シャドウバースF
しゃどうばーすふれいむ
いま紡がれる、運命のバトル!
君と一緒なら、もっと熱くなれる!
概要
『シャドウバースF』は、Cygamesによるゲーム『Shadowverse』を原作とする、TVアニメ『シャドウバース』の第2弾。2022年春より放送がスタートされた。
タイトルロゴ内に表記されているタイトルは『シャドウバースFLAME』。
アニメーション制作は前作に引き続きZEXCSが担当し、スタッフも前作のメンバーが概ね続投した。その一方で、Fから加わったスタッフなどもいる。
物語の舞台は、前作から3年後の同じ街。主人公・ライトの出身地が、前作の舞台でもある「猫目町」であることや、放送開始当初の時点から前作の人物の登場が明かされており、後には本編内に登場したことから、前作との繋がりも存在している。
沿革
2021年10月8日より、アニメ公式Twitter(現X)から本作の制作が発表された。2022年1月12日には放送時期が2022年4月であることが決定した。
テレビ局は前作と同じくテレビ東京系列。放送時間帯は、2021年4月から前作が再放送されていた、いわゆるドアサ枠(毎週土曜午前10時)となった。
ストーリーは、第1話~第25話及び特別編が『シャドバ部復活編』、第26話~第37話が『シャドバ部対抗編』、第38話~第50話及び特別編2が『ワールドランキング編』と位置づけられている。
2023年3月25日からは一旦放送が終了され、同年7月から『セブンシャドウズ編』が放送開始された。第51話から第75話までが『セブンシャドウズ編』に該当する。また、当アニメの応援番組「マヂカルラブリーの全力!アニシャド応援部」が、同枠の4月から6月まで放送されていた。
そして、2023年12月23日には『セブンシャドウズ編』が終了。決戦となる『アーク編』は、2024年4月から放送開始された。その間はアニシャド応援部2が放送されていた。
2022年10月29日からは、ダイの大冒険の後継番組として、放送時間が30分繰り上がった(毎週土曜午前9時30分)。移動前の枠にはNinjalaが同じく30分繰り上がる。ちなみに枠移動の時期が変則的なのは、前番組が受けたアクシデントが原因。
月刊コロコロコミック2021年12月号には、アニメ放送に先駆け、吉野あすみによる漫画『シャドウバースFLAME デジフレ日記』が連載開始された。
原作アプリ版Shadowverseでは、本作の制作決定記念キャンペーンとして、2021年10月9日~11月1日までの間、期間限定の特別ログインボーナスとして、アニメのティザーキービジュアルのイラストを使用したカードスリーブなどの配布が行われた。
2022年3月31日~5月19日までは、本作の放送記念キャンペーンとして、アニメのキービジュアルのイラストを使用したカードスリーブなどの配布が行われた。
また、アプリ版Shadowverseにおけるゲームモードの一つ「パズル」は本作と連動しており、そちらをクリアすることで主人公・ライトの「リーダースキン」や、本作のキャラが描かれたゲーム内スリーブが入手できる。アニメ第5話などにおける「シャドバカード紹介」では、そちらのパズルクエストについて言及されることがある。
2022年9月27日には、アプリ版Shadowverseにて、本作初出のオリジナルカードが登場する第26弾カードパック『天示す竜剣』が実装された。
それに合わせて原作版とのコラボも実施され、コラボリーダースキンが販売されるほか、オリジナルのコラボストーリー『七炎友好編』などを含む「クエスト」が登場した。
また以降のカードパックにおいても、本作初出のオリジナルカードが少しずつだが登場している。
リアルTCG版Shadowverseである『Shadowverse EVOLVE』では、第2弾『黒銀のバハムート』から少しづつアニメ初出のオリジナルカードが登場。そしてエントリーデッキ第1弾~第3弾と共に、第3弾カードパック『フレイム・オブ・レーヴァテイン』にて本格的に参戦することとなった。
