1382年に記された『この不愉快なるベリアルの書』、通称『ベリアルの書』によると、ベリアルは地獄の代表者として、神に「イエスが地獄の権利に干渉し地獄の支配権をも強奪した」と訴えた。


イエスはモーセを弁護人とし、訴訟は裁判官で72柱の伝承でも関連性があるソロモン王が裁決する事となった。ベリアルは裁判を有利に運ぶため、ソロモンの機嫌を取り結ぼうとするが、判決はイエスに有利となり、ベリアルは控訴。控訴審においてイエスは無罪、サタンには最後の審判の後に地獄に堕とされる不善な者には 権威を振るって良いことが確認された。


神学やオカルトでも高位の魔王と認知されており、ベルゼブブバエルに匹敵する悪魔とみなされる傾向にある。


同記事に表記されているキャラのモチーフのだいたいはこの悪魔である。



創作上での扱い

マギ

真実と断罪のジン。

外見はまたはの骨を纏い四つの目(額の目を入れれば五つ)を持つ巨人。

「迷宮」を攻略した練白龍の「堕転」を感じ取り金属器を渡す事を拒否するが、マギであるジュダルによって強制的に白龍の鎧の左肩部分に宿らされる。

能力は相手の脳に作用して幻を見せる事。同じ情報を反復して与えることで記憶の改ざんや洗脳も可能。

ベリアルの管理する迷宮にも同様の作用があり、はじめ白龍には迷宮が煌帝国の宮殿、ジュダルには故郷の村に見えていた。


ヤダモン

声優:岡のりこ

魔女の森の女王キラの魔法の師匠の聖なる魔女。白い髪の毛。魔法を使う時、ヤママユガ系の形になる。

嘗て女王と共にキラを倒した張本人の1人。

現在は人間界へ修行に来たヤダモンの修行の手伝いをしている。


エルシャダイ

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(※イラスト右側の黒い影)

劇中では隠しステージおよびチャプター8の舞台となる「冥界」を統べる「冥王」と呼ばれている。

またアイテム「イシュタールの書」では「公爵」という表記も。


「冥界」は地上界より下に位置する(と言っても「そう見えている」だけであり実態は天界と同じく異次元空間と思われる)世界で、「闇」「ケガレ」に覆われた場所。

天界に対抗する勢力として位置づけられ、いずれ「天界に異を唱える」「地上界を破壊する」「天界を乗っ取る」ことを目的として活動している。

そのために魂を自分たちの勢力に引き入れようと画策しており、『エルシャダイ』は天界と冥界の魂の奪い合いの戦いでもある、という構造になっている(公式設定集より)。


ベリアルはその冥界の中でも強大な力を持つ存在であり、堕天使たちに力を分け与えた張本人である。

堕天使たちは地上に降りた際に大きなダメージを負っており、生命活動も厳しい状態だったのだが、ベリアルが闇の力を分けたことで生き延びることができた。

堕天使のスーツは「ゾーマ」という名の生命維持装置を兼ねたものでもあり、さらに肉体を変質させて強力な「ネザー」に変化する力も与えられた。

ベリアルはその代償として「堕天使たちが死亡した際にその魂はベリアルに渡す」という契約を結んでいる*1。

また上記イシュタールの書では「公爵は天使たちに誘う」とあったことから、堕天する以前から何らかの干渉を行っていた可能性も示唆されている。

すなわち、彼こそが一連の堕天騒動の黒幕であり元凶の一人なのである。



サガ3時空の覇者

主人公たちと敵対する異次元世界の神々の一柱。

ハシド山の山頂で超戦闘機ステスロス乗組員の一人だった賢者バルザイを殺害しようとして主人公と戦う。

人魂に牙の生えた口が無数についたグロテスクな外見をしており、クトゥルフ神話シュブ=ニグラスの挿絵がモチーフと思われる。

また、ラヴクラフトの短編小説『蕃神』は禁断の山の山頂へ登った賢者バルザイが蕃神に殺される結末となっている。


関連タグ

記載順別タグ

『ゴエティア』
←67:アムドゥスキアス68:ベリアル69:デカラビア
『悪魔の偽王国』
←22:パイモン23:ベリアル24:ブネ
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