概要
米コムキャスト傘下の映画会社「ユニバーサル・ピクチャーズ」が所有するソフト会社ではあるが、元々はパイオニア傘下による映像・音楽事業社(レーザーディスク→)「パイオニアLDC」と、日本ビクターと米CIC社による合併会社「CIC・ビクタービデオ」を母体とする。後者は2002年に米パラマウント映画傘下となり「パラマウントホームエンタテインメントジャパン」に、前者は2003年に電通傘下となり「ジェネオンエンタテインメント」に、それぞれ社名変更した。
設立当時の親会社であったパイオニアがワーナーミュージックの日本法人「ワーナー・パイオニア」から資本を撤退し、自社で音楽事業を始めるため、レーザーディスク社からパイオニアLDCに改組された。この縁で、2017年9月末までWMJの作品の流通を行なっていた。
2009年にジェネオンがユニバーサル・ピクチャーズの日本法人であった「ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン」と合併し、「ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント」となった。
2014年に現在の「NBCユニバーサル・エンターテインメントジャパン」に名を改められ現在に至る。
2016年にはパラマウント・ジャパンの映画配給部門を東宝東和の子会社「東和ピクチャーズ株式会社」に移管することに伴い解散したため、パラマウント映画が製作した作品のリリースを再開した。
2020年秋には米ワーナーブラザーズの日本法人である「ワーナーブラザースジャパン」が製作した作品をすべて販売することになった。
販売する映画ブランド
主な作品(ジェネオン、パイオニア時代含む)
(ユニバーサル・ピクチャーズが製作した映画はユニバーサル・ピクチャーズを参照)
アニメ
2002〜2014年頃は「ロンドローブ」レーベルからリリースされていた。現在は「ユニバーサル ピクチャーズ ホームエンターテイメント」の名称を用いる。
灼眼のシャナ(IIIのみワーナーからリリース)
Fate/staynight(第1作)
荒川版アルスラーン戦記
たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
実写映画
湾岸ミッドナイト THE MOVIE(ちなみにアニメ版もセル版がジェネオンから販売されているがユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンと共同で販売されていた(アニメ版のレンタル版は東映ビデオからリリース。レンタル版・セル版いずれもオービー企画から発売))
ゲーム
(いずれもパイオニアLDC時代の発売)
バウンティソードシリーズ
NOëLシリーズ
主な所属アーティスト
KOTOKO(一時期ワーナー日本法人に所属していた)
川田まみ(2016年引退)
黒崎真音(2023年2月死去)
関連タグ
ワーナーブラザースジャパン - 2011年のアニメ事業参入に伴い、一部のアーティストや作品が同社に移籍された。
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント - すなわち宿命のライバルともいうべき会社。1999年から2004年までユニバーサル映画作品の映像ソフト販売を行っていた。
I've - 一部ボーカリストが所属していた。企画品番は専用の「GN*V」が割り当てられている。