2023年4月1日からは、人気投票である「第1回アニシャド人気投票」が開催された。
2024年1月5日からは、第2回キャラクター人気投票「ベストパートナー」編が開催された。
2023年7月27日からは、『サンリオキャラクターズ』とコラボしたPOP UP SHOPが開催された。
同様のコラボはアプリ版Shadowverseでも開催されたが、アプリ版で登場したハローキティ、シナモロール、ポムポムプリン、クロミに加え、こちらではマイメロディ、キキとララもコラボグッズに登場している。
2024年9月28日に無印を含め約4年に渡った本編が完結、10月からは『ウマ娘プリティーダービー』のシーズン2とシーズン3の放送へ変わる模様。一部エリア(TOKYOMX以外)にとっては、事実上の本放送扱いである。
(そのため、Cygamesとしては引き続き枠を維持する形)
あらすじ
「シャドウバース」のプロプレイヤーを育成する施設、シャドバカレッジ。
転校生・天竜ライトは、7つあるシャドバ部の1つ「セブンスフレイム」に入部することを決意する。
しかし、セブンスフレイムは部員不足で廃部寸前!廃部を避けるべく、ライトは新入部員を探すことにする。
そんなライトを待ち受けていたのは、多種多様なカードを操る強力なライバルたちだった――
(公式サイトより引用)
登場キャラクター
シャドバカレッジ
若きシャドバプレイヤー達を養成する学校。ウルフラム・ゼルガによって設立された。
教科は国 数 英 理 社 シャ。これはアプリ版Shadowverseにおいても称号として後に登場した。
在学している生徒の人物は現状中学生しか登場していないためおそらく中学校。
部活動はサッカー部や水泳部などの一般的なものの他に、七つの「シャドバ部」が存在する。シャドバカレッジの生徒の中でも、本気でプロプレイヤーを目指すくらいにシャドバに真剣なプレイヤー達が所属している。
セブンスフレイム
メインキャラとなる主人公達が所属するシャドバ部。
色々ないざこざに巻き込まれて廃部寸前にまで追い込まれていた。
物語の主人公。
とある事情によってシャドバカレッジへ転校し、ひょんなことからセブンスフレイムへ入部する。
両親に愛されて育ち、妹が一人居る。シャドバについては初心者。
セブンスフレイムの部長を務める少年。
見た目は少女のようだが、ここ一番という時に発揮する芯の強さを持つ。
ライトの友達第1号。
普段はムードメーカーの立ち位置だが、時折暗い表情を見せることがある。
ひねくれた性格のデジタルアバター。
元はシックスマジックの影の部長として所属していた。
劇中劇の特撮系番組を好んでいる溌剌な女の子。
元はフィフスソードに所属していた。
ライト達の先輩であるダウナーな少女。
元はサードフェザーの部長として所属していた。
ジェントルマンと関係性が深い女の子。
人間関係が苦手な所がある。
ファーストリーパー
乱暴にシャドバをプレイする危険なシャドバ部。
ファーストリーパーの部長。
セブンスフレイムを潰しかけた張本人であり、それ以外でもシャドバカレッジを騒がせている攻撃的な人物。
ハルマとつるんでいる女子二人組。
ジェネシスカンパニー
前作にも登場したシャドバに関する作中内の企業。
- マルグリット・ヴァロア (CV:明坂聡美)
ジェネシスカンパニーの社長を務める女性。
かつては前社長レオンの秘書だった。
ジェネシスカンパニーの社員。
元々はシャドウナイツという集団に属していた。
セブンシャドウズ
最強のプロシャドバプレイヤーで構成された七人のメンバー。
セブンシャドウズのメンバーにしてシャドバカレッジの創立者。
ライトにシャドバカレッジへの招待状を渡した張本人。
- ヴォーデン・クラフト (CV:三宅健太)
セブンシャドウズのメンバーの一人。
冷静沈着だが、自ら積み重ねた理論と経験値で他者を圧倒する実力者。
セブンシャドウズのメンバーの一人。
劇中劇の悪役を好む、高圧的な態度の少女。
セブンシャドウズのメンバーの一人。
スバルの弟だが、彼とは事情があって対立している。
かつてヒイロのライバルだった少年。
現在はセブンシャドウズに所属し、ヒイロを支えている。
前作の主人公の少年だが、素顔は仮面で隠している。
現在はセブンスシャドウズに所属し、実力もその中で一番と目されている。
前作からの登場人物
上記以外の前作にも登場しているキャラ。
国民的アイドルの少女。
「大切な人」がいるらしい。
現在は高校生となった女子。
アリスと同じく「大切な人」がいるらしい。
現在は高校生となった男子達。
ジェネシスカンパニーと関係している少年。
- ヴァネッサ・ジュスティーヌ (CV:小松未可子)
悪名高きジュスティーヌ姉妹の姉。
- ビビアン・ジュスティーヌ (CV:豊口めぐみ)
悪名高きジュスティーヌ姉妹の妹。
- 司会者 (CV:檜山修之)
前作から全国大会の司会者を務めている人物。
- マイ (CV:諏訪彩花)
シャドバスタジアムの自称・看板受付嬢。
変わった口調や語尾の持ち主。
シャドバプロプレイヤーの一人。
マジックショーが趣味。
シャドバプロプレイヤーの一人。
実力はどこか空回り気味。
- 九鬼ズオウ (CV:興津和幸)
シャドバを「狩り」と称する荒々しい少年。
財善寺家の後取り娘。
現在はプロプレイヤーとなっている。
伝説のイタリア料理人。
前作では小太りだったが、現在は見違えるほどハンサムな見た目となった。
前作で「スマホ狩り」を行っていた不良の少年。
- 蛇神コウ (CV:河西健吾)
気だるげな雰囲気をまとってる少年。
デジタルフレンド
通称:「デジフレ」。デジタル世界のカードの生命体で、シャドバプレイヤーの相棒的存在。
それぞれゴールドレアのカードであり、仲良くなるとレジェンドカードになってくれるらしい。
ドラゴンクラスのカード「ナックルドラゴン・ドラグニル」。相棒は天竜ライト。
他のデジフレとは違い言葉を話し会話ができる特殊な存在。そのためシャドバ初心者であるライトへシャドバについてアドバイスすることもある。
当作品の関連番組となる『おはスタ』にも出演している。
エルフクラスのカード「ブロッサムウルフ・スレイド」。相棒は蜜田川イツキ。
ネクロマンサークラスのカード「プチゴースト・バケルス」。相棒は真壁スバル。
ロイヤルクラスのカード「スピアナイト・アミロス」。相棒は風祭レン。
ビショップクラスのカード「ジェムストーン・ウィンギー」。相棒は小鳥遊ツバサ。
ウィッチクラスのカード「ミスティッククイーン・メイティ」。相棒はジェントルマン/乙坂シオン。
ニュートラルクラスのカード「セラフィックレオ・ガルエル」。相棒は白銀ミカド。
ヴァンパイアクラスのカード「パンクデビル・デモニア」。相棒は邪星リョウガ。
主題歌
OP
- Tick-Tock
- 歌:NEWS
- 作詞・作曲・編曲:ヒロイズム
- 灯火
- 歌:Half time Old
- 作詞・作曲:鬼頭大晴 編曲:Naoki Itai、Half time Old
- Do or Die
- 歌:ナノ
- 作詞:ナノ 作曲・編曲:堀江晶太
ED
- STAR
- 歌:超ときめき♡宣伝部
- 作詞・作曲・編曲:MUTEKI DEAD SNAKE
- シェケナーレ
- 歌:OCHA NORMA
- 作詞:児玉雨子 作曲:ANDW 編曲:中村瑛彦
- HEAVY GAMER
- 歌:LIL LEAGUE
- 作詞:SHOKICHI 作曲:SKY BEATZ, SHOKICHI 編曲:SKY BEATZ
関連イラスト
関連動画
関連タグ
カードファイト!!ヴァンガードwill+Dress:テレビ東京系、ドアサ放送(そちらは途中から)、カードゲームアニメという共通個所がある。Shadowverseのリアルカード版『Shadowverse EVOLVE』ではブシロードも製作協力に加わっている。後にカードファイト!!ヴァンガードDivinezではシャドウバースFと同様に第1クールと第2クールを挟む形でヴァンガードのバラエティー番組を挟み、更に言えばEVOLVEでヴァンガードのコラボパックが出ることになった